悪いことばかりではないけど
最近、自分の家庭環境の悪いところについてばかり書いてますが、それが全てではありません。
自分に対して両親は、殴る・食事抜くなどの肉体的な虐待やネグレクトはほとんどせず(父にはたまに殴られましたが)、少なくとも衣食住の面では満たしてくれました。
父は自分(大沢)たちが小さい頃はよくおもちゃ買ったり遊んだりしてくれたし、今でも(恥ずかしい話ですが)父の名義で自分のスマホの通信料を払ってくれています。
母もうちの家事のほぼ全てを一人で引き受けてくれているし、機嫌がいい時なら、自分(大沢)と冗談言い合ったりもしてくれます。
だからうちの環境は、いつも殺伐としていて、ただ生きることにも困るほどだったわけではありません。
ただ、両親も機嫌が悪い時は人格否定してきたり、「社会の歯車」的な考えかたを怒鳴り声で説教してきたりするなど、一気に殺伐とすることが何度もありました。
だから自分は残念ながら、人間性や生きかたのレベルで「どんな自分でも・どんな生きかたをしても大丈夫」という安心感を、家族からもらえなかったのだと思います。
むしろ、
「他人の機嫌を損ねたり社会の暗黙のルールに抵触したりすることは即死トラップだ。だから自分を出すことはよくない」
くらいの緊張感を、おそらく今でも無意識に持っています。
そのことは、衣食住保障してもらったことを帳消しにするレベルで、自分の人生を現在進行形で傷つけてると思います。
ご家族に衣食住保障してもらっても、何か満ち足りないかたは、精神面で満足や安心をしてるかどうか振り返ってみるといいと思います。
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