応援コメント

第32話:なぜ今、伝説の終わりを、オレは語らずにはいられないのか?」への応援コメント


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    断罪、あるいは総括と言ったらいいのか。言葉にしてしまうと、胸の奥深く根雪のようにこびりついたモノが、小さなことに見えてしまう。だけど、それでいいのだ。

    中年の(たぶん)多くは、自分以外のために生きているようなものだ。勝手に死ねないといいますか。十代の頃は、いつだって死ねるとか思っていたのです。

    友人の死、あるいは友人だった人の死。書いておかなければ、忘れてしまうんじゃないかって、何かそんな事を思いました。

    作者からの返信

    応援メッセージ、ありがとうございます。頂いたこのメッセージですが、この小説そのものよりも深いと言うか、きのこさんの心の温度に触れたような、そんな気がしました。光の届かない海の底で、静かに語られた言葉に耳を澄ませる、そんな気持ちです。

    未完成でうまく生きられなかった若い頃とおっさんの今とでは、生き方も考え方も違って当然ですが、僕の場合、なんかホント別人のようで、みんなもそうなのかな?相手は謂わばガキなんだけど、もし会って話をすれば、こっちが説教するんじゃなくて、逆にその子供にこっちが裁かれてしまうんじゃないか、そんな気がするんです。

    或いはこの小説の、この後のエピソードを書くことを通じて、僕は自ら裁かれたいと、内心思っているのかも知れません。

    いやちょっと待てこれカッコつけ過ぎだ・・・