私が異世界物を書く理由
結婚してからパートナーに対する不平不満をネットにまで垂れ流してる人達のことは私には理解できない。ましてや<性格>とか<価値観>とか<金銭感覚>とか<味覚>とか、付き合ってる段階でも察することが
結婚してからパートナーに対する不平不満をネットにまで垂れ流してる人達のことは私には理解できない。ましてや<性格>とか<価値観>とか<金銭感覚>とか<味覚>とか、付き合ってる段階でも察することが
で、ここまで考えてきたけど、うん! 分からない! まったく分からない!
相手を『処女か非処女か』っていう属性でしか見ない相手を好きになれる要素というものが私にはさっぱり分からない!
そしてこれは翻って、
『男性を属性でしか見ない女性を好きになれる要素というのがまったく理解できない』
ということでもある。
私も、ダンナの外見にまず惹かれたのは事実。そこは嘘を吐いても仕方ない。でもさ、ダンナと私との間にある諸々のハードルを乗り越えてなお一緒に人生を歩みたいと思えたポイントは、結局、ダンナ自身の<在り方>そのものだったんだよ。
人生観とか死生観とかそういう突っ込んだところまで含めて私はダンナ自身に惹かれた。だから法律婚ができない(いや、本当はできなくもないんだけどさ。いろいろと大変なだけで)のを承知の上で、事実上の<未婚の母>になるのを承知の上で、一緒に生きることにしたんだよ。彼の子供を生みたいと思ったんだよ。
それがなきゃ、はっきり言って、
<観賞用のイケメン>
で終わってたと思う。漫画やアニメのキャラでもさ、
『きゃーっ♡ カッコイイ♡』
って思うのはたくさんいるよ? でも、もし実際に付き合うとかとなったら、
『いや、無理。これは無理。安心した日常生活なんて望めない』
みたいに感じるのは多いよ。あくまで、自分に影響が及ばないところで読者や視聴者の視点で見られるからいい。ってのがあるのは事実。付き合えるチャンスがあったって付き合おうとは思わないのが普通。
でも、ダンナはそうじゃなかった。そういうことだよ。
ダンナは間違いなく私や子供達を大事にしてくれるのが分かった。だから一緒に暮らす決断もできた。
それだけの話。
結婚してからパートナーに対する不平不満をネットにまで垂れ流してる人達のことは私には理解できない。ましてや<性格>とか<価値観>とか<金銭感覚>とか<味覚>とか、付き合ってる段階でも察することができるもので文句を言ってるのがまったく理解できないんだよ。
<恋は盲目>
とはよく言うけど、相手のことをよく知りもしないうちから結婚を決めるのって、責任ある大人のすることなの? とは思う。
だからって、『失敗した!』『離婚を考えてる!』って人達のことを馬鹿にしたいわけでもないんだよ。人間って失敗する生き物だからさ。私だって散々失敗したしやらかしてきたからさ。
<黒歴史>だって山盛りだよ。今でも思い出して、
「ぎゃーっっ!!」
ってなることもしょっちゅう。
でもさ、自分が選んだ相手のことを罵られるその神経は、やっぱり理解できないんだ。
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