私が異世界物を書く理由
正直、面倒くさいと思う。そこまでやってられるかと感じると思う。だけどさ、大事なことだよね。その大事なことを面倒くさいからやりたくないって考えてて、それで子供が大人を尊敬してくれると思う?
正直、面倒くさいと思う。そこまでやってられるかと感じると思う。だけどさ、大事なことだよね。その大事なことを面倒くさいからやりたくないって考えてて、それで子供が大人を尊敬してくれると思う?
正直、面倒くさいと思う。そこまでやってられるかと感じると思う。だけどさ、大事なことだよね。その大事なことを面倒くさいからやりたくないって考えてて、それで子供が大人を尊敬してくれると思う?
私にはとてもそうは思えないし、実際、尊敬なんかしてこなかった。私の両親は、とにかく自分だけがいい目を見たいと考えてる、そういうタイプの人間だったからさ。
自分がそういうタイプの両親を尊敬なんかしてなかったって言うのなら、自分がそんな親になっちゃだめだよ。自分が尊敬してなかった親に自分がなるということは、甘え以外の何だっていうのさ。
もちろん人間はどこまでいっても完璧にはなれない事実は確かにある。
でも、だからって努力しないでいいという話にはならないと思うんだ。これも結局、子供に示すべき手本の一つってことだと思う。努力をする姿というものをまさに親が自分の姿で示すべきなんじゃないの?
まあ、こんな偉そうなこと言ってても、私だってやっぱり完璧じゃないわけで、完璧じゃないから、子供たちに対しても頭ごなしに怒鳴ったりはしないように心がけてるんだ。
自分の言ってることが自分で実践できてないのに、何で子供に偉そうに言えるんだよ。偉そうなこと言ってるのに本人はそれを実践できてない人間とか、尊敬しないでしょ?
スポーツのコーチとかについては、もちろんコーチ自身が言ってるとおりのことを自分でできるとは限らない。そういうのもあるけど、でもスポーツのコーチは、特にプロスポーツのコーチは、結果が出せないとなれば、解雇することだってできるよね。だけど親は解雇できないんだよ。普通なら。本当に親子の縁を切るというのは、並大抵のことじゃない。
だから親とスポーツのコーチとかを同列に語ることはそもそも適切じゃない。
で、そこで親が頼ろうとするのが、<育ててやった恩>だったりするんだけど、それがもうただの<詭弁>だからさ。
何しろ子供は、本人が望んで生まれてきたわけじゃない。
『どうか自分を生んでください』
と親にお願いして生まれてきたわけじゃない。それなのに、本人の承諾もなく勝手に生んでおいて、
『育ててやったんだから感謝しろ』
とか、悪徳業者もビックリの暴論じゃん。
そもそも、そんなこといちいち言わなくても子供に尊敬してもらえる親だっているじゃん。つまりそういうことだよね。
そう言うと今度は、
『尊敬しない方が悪い』
みたいなことを言うだろうけど、いわゆる悪童だって尊敬してる相手がいたりするじゃん。尊敬してもらえないのは、つまり『尊敬に値しない』って思われてるって事なんじゃないの?
私は、自分の子供達に尊敬されてなくたって、それを悪いとは言わないよ。
あくまで、子供達から見て尊敬に値しない私自身の問題だからね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます