応援コメント

中国による台湾侵攻を考察する。」への応援コメント


  • 編集済

    興味深いエッセイありがとうございました。おもしろく、わかりやすかったです。


    そのうえで2点質問があります。

    ①台湾有事の国際社会の反応について

    台湾が国家要件を満たし、「実質的な」独立国であることは私も思います。

    しかし「実質的な」独立国であることと、「完全な」独立国であることはかなり異なり、私見では台湾は前者であっても後者ではないと思っています。このふたつを分けるのは国際社会からの認定です。台湾を国家承認している国家は13カ国(たしか)ほどしかありませんし、それに中国代表権問題におけるアルバニア決議を加味するとやはり台湾は「完全な」独立国ではないと思ってしまいます。

    なんでこういうことを言うのかというと、ウクライナとロシアの戦争のように、国際世論が中国批判一辺倒にならないのではないか、ということです。中国は台湾有事の際、内政不干渉原則を主張するでしょう。その論理がある程度通りやすい気もします。

    そうなると経済制裁等もどれほど強力なものが行えるのか疑問です。アメリカも台湾のことだけを考えるわけにはいきませんし、諸国の支持を取り付けられるのかどうか。

    そこで質問なんですが、白狐姫と白狐隊さまは台湾有事における国際社会の反応(とくにアメリカ以外の挙動)についてどのようにお考えですか。


    ②アメリカの軍事的介入の可能性について

    アメリカは台湾有事において一貫した曖昧戦略であると記憶しています。たしかに一度バイデンが台湾有事の際のアメリカの軍事的介入を明言しましたが、それもすぐあとにホワイトハウスによって修正されています。

    アメリカの本心としては台湾の半導体、さらにアジアの戦線維持のために台湾有事を成功させたくないのはそうでしょう。しかし一方でアメリカ側も中国と全面的に争うのは避けたいと考えているのでは。


    そこで、質問ですが、アメリカの軍事的介入についてどこまでの可能性があると踏んでいるのかお聞きしたいです。

    意見と質問がごちゃついてしまい、申し訳ありません。具体的な考察で大変ためになりました。ご回答いただけるとうれしいです。




    返信を受けての追記

    返信ありがとうございます。

    アメリカやヨーロッパが半導体を完全委託していることははじめて知りました。ありがとうございます。ためになります。

    再度となりますが、具体的かつわかりやすいエッセイ、とても楽しく読ませていただきました。ありがとうございます。




    作者からの返信

    お読み頂き感謝です。
    下記、ご回答させて頂きます。

    ①個人的に独立国とは、承認国が多い事よりも、主権をどこまで持っているのか?という点が大事だと思います。そう考えると日本も本当の意味で完全な独立国かと問われると、疑問が残ります。寧ろ台湾が勝っている点もある気がします。中国に台湾海峡を握られると、韓国、フィリピン、日本はシーレーンを失います。この3か国がブチ切れて中国に付いたら、アメリカは東南アジア全域を失います。

    ②アメリカの主要半導体メーカー(ヨーロッパもですが)は、半導体の生産に関しては完全な外部委託で、その主力はTSMC等の台湾企業です。アメリカ企業は設計とマーケティングしかしてません。ここが中国に落とされ、工場が壊滅すると、全世界の半導体サプライチェーンは崩壊し、あらゆる電子機器の生産が止まります。台湾が落ちる事は、アメリカにとって到底看過出来る問題ではありません。ウクライナとは経済的な部分でレベルが違います。
    アメリカは死力を尽くして防衛するでしょう。


  • 編集済

     中国がヤヴァイのはまったくその通りかと思いますが、ロシアとドンパチやってるウクライナもかなりヤヴァイと捉えています。
     というのはこの国、中国へ武器を大量に売りつけて極東方面の情勢を緊迫させやがった国なので。
     現に戦争になってるしロシアと比べて小国、という事で同情の意が寄せられがちな気運ですが、それってどうなのよ、ってふうには思います。

    作者からの返信

    ウクライナ問題は別のひそひそ話で取り上げましたが、私はロシアが一方的な悪者だとは思っていません。一番の悪者はNATOの親玉だろうと思っています。

  • 最近、中国も台湾も金持ちが日本の土地買って逃げる準備をしているところからすると、既に日本も巻き込まれているという部分もありますよね(汗

    戦闘勃発となると台湾海峡が使えなくなるので、生活面への影響もロシアの比ではなくなりますからね。
    想像もできない方向ですが、チキンレースを続けて戦争を起こしてきたのがこれまでの人類ですし、今回もそうなってしまうのかもしれませんね。。

    作者からの返信

    お読み頂き感謝です!
    戦争勃発となると、日本も何らかの形で関わらざるを
    得ませんね。シーラインの防衛をしないと、日本の
    国内経済が崩壊してしまいます。

    沖縄が戦場になる様な事になれば、日本も参戦する
    可能性が高いですが、何も得られない戦争になりますので、
    起って欲しくないですよ。本当に。

    編集済
  • 日本にとって他人事ではありません。
    僕自身はかなりの確率であると思っています。
    根拠は? と問われても答えられないのですが……。
    侵攻なんてあるわけない、と楽天的な態度はとてもじゃないけど取れません。

    合気道を習っていた時、選ばれた精鋭たちは台湾で李登輝総統にお会いして目の前で演舞したのを羨ましく思っていました。
    僕は台湾行きに選ばれなかったのです。
    acer、asus、台湾小皿料理の国。
    そして中国武術家が文化大革命から逃れて、武術が根付いた国。
    中国に忖度せずに国と認めるメディアは果たして増えるのでしょうか。
    願わくば何事も起きないように祈るしかありません。

    作者からの返信

    いつもお読み頂き感謝です!
    中国の国内問題(不良債権や失業問題)は、独自解決するのが困難なレベルで、これらを解決する為に戦争に訴えるというのは、シナリオとしては成立つ様に思います。

    自重して欲しいですけど、どうなるでしょうね?
    周近平さん、見てる限り外交も内政もあまり優秀には
    見えません。権力維持の才能だけ突出している感じ。
    願わくば戦争が起こりません様に…。