大沢朔夜の雑記

「人生なんとかなる！」……のか？

最初に注意喚起させていただくと、「もう人生どん詰まりでどうしようもない……！」という思いが頭から離れないくらい追い込まれているかたには、心療内科などへの相談をおすすめします。

この記事のタイトルは、「人生　なんとかなる」でヒットすることを狙ってつけました。

そのキーワードでこの記事を見つけてくださったかたには申し訳ないのですが、この先に書いてあることは、

「人生なんとかなるから諦めるな！」

という励ましやアドバイスではありません。

むしろ、

「どうにもならない人生もあるんだよ……」

という、現実の闇のお話をしたくて書きました。

結論から言えば、どうにもならなかった人生はいくらでもあります。

例えば、職を失って心を病んでしまって、そのまま求職活動もできずに孤独死してしまった人……みたいな話も、ニュースで見たことがあります。

最近でも、コロナ禍による失業のために自ら命を絶つかたが増えてるのは、読者様も耳にしていると思います。

そういう話を本人の諦めや努力不足として、つまり「なんとかなったはずの話」として片付けるのは簡単です。

しかし例えば、

・劣悪な家庭環境

・景気の悪化

・公的なサポートの不足

といった外的要因の影響によって、どうにもならないまま人生を終えてしまう人の話は後を絶ちません。

「人生なんとかなるから諦めるな！」という励ましが世の中にあふれていても、それで救われない人たちが、現実に出ているのです。

自分自身、まだ諦めずに頑張っているつもりです。しかし、最近は貯金がやばくなってきたため、人生どうにもならないかも、という恐怖が強まってきています。

だから自分は、もしお金持ちになれたら、「どうにもならない」人たちへのセーフティネットとしてベーシックインカムを支給したいと思っています（https://kakuyomu.jp/works/1177354054895092612/episodes/1177354054898093803）。

そして、

・あとちょっとの助けがあれば自立できる人

・「ただ生きていたい」という人

が生き延びられるように、力を貸したいと思っています。

それが実現するまで（少なくとも、実現する可能性を失わないために）、どうにかして生き延びるつもりです。

残念ながら今の自分には、人生どうにもならなくなったかたに貸せるほどの力はありません。

それでも、今まさに「人生どん詰まりだ……」と苦悩されているかたがこの記事を読まれたら、どうにかして生き延びてくださることを願います。