甘い香りに触れたら

ミステリーということで少し身構えて読み始めましたが、内容はとても可愛らしく、いつもの日常に香り付けをしたようなやさしいミステリーです。
ひとつずつ丁寧に可能性を消していきながら近づいていく答えが気になって、どんどん読み進めてしまいます。そして謎の答えと共に気付いていくのは明庭先生の魅力。西寺さんからみた明庭先生はとても丁寧で細やかな描写で綴られていて、決して華やかとはいえないその不思議な魅力に心を奪われる人も多いのではないかと思います。

もちろん、私もその一人です。