最新作はとても素敵な物語。
相変わらずカフェ・クリソコラの世界には、優しい空気が流れている。
世間の喧騒を忘れて、少し休んでいくのに丁度良い不思議な空間だ。
今回の来客はロボット。どんなお茶を勧めるのかのやり取りも、隠された望みも小さな幸福への伏線。
旅するアンドロイドという存在の先に、「誰か」を感じ、その望みが分かった時に清々しい心地よさが訪れる。
お勧めです。
作者からの返信
応援コメント、ありがとうございます!!!
今回のお話、実は初期に考えていたネタをずっと温めていたものでした。ちょうどいい季節や他の話との兼ね合いで、やっと書けた!! という一作でしたので、堪能して頂けたのすっごい嬉しいです。
これからもゆったりとした空気感をコンセプトに、お話を綴っていきます。ありがとうございます。
横浜中華街で飲んだ、お茶碗の中でふわりと花が咲くような、ウミケムシを丸めたようなお茶の香りを思い出しました。名前なんだったかなー。花の名前だったような。
アンドロイドを遠隔操作できなくても、小説を読んで古い記憶を再生してお茶を楽しむことができました。ありがとう。ご馳走さま。
作者からの返信
鳥辺野九様
ウミケムシ(笑)
あのもさもさ団子が、ガラスのポットの中で開いていく姿は、見ていて本当に不思議で楽しいですよね。
記憶の再生のお手伝いができて嬉しいです。コメントありがとうございます!