かくて我が家の一年が過ぎ去った、という話

 というかですねー。令和がもう五年になるってのが少なからずショックでして。つい先日始まったばかりじゃなかったのかよ、って感じですよ。平成の元年から五年ってもっと長かった記憶があるんですがねー。まあ、俺もちょうど多感な青少年時代でしたからねー(遥か遠くを見る目)。いやだいやだ。年は取りたくないですねー。


 今年の我が家は夏に巨乳がコロナにかかって少しの間だけ乳が萎んでたぐらいしかトピックがないのですが。あ、そういえば車買い換えましたね。半導体不足で注文がキャンセルされて一時はどうなるかと思ったんですが、たまたま輸送中だった車をキャッチすることができて。いや、ホント紙一重でした。次の配車から値上がりしましたからね。値上げ直前の車に運よく乗れて助かりましたよ。前の車はもう売っちゃってましたから。引き渡し日ぎりぎりに新車の納車が間に合いました。ま、少しばかり予算オーバーの車に乗ることになったんですが。

 車替えて思ったんですが、高い車に一度乗っちゃうとダメですね。もう大衆車では満足できなくなっちゃったかもしれません。この余裕と安定度は一度覚えると抜け出せない麻薬みたいなもんです。次の車はこの車が基準になりますからねー。まあ、しばらく先の話になりますが。


 さてさて、カクコンちょうど半分終了。今年は参加しないつもりだったんですが、みんな楽しそうだなー、と羨ましく思っていたところにブートキャンプなるイベントが開催されまして。十日間毎日投稿して十万字、とかいうよく考えるとオニのようなイベントに釣られて過去作出してみました。

 個人的にとっても思い入れのある作品です。溢れる幼女への愛が詰まった傑作(笑)です。

 再公開するにあたってついでだから改稿しようと一通り読み直したんですが、これは我ながらよく書けてる! ストーリー展開のテンポといい、伏線の入れ方といい、ギャグの落とし込みといい、いや、俺、どんだけ張り切ってんの? 書籍化作家なの? と言いたくなりました。まったくストーリーに手を入れるところありませんでしたよ。自分でも驚くほど完成度高かったです。結局セリフと描写をすこーしいじっただけでした。


 今ちょうど序盤の導入が終わって悪魔が登場し始めたところです。ここから出るわ出るわ(笑)。加速度的に増していくんですが……(なにが?)。既読のみなさまも未読の方も。お正月の暇潰しに是非お目通しいただければと思います。


 見習い天使はそこにいる Revised!

 https://kakuyomu.jp/works/16817330650991074017


 ◇


 そしてカクコン参加作の中からご紹介。


 エパンテリアスさん「彼氏持ちの君と、運命の悪戯。」

 https://kakuyomu.jp/works/16817330649480496001


 カクコンのプロ部門にご参加されている、ということは書籍化作家さんなんですよね。それも二冊も出しているという。実績十分。変な表現ですが、すごくまじめなラブコメを書かれる方なんです。

 ただプロの方ですのでコメントには一切返信しないというポリシーをお持ちのようで。あと、多筆な方なのですが、作品を完結せずに途中で必ずフェイドアウトするんですよ。俺はこの人の作品をもう何作も読んでるので「あ、これはそろそろフェイドアウトするなー」というのが感触で分かるようになってきました。同じ場面を何回にもわたって描写したり、更新間隔がだんだん空いてきたり。何の得にもならない技能ですけどね。

 今公開されているこの方の作品、全部途中で放置されたもので、エンディングまで書かれたものは一個もないという。ここまで来ると最初から完結させる気はないとしか思えないですね。書籍化の際にはどうしたんでしょうね。

 それでも設定の面白さとヒロインのかわいさ、けなげさで読ませてしまうというそれはそれですごいです。正直言って今のラブコメの書籍化にエンディングは一切不要なのではと思ってしまいますよね。


 もう一作。

 澄田こころ(伊勢村朱音)さん「【カクコン8】地の底より這い出る」

 https://kakuyomu.jp/works/16817330650191410711


 こちらも押しも押されぬ書籍化作家、こころさんのロマンチック民俗エロホラーです。心理的な怖さを狙ったサスペンスサイコホラーですが。さすがこころさんですねー。怖さと不気味さとエロさがほどよくブレンドされていて、とにかく怖いもの見たさで先が読みたくなるという大人のミステリーです。広げた風呂敷をどうやって畳んで来るか。プロのお手並みを拝見したいですね。俺が書くと多分まとめきれないです。

 今、民俗ホラーにつきものの不気味な老婆が惨殺されたところ。なんちゅーところで年の瀬を迎えさせて切りますかね。縁起悪い(笑)。


 ◇


 ということでみなさま、旧年中はお世話になりました。

 来たる新年がみなさまにとって素晴らしい一年になりますよう、心から祈念いたしております。

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