第4詩 何処かの向こう
翼を照らす光は 何処にもなく
ただ 明日に向かう常闇の
手を掻い潜って 荒波さえ吹き飛ばす
そんな 希望的概念を
何も見えない
無いものは無いのだと
不貞腐れたように
ここに まだ 留まって
差し伸べられた 筈のもの
目に入れられない
そんな 昨日
天さえも
あの虚しい日々は
過ぎたものと
そう 信じていたのに
なんて ただの 甘えかな
空蝉の哭く声 限りなく青い瞳に
それを告げよう
想いは遥か夢幻を超えて 行く
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