泉ちゃんは、岩田先生の事が好きなんだけれど、夏の大会を最後に学校を辞めるらしい。
事実を確認した泉ちゃんは、自身の魅力で先生をオトして、辞めるのを延期させようと決意します。
そしたら部活中に、男子剣道部主将の明石くんが泉ちゃんに告白してきます。
なんてタイミング! その告白を断ると――。
なんじゃこりゃ! と言いたくなるようなベタな青春ストーリー。
岩田先生、寄りによってその答えはないでしょ?
美少女泉ちゃんに、充てられちゃいましたぁー💕
明石くん以下、男女剣道部部員の名(迷?)サポートが光る❇
泉ちゃん、早まったんじゃないかと思いつつも、本人が幸せなら良いかなと。
タグが内容と乖離した詐欺小説でもあります。タグに釣られて読んだのにぃっ★
ちくしょう、金返せ💸
物語の主人公は剣道部の女子高生。顧問の先生に片想いしています。
ただその顧問の先生は実家の都合で剣道部の顧問を辞める運びになります。
主人公は玉砕覚悟で顧問の先生を「落とす」と宣言する。
他の剣道部員を巻き込んで、あれこれ企みを進めるのですが……。
と、これ以上言及するとネタバレになるので控えておきます。
剣道部員たちのキュートやりとりに思わずニヤケてしまいました。
でも更に驚いたのはそこではない。
キュートな青春ドラマの影に巧妙な仕掛けが仕組まれていたのです。
(仕組んだのは作者さん)
それに気づいたときには「あっ、シマッタやられた!」と心の中で叫んだほどです。こういうのを、「一本取られた」というのでしょう。
言葉の遊ばせ方がとてもお上手な方で、羨ましいかぎりです。
とても愉快で痛快なお話で最後まで楽しませてもらいました!