調子悪い時期に得た教訓
自分には、長編小説を書くにあたって一つのジンクスがあります。それは、
・春ごろに企画しだした新人賞向け長編の制作は長引く
ということです。
2015年と2016年の春ごろ企画した作品の完成は、それぞれの年の秋までかかりました。
去年の同じころに企画しだした作品を賞に出せたのは、なんと今年の4月頭です。
今年の春に企画しだした作品も、昨日一通り書くところまでは終えられたものの、まだ推敲が残っています。
つまり、今年もジンクスに打ち勝てませんでした。
しかし今年は、特に夏ごろに、
・梅雨時の豪雨
・母が家にいる時間が増えたこと(大沢は、両親が家にいると無意識に緊張します)
といったストレス要因のために執筆の効率が低下していた、ということに気付きました。
だから、その調子悪い時期から得た教訓もあります。具体的には、
・執筆の効率を下げるストレス要因がない時(大沢の場合、家で一人の時)に書くか、可能ならその要因から離れる(=一人暮らしするか、家の外で書く)
・(豪雨の時期や、大沢の場合なら父の休日など)どうしてもストレス要因がある時は、執筆以外の(なるべくクリエイティブさが必要ない)作業や、読書・映画視聴などのインプットをしたほうが有意義
といったことです。
そうした教訓を得られた分、今年は成長したかもしれない、と思います。
上の教訓を、もっと抽象化して語るなら、
・調子悪かった時期があったら、具体的な原因を特定して排除する
・調子悪い時期の最中は、調子悪いなりにできることをする
という教訓が引き出せると思います。
創作以外にもいろいろな仕事に使える教訓だと思うので、参考にしていただければ幸いです。
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