テレビのニュースじゃわからなかった事実を知ることができました。コロナについての意識が低くなってきた昨今に必要な作品だと思いました。自分がどれだけ世間知らずで無知だったか思い知らされました。
当時も読みましたが、今、再読しました。もっと多くの人に読んでいただき、各々でマスコミや煽るだけの人達についてのこと知ることと、科学的な考えで正しく行動してほしいです。日本で、本当に流行してるの?
世界の終わりを告げるかのような専門家の言葉でもなく、いたずらに危機感と悲壮感を煽るマスコミ報道をなぞるものでもない。あの日、ダイヤモンドプリンセスの2週間を経験した当事者として、冷静に真摯に伝えようとするノンフィクション。観察者としての低温な文章が、かえって当時の雰囲気を豊かに表現しており、克明な記録として残っていくのは間違いない。カクヨムに来てまず読むならこれ、といっても良い!
もし時計の針を戻せるなら、このダイヤモンドプリンセスの手記間も無くを、識者も交えた検疫手段に推敲を重ねて、紙媒体で緊急出版すべきだったかもしれません。いや、出版よりweb媒体の方が迅速性があるのはごもっともですけど。やはりwebは信頼性が…どうしてもですよねこの2020年3月の段階では、世界の感染者10万人で、1億人超えの今ではここしかないターニングポイントですのに、悔しいなしか有りません。エッセイの社会性をより深く考えさせる今作品と共に、歴史的なトピックを皆で深く受け止めましょう。