君のいない未来へ来ました

あとがき

【あとがき】

読んでくれたみなさまへ。

まず感謝を言わせてください。

ずっと高校生の頃からタイムリープに興味があって、17歳の頃、僕はひとつ時間がループする物語を書いたことがありました。

今ではその原稿はなくしてしまったけど、ずっと頭の中にその物語があって、この小説の元になっています。

だから17歳の僕がこの物語の中には染み込んで生きています。

最初はできるだけわかりやすい青春小説のつもりでしたが、結局はいつもの僕の小説になっていきました。

不思議なものです。

僕はいつも一筆書きなので展開やラストなど決めないで、ただ小説がどうなりたいのか、それに従う奴隷です。

だから自分で、こうなるんだ、と驚きます。

この小説を助けてくれたいくつかの作品を参考文献として。

ふくろうず「ループする」、リリィシュシュ「飛べない翼」、小説「君の膵臓をたべたい」、アニメ「うる星やつら　ビューティフルドリーマー」などなど。

まだこれは初稿です。

これから書き直して完成させます。

最後に。

青春を過ごしている若者達へ、青春時代を大切にしている大人になった皆様へ。

眩しいぜ。

荒木スミシ