あとがき

 バンド「PH7」のはなしとしては、一番最後に書いたもので、まあ一番精神的に物騒なもんです。

 何というかなかなかこの話がでかくなってしまったのでまとまらないなー、と思ってたとこで、とりゃずMAVOちゃんの気持ちでまとめてみようという感じで。

 「後で聞いた話である」なんてフレーズが入ってるあたりは、京極夏彦読んだ後ということが判りますね(笑)。


 まあ何つかバンド百合どろどろした部分、というのがありましたので、最初に作った1991~2年辺りでも、投稿できるとこも同人誌も需要が感じられなかったことも、ネットで発表できる1997年辺りになってもどうしようかな状態だったこのシリーズが、案外比較的読まれる様になったのは嬉しいです。


 バンドものってのは何つか感情が大事! と思うので、若い時じゃないと書けませんて……

 なので、当時の感情まんまに改変なしで出したかったので、時代はそのまんまにしておきました。


 ということで、この二人がどうしてどうなって、という後の話は「~年後」で書く可能性はありますが、その時には誰か一人確実に居なくなっておりますので、何というか。

 しかしこの「本当のラスト」「復讐の終わり」に3Dホログラムが必要だったんですが…… 現実になってしまいましたね…… 技術は本当にまあ。

 それでも個々の暮らしはそーそー変わるもんではないんですがね。


 それではここいらまで読んでくださった方々、ありがとうございました。

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女性バンドPH7⑥マーヴェラス・ヴォイス~その声で切り裂いて 江戸川ばた散歩 @sanpo-edo

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