昔の自分の文章
4年前に自分が書いた文章を発見して読み直していた。同じようなことを何度も繰り返している。毎日1000字チャレンジもやっていた。そのときはつまらないと思っていた文章も時が経つと面白く読める。だから、どんなつまらない文章でも残しておくべきだ。少なくとも未来の自分は喜んでくれる。
俺という一人称が俺を定義する。俺という語り口にするだけでスイッチを押されたように文章の雰囲気が変わる。
私という一人称が私を定義する。私という語り口が語り方を選択する。人称に文章は規定される。私の中の人称イメージにひきずられる。
僕という一人称が僕を定義する。僕という語り口を僕は選んだんだ。見え方が変わる、視点が変わる、自分の中に複数の人格めいたものがあることを実感する。
人によって自分は使い分けられている。
文章を書くハードルを下げるための文章 寮ノ一 @ryonoichi
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