第3詩 複雑怪奇
きみと出会うまでは
何もない日常
きみと出会ったあとは
非日常が駆ける
とめどないもの 隠しきれないもの
今あるよ この胸の中に
信じていたもの 貫いてきた
それが崩壊する 音が聞こえた
偽りの自分を抱き締めて
それでもあなたを見られますか?
うわべだけの私は 中身の無さを露呈する
寂しさだけが 心を占めて
欲しがりなだけの みじめさを
それがわかるから きみを見られない
簡単な言葉で表せない
私の思いは胸の奥に
苦しくても 辛くても
笑顔の私を見せていたい
それは私のわがままですか?
複雑怪奇なヒトの心は
自分ですら うまく操れなくて
戸惑って 留まって
いつか 動き出すのかな……
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます