うらやましいなぁ

昨日、心の毒が薄まってる……と思ったものの意外と疲れていたのか、丸一日小説執筆がはかどらず、夕方も憂鬱でした。

よって午後も、児童虐待についてのネット記事や毒親ブログなどを読み漁ってしまいました。

その後、夕方の憂鬱な時にやばい考えを持ちました。

不謹慎を百も承知で申し上げると、

「幼いうちに虐待で死ねた子供がうらやましいなぁ」

と思ったのです。


どういうことかと言うと、まず虐待死した子供は、

・幼いうちに人生を終えてしまったので、心の傷(=大人として生きていく上での多大なハンデ)を抱えたまま生き続けなくていい

・子供が肉体的に死ぬような虐待は法律上の罪となるので、加害者である親を社会に罰してもらえる


一方で自分は、

・人格の基礎が作られる子供時代に「あんたそんなことでは生きていけんよ!」という感じの否定的な言葉を怒鳴られたり、家族の喧嘩を見てきたりするなど、精神的には生きた心地がしないレベルのストレスを受けてきた。その「後遺症」を成人してもずっと引きずっており、生きづらい

・それをした家族が罰されも反省しもせずにのうのうと生き続けているのを見ている

からです。


上に書いたことを単純化すると、「生きていても辛いだけ」という思いが見えてきます。

言い換えると、幼少期の辛い体験は、人生そのものが嫌になるレベルで人の心の根っこを傷つけます。

肉体的なものも精神的なものもひっくるめて、あらゆる虐待が一件でも減ることを願っています。

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