<孤独>であること自体は別に<悪>じゃないと私も思うよ、私も、結構な期間、<ボッチ>だったしさ

<孤独>であること自体は別に<悪>じゃないと私も思うよ、私も、結構な期間、<ボッチ>だったしさ。


問題なのは、その孤独を理由に、自分が孤立しているのを理由に、他人を攻撃しようっていうのがいることなんだと思う。


なんでそんなに、『孤独だ』『孤立だ』言われることに過敏に反応するの? 別に『孤独は悪だ!』って直接言われてるわけじゃないんだろうから、気にしなきゃいいだけのことだと思うんだけどね。


『孤独を抱えてる人孤立している人に手を差し伸べよう』


みたいな 話だって、


『いや、自分が望んで孤独を楽しんでいるんだから必要ないです。その手は本当に孤独で孤立して辛いと思ってる人に差し伸べてあげてください』


って言えばいいじゃん。それだけのことだと思うんだけどなあ。なんでわざわざ、


『孤独を<悪>扱いするな!』


みたいなことを言わなきゃいけないんだろう。そんな風に言わなきゃいけないっていうことは、そんな風に感じるってことは、実はそれを言ってる本人が、一番、『孤独は<悪>だ!』って思ってるって事なんじゃないのかな。って私は感じるんだよね。


まあ、もっとも、私がそう感じること自体がこれはもう私自身の感性の問題だから、『私が感じてる通りに他人も感じるべきだ』と言い出しちゃ、これはまた、ただの押し付けになっちゃうけどさ。


だけど、孤独であることを『問題じゃない』と本当に思うのなら、


『<孤独を感じている人><孤立している人>に手を差し伸べるべき』


みたいなことを言われても、それを、


『孤独は<悪>だと言われている!』


みたいに解釈する必要もないと思うんだけど?


孤独であることを楽しんでる人に余計なお世話を焼く必要はないにしたって、孤独や孤立を理由に他人を攻撃せずにいられない状態にあるのを放置してていいわけないと思うんだけど? 私は、自分の子供達がそんなことしてたら放っておかないよ? 『お節介だ!』とか言われたってお節介焼くよ? 他人を害してるんだったらね。


『<孤独を感じている人><孤立している人>に手を差し伸べるべき』=『孤独は<悪>だと言われてる! 攻撃を受けてる!』と解釈し、『やられたらやり返す』的な理屈を盾に『だからこっちも!』みたいに考えずにいられない状態にはしておかないよ。


『やられたらやり返す!』ってのは、相手の所為にすることで自分の行為を正当化するためによく利用される詭弁だからね?


<余計なお節介>だったら辞退すればいいだけなんだよ。


なのに、『<孤独を感じている人><孤立している人>に手を差し伸べるべき』と言ってること自体を<悪>であるかのごとく解釈して『やられたらやり返す!』と攻撃するのは、違うと私は思う。


親や誰かに過干渉を受けてきた辛い過去があったとしても、それはあくまで過干渉してきた<親>や<誰か>のやらかしであって、『<孤独を感じている人><孤立している人>に手を差し伸べるべき』と考えてる人全員が<敵>ってわけじゃないからね?


それをわきまえられないなら、


『孤独を楽しんでる』


なんて、とても言えないんじゃないかな。


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