第178話 『主要登場人物紹介③』【第一~四章+予告編まで】
バルネア「バルネアと」
メルエーナ「メルエーナの」
バルネア・メルエーナ「「主要登場人物紹介!」」
バルネア「さて、早いものでこの人物紹介も三回目になりました」
メルエーナ「今回で一区切りになります」
バルネア「皆様、私達が登場している小説、『彼は、英雄とは呼ばれずに』をお読み頂きありがとうございます」
メルエーナ「このお話も長くなってきましたので、第五章が始まる前に、キャラクターを一度整理して置こうという企画です」
バルネア「さて、これから登場人物の紹介をしていきますが、ここにいる私、バルネアとメルちゃんは、本編の登場人物とは別の視点(いわいるメタ視点)を持っておりますので、この話の私達の理解と本編での私達の理解が同じではないことをご注意下さい」
メルエーナ「私もバルネアさんも、知らないことが多すぎますので、こうしないと情報が整理できないためです。ご容赦下さい」
バルネア「さて、それでは今回も、始めていきましょう」
メルエーナ「はい!」
登場人物紹介 ⑤
マリア=レーナス(17歳)
身体的特徴:金髪で碧眼。誰もが一度見たら忘れられない美貌の持ち主
で、背丈は平均くらいだが、スタイルもものすごく良い。
性格:基本的に礼儀をわきまえておしとやか。そして、麗しい見た目から
深窓の令嬢と思われているが、剣を嗜むなど、意外とお転婆な一面を
持つ。
特技:領地経営 剣術 紅茶を美味しく淹れる事
好きなもの:義父母 買い物 お菓子 可愛いグッズ
嫌いなもの:人を上辺だけでしか判断しない人 悪政を敷く人
皆の仇である左右の瞳の色が異なる人達
バルネア「今回はまず、マリアちゃんの紹介ね」
メルエーナ「まだ本編のバルネアさんと私は、マリアさんとは出会っていないんですよね」
バルネア「そうね。基本的にプレリュードは顔出しで、第五章以降のキャラクターなので、どうしてもね」
メルエーナ「第五章以降は話の中心になっていくんですよね……」
バルネア「『身体的特徴』についてだけれど、顔がものすごく綺麗。男女を問わずに魅了するほどの美貌の持ち主。その上、スタイルもものすごくいいのよね」
メルエーナ「そうですね。胸もすごく大きくて……」
バルネア「メルちゃん、女の子の魅力は胸だけではないわよ」
メルエーナ「ううっ、ですが、私はあんなに綺麗ではないですし、剣術なんかもまるでできませんので……」
バルネア「でも、メルちゃんはマリアちゃんよりもジェノちゃんの好みを知っているでしょう? それに、二人で料理の話題で盛り上がれるのは、マリアちゃんにはできないわ」
メルエーナ「そうですね……。はい! 負けません! 頑張ります!」
バルネア「マリアちゃんの『性格』は、見た目通りにおしとやかなんだけれど、自分で自分のことはしたがるし、剣術も好きなお転婆なところもあるのよね」
メルエーナ「そうですね。そういったところも魅力的な女性です」
バルネア「『特技』の領地経営は、流石は貴族様という感じね。剣術の他に、紅茶を入れるのも得意というのは以外ね」
メルエーナ「普通の貴族の方とは異なり、自分の事を自分でしようとする方なんですよね」
バルネア「ええ。そういったところは好印象ね」
メルエーナ「はい。素直にそう思います」
バルネア「『好きなもの』は、義両親の他には、買い物やお菓子やかわいいグッズが好きという、年頃の女の子よね」
メルエーナ「そうですね。普段は貴族としての立場があるので、なかなか難しいようでしたけれど、あんな事件があったので、その結果自由になるというのはなんとも言えないです……」
バルネア「そうね。まぁ、その辺りは私達も気にかけてあげましょう。ただ、メルちゃん。メルちゃんは人が良すぎるから、敵に塩を送るのは程々にしないと駄目よ」
メルエーナ「いえその、別に敵とは思っていませんが……。いえ、その、分かりました……」
バルネア「『嫌いなもの』は、仇である左右の瞳の色が違う人達は別として、悪政を敷く人の他に、人を上辺でしか判断しない人というところが、マリアちゃんの潔癖さを表しているわね」
メルエーナ「そうですね。そう考えると、マリアさんの理想は高そうですね」
バルネア「そうね。ただ、ジェノちゃんって、メルちゃんの好みの性格に成長しているのよね」
