私はさ、自分の子供が<イジメの被害者>にならないようにというのも当然だけど、それ以上に、『<イジメの加害者>にならないように』ってことに気を付けてるんだよ
私はさ、自分の子供が<イジメの被害者>にならないようにというのも当然だけど、それ以上に、
『<イジメの加害者>にならないように』
ってことに気を付けてるんだよ。
だって、そうすれば、当然、自分の子供が何をやってるのかってのに注視することになるし、子供の普段の様子にも目を配ることになるし、それは結果として、『イジメられてる』状態も早々に察知できると思うんだよね。
何より、<加害者>がいなければ<被害者>も出ないわけじゃん?
もちろん、自分の子供がイジメをしなくたって余所の子供がイジメをしてたら<イジメ被害者>は出るけど、だからって、
『自分の子供を<イジメ加害者>にしていい』
って道理にはならないでしょ?
私はね、
『イジメはイジメられる側にも原因がある』
とかいう<言い訳>を許すつもりはないの。てか、何か事件とか起こるたびに、加害者の供述に対して、
『他人の所為にするな』
『社会の所為にするな』
とか言ってる人が、『イジメはイジメられる側にも原因がある』とか言って『他人の所為にする』のはおかしいよね?
いくら相手に原因があろうがきっかけがあろうが、<犯罪>は犯罪なんだよ。暴行・恐喝・脅迫・強要・窃盗・器物損壊はれっきとした犯罪。
その犯罪行為に<情状酌量の余地>があるかどうかを判断するのは、司法の役目。加害者が勝手に、
『相手に原因があるからやっていい』
って判断しちゃダメだって、なんで親が教えないの? って話だよ。
親は、<大人>でしょ? <大人>なんだったら、『暴行・恐喝・脅迫・強要・窃盗・器物損壊はれっきとした犯罪』で、『犯罪行為に<情状酌量の余地>があるかどうかを判断するのは、司法の役目』ってことくらい、知ってなきゃおかしいよね?
知ってるなら子供にも教えないとおかしいし、教えないのは怠慢以外の何ものでもないでしょ?
『今はネットとかでイジメをするから分かり難い』
なんてのも、ただの<言い訳>にしか思えないけど? そもそも、
『ネットは仮想空間なんかじゃなくてあくまで現実の一部でしかなく、他人からも見えるということは公共の場である』
ってことをなんで自分の子供に教えないの? てか、大人である親がそもそも理解してなかったりするのかもだけど、それ自体がもうおかしいよね?
<大人>なのにさ。
<Windows95>が発売された当時に高校生とかだった世代も、もうとっくに中年だよね? ガラケーでネットができるようになってからどれだけ経つ? スマホが普通に売られ始めてからどれだけ経つ?
スマホが出始めた頃に高校生とかだった世代でさえ、もう、子供がいてもおかしくない年代だよね? それでまだ、
『ネットのことはよく分からない』
とか、言い訳すんの?
<いい歳をした大人>が。
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