第12詩 影法師

影法師 黄昏たそがれに 宵闇よいやみを迎えて

翼もない 大空に飛び立つすべなし


今はいつか 過去と未来

すべては時が行く先に

手を伸ばしても 届かない 戻れない

だからこそ 空見上げて


何を求め 何に向かって君は進む?

誰彼たそかれの時 満天の星空を夢見る


行く先に光が見えずに 途方に暮れて立ち止まる

進めずに戻ることもなく そこにいるだけ

それでも良いのだと 誰か教えてくれないか?

振り返らない それでもいい

立ち止まっても 1つの選択だから

人から貰える合格を 待つだけで良いのかと

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