機械工学が発展し、AIやロボットが当たり前となった現代。人工知能が人を支配するのを防ぐため、個体数の制限が設けられた。最新のロボットが開発されると、廃棄されるロボットが生まれてしまうのだ。そんなロボットの処理を担当するシルバは、不必要な機械を次々とスクラップしていく。ある時、自分の後任が現れどちらが"適任"かを問われて…!?シルバの一貫した考え方がすごいなと思いました。AI好きの人は読んでみてください!
短い中でじわじわとしんどさが押し寄せてくる作品です。処分される機械を選別する作業を行う主人公の淡々とした感じがまたしんどさを押し上げてきます。さらっと読めるしんどさを求める人にはぜひ読んでほしい作品です。