メルエーナ「……そうですよね。美男美女でお似合いですし……」
バルネア「マリアちゃんはつらい経験をしながらも、前を向いて歩いていく強さを持った女の子。だから、メルちゃんも負けちゃあ駄目よ」
メルエーナ「ええ。頑張ります!」
登場人物紹介 ⑤
セレクト=カインセリア(24歳)
身体的特徴:茶色の髪に伊達メガネ。そこそこ整った顔立ちでやや高身長。
性格:温厚で人当たりがよく、たまに寝坊をする抜けた部分もあるが、癖が
強いものの、本業の魔法使いとしてはかなりの逸材でもあるし、政治
的な知識も豊富な知恵者。
特技:魔法 誰かに知識を教えること 戦場での指揮
好きなもの:教え子の成長を見守ること パスタ料理 安眠
嫌いなもの:自分の呪いじみた悪運 <緑眼>のサディファス
バルネア「はい。次は、セレクト先生ね」
メルエーナ「こちらの方も、まだ本編ではお会いしていませんね。」
バルネア「そうね。でも、マリアちゃん同様に、今後、重要な立場になる人なのよね」
メルエーナ「二十代半ばで、家庭教師的なことを生業に生活してきた人ですので、落ち着いた雰囲気をまとっています」
バルネア「教え子のことを本当に大切に思っている人だから、メイちゃんの事は本当に深い傷になってしまっているのよね」
メルエーナ「そうですね……」
バルネア「『性格』は本当に温厚な人ね。『特技』が誰かに知識を教えることというのも相まって、優しい先生のイメージがピッタリの人よ」
メルエーナ「今後、ジェノさん達に年長者としての立場から、いろいろアドバイスをしてくれそうですよね」
バルネア「そうなって行くでしょうね。ただ、教え子を本当に大切にしている人だから、その命を奪うきっかけを作った人達を絶対に許さないという復讐心も抱えているのよね」
メルエーナ「悲しいですよね。本当に……」
バルネア「『好きなもの』にパスタ料理があるわね。これは美味しい料理を作ってあげないとね」
メルエーナ「そうですね。それと、眠るのも好きみたいですね。時々、寝坊することもあるそうですけれど」
バルネア「そういうところも含めて、愛される先生みたいね」
メルエーナ「『嫌いなもの』は、やはりメイさんの仇である……」
バルネア「そうね……。それと、自分の悪運も大嫌いみたい」
メルエーナ「……辛いですよね。どちらも、セレクトさんが悪いわけではないのに」
バルネア「大人だから、その辺りの事を他人に見せようとはしないけれど、セレクト先生のそういった傷を理解してあげられる存在が必要ね」
メルエーナ「そうですね。……本当に、メイさんが生きていられたらまるで違ったはずなんですがね」
バルネア「そうね。そう思わずにはいられないわ」
バルネア「セレクト先生は優秀な魔法使いなんだけれども、欠点もあって、直接対象に触れるか、『お守り』と呼称している、予め自分の魔法の力を通した物体を介さないと魔法が発動できないのよね」
メルエーナ「リットさんのような事はできないということですね」
バルネア「そうね。ただ、これは長所にもなりえて、いくつもの対象に魔法を通しておけるから、本編でやっていたように、沢山の人と同時に会話を行えたりするわ」
メルエーナ「すごいですよね。これって、普通の魔法使いにはできないことなんですよね?」
バルネア「そうね。まぁ、リットちゃんならできるかもしれないけれど、他の魔法使いにはまず無理だと思っておいていいわ」
メルエーナ「すごいです、セレクトさんって」
バルネア「それに加えて、戦場での指揮も得意だから、かなりの逸材であることは間違いないわ。今後の活躍が楽しみね」
メルエーナ「そうですね」
バルネア「とりあえず、このシリーズはこの二人でおしまいです。今後は、また特別編を挟んで、いよいよ第五章の始まりになる予定です」
メルエーナ「お待たせして申し訳有りませんが、どうか今しばらくお待ち下さい」
バルネア「それでは、お読み頂きありがとうございました」
メルエーナ「ご意見やご要望が有りましたら、ご遠慮なさらずにお知らせ下さい」
バルネア・メルエーナ「「ここまでお読み頂き、ありがとうございました!」」
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