毒はずっと毒のまま

自分にも、

「両親に経済的には食べさせてもらっていることに感謝し、そのことを励みにしよう!」

と頑張っている時期がありました。

実際、両親に対して心から感謝できた時も、なくはないです。


しかし精神面では、やはり両親に対して息苦しさを感じることのほうが、圧倒的に多いです。

例えば最近でも、

・母が家にいるときにクーラーをつけると、「この程度でクーラーつけるな!」と怒られないか心配になる

・母と一緒に夕食を食べているとき、「稼ぎがないんだから働け」(母にとって、小説やカクヨムは仕事のうちに入らないみたいです)みたいなお説教を食らわないか心配で、仕事の話につながりそうな話題は避ける

・父は大雑把な人ですが、「(外から帰ってきた後)ちゃんと手洗いした?」と聞いても逆切れされそうで聞きづらい

などといったことがあり、両親と過ごしていても、リラックスできることがほとんどありません。


つまり、毒親の毒はいつまでも毒のままです。

それをどうにか「消化」して、「薬」や「栄養」に変えようと努力することが、自分にも何度かありました。

それを最近辞めて、自分は楽になりました。

今はまだ毒親から離れられないかたでも、同じように気を楽にすることはできると思います。

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