「自分には書けない」と思わされた最初の作品

カクヨムの詩カテゴリでは断トツに思い入れのある「イブプロフェン詩集」。
「嗚咽」と「名前」はとくに秀逸の出来。(データを復活させてくれてありがたい)
ときにThe SmithやSyrup16gを思わせる
「内科で診てもらえない病気の主(Syrup16g - 吐く血)」
を描き出した作品群は、どこまでも不条理なリアリティを帯びて、確実に読者に浸透する。ネガティブな熱病にうなされたまま、スクロールバーだけは確実に流れていく。