コロナのバカヤロー

 いま、世界はコロナウィルスに対応を追われている。

 感染拡大、とはよく言ったものである。いわゆる、パンデミックというものである。バイオハザードだ。

 新種のウィルスに国内も閉鎖や感染防止のための対策が次々と行われているが、はてさて、その結果はいかになるだろうか。それは誰にもわからない。

 ただ、ひとこと言わせていただく。

 コロナのバカヤロー!

 わからない言葉がいっぱい世間には流れている。クラスターだの、ロックダウンだの、普段テレビに馴染みのない私にとってはなにがなんだかわからない。もっとわかりやすくしてほしいものである。

 いつのころからか、こうした外来の言葉に置き換えることが多くなったように思う。それがかっこいいのだろうか、それともいいやすいのだろうか。いつしかそれが流行語になって、辞書にも載るようになっていくのだろうが、本来の意味を知ってこその日本語であると思っている。もちろん、大いに外来語に置き換えることは結構なのだが、それ以前に、誰でもはっきりわかるように伝えてほしいものである。それが、テレビや報道の役目なのではなかろうか。

 コロナウィルスには、まだまだ言いたいことがある。

 これを書いているときに、志村けんさんの訃報を聞いてしまった。

 いずれ誰しもが旅立ってしまうときがくる。しかし、志村さんをもっていくことはなかっただろう。彼は危機意識の薄いなかに、喜劇の人として、喜劇でもって警鐘を鳴らしてくれたのかもしれない。命を張って、私たちの命を守ってくれたのだと思う。

 いまだに世界中で猛威を振るっているコロナウィルス。現在も感染者、そして被害者が増え続けている。もう他人事ではない。これは私たちに対するウィルスからの警告だ。いまこそ、私たちは、すべての人を守るために行動をしていかなければならないのだ。

 コロナのバカヤロー!

 そんなわけで、コロナビールを呑んでいるこの人なのであった。

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何気なく、他愛もなく、はてしなく。 部坂 綾咲 @clovermoonclock

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