大沢朔夜の雑記

ペルソナの裏を疑え

つまり、他人が「表向きの顔」（ペルソナ）の裏に隠している本音を疑うべし。

そういう忘れられがちな常識について、今一度警鐘を鳴らしておきます。

自分はよく、

「毒親育ちな上にその親からなかなか離れられなくて、辛いけど頑張ってる……」

みたいな話を書きます。

そういう話を日頃公言しているうちに、

「毒親の精神的支配と戦う、孤独な革命戦士」

みたいなペルソナを被っている自分に気付きました。

そのペルソナは、少なくとも最初から意図的に作ったものではありません。

しかし今後、この雑記のPVを伸ばすために、そのペルソナを意図的に強化していく可能性もあります。

それのみならず、将来有名になって影響力を得たら（まだその可能性を諦めてはいません）、

・貢献大好きな人のペルソナを被って、自分の「役に立つ」商品やサービスを売り込む

・個人として自由に発言しているクリエイター・事業家のペルソナをかぶりながら、コネがある偉い人たちをヨイショする

というように、商売上の都合で、意図的にペルソナを作るようになる可能性もあります。

自分自身、近年は、影響力を持っている人たちの言葉の裏を疑うことが増えました（むしろ今更？）。

自分は今のところはまだ、割と自由に発言できる無名のクリエイターです。

だから、将来の自分は嘘まみれのペルソナを被ってるかもしれない。そうなった時は、ぜひともその裏側の本音を疑ってもらいたいと、今のうちに警告しておきます。