第13話 一夜を過ごす
三人が連れ立って戻ると、夕暮れに差し掛かっていた。
夏の長い昼も、いよいよ落ち始めていた。地平線の向こう側に姿を隠し始めた太陽が名残惜し気に散乱光をまき散らし、辺りを真紅に染めている。木陰に覆われた森には、夜のきざはしがそこかしこに現れていた。
「はい、ここがあたしたちの野営地」
ユズを促すゾーニャ。必ずヴィカを挟んだ反対側に位置するように歩くユズの行動が、どんな意識を持たれているかうかがえたがあえて気にしない。
自慢げな言葉の先には粗末な
手近な木にロープで吊るされた天幕は、ゾーニャがヨーロッパにいたときにドイツ兵からかっぱらってきたものだ。帆布製で最低限の雨除けぐらいにしかならないが、小型で持ち運びがしやすい。
枚数を組み合わせれば大型テントにもなるのだが、ゾーニャが使用しているのは成人男性がふたりも座ればぎゅうぎゅう詰めになる。女子供でも三人も入ればいっぱいになってしまうだろう。
それでも、雨風はしのげる。自慢の寝床だった。
ユズはすなおに喜んだ。
「どこで休んでいいのかもわからなかったので、嬉しいです」
「ホテルなみだぞ、っと」
ぺちん! と音を立ててゾーニャは自分の二の腕を叩いた。
乾いた汗の臭いと吐き出す息に誘われたのか、鬱陶しい虫たちが湧いてきていた。肌には潰れたヤブ蚊が張り付いている。人差し指でピンと弾いて死体を飛ばす。
天幕の近くで、ぶ~んぶ~んと不愉快な羽音をまき散らしながらヤブ蚊の群れは飛んでいた。
こいつらはどこにでも湧いてくる。旧満州のヤブ蚊は怖くなるほどでかい。羽音もぷーんという生易しいものではなく、ぶんぶんぶぶぶんというまるで蜂のような凶悪な音を立てる。
刺されれば痒いどころか、たいへんに痛いのだ。
「……蚊がすごいですね」
「まあ夏だからね」
耳付近を飛ばれて驚いたのか、ユズは「わあ」と怯えてヴィカの右腕を握る。臆病な子だ。
まあ、ヤブ蚊の鬱陶しさにはゾーニャも辟易している。凍死する可能性が低い夏は嫌いじゃないけど、不快な害虫が騒ぐのは困る。場合によっては変な病気を移されそうだし。
どこかに行ってほしいのが本音だ。
「うーん、これじゃあ寝るのもたいへんかもね」
ぺちん! 眼前で掌を合わせる。こんどはゾーニャは両手でヤブ蚊を叩き潰した。ユズも援護しようとしたのか、それともヴィカに迫るヤブ蚊を叩こうとしたのか。右手を振ってヤブ蚊を追い払おうと必死だ。
でも、数が多い。安眠のためには人手がいる。
あなたも手伝ってよ、となぜか沈黙したままのヴィカに呼びかけようとし。
一方のヴィカはしゃがみ込んで、拾った木の棒でうんこをつついていた。
野生動物かなんかのものだろうか。ゾーニャはまた一匹潰し、もう一匹潰す。そしてヤブ蚊よりもうんこを気にしている相棒をうろんげに見る。
「……なにしてるの?」
「まぐそをつついておる」
「うん、そうだね。木の棒でうんこを丁寧に切り分けてるね。四分割だね。じゃなくてね、かわいい女の子がうんこになにをしてるのか聞いてるんだよ」
「ただのうんこではない。まぐそとは馬のうんこじゃ。飼い葉の繊維が含まれておるので崩れにくい。これは牛糞と違って窒素過多にならず、良質の肥料となる。売ると高いのじゃ。他の野生動物とは違うから見分けがつきやすいぞ」
「雑学をありがと。あたしもヤクートだから、馬のうんこは見ればわかる」
ヴィカが真剣な顔で馬のノグソをいじってるのは理解してる。親の顔より見た馬のうんこだ、ゾーニャだって馬のうんこは説明されなくても区別がつく。なにせヤクートの神話では、馬と人は同時に誕生したのだ。ある意味では馬のうんことゾーニャは、神話級の付き合いがあることになる。
馬のうんこをゾーニャが間違えるはずがない。
ヴィカは馬のうんこを八分割した。
だからなぜ切り分ける。
ゾーニャは相棒の行為に困惑を覚える。ヴィカは頭の回転が速いが、ときどきこうした奇行を脈絡なく開始することがあった。道端に生えている雑草の存在を神に感謝したり、乳酸菌の神秘をゾーニャに布教したりだ。
ゾーニャの困惑を無視し、ヴィカは真剣な顔で振り向いた。
「ときにゾーニャよ。ヤブ蚊が多くて眠れそうにないと言ったな」
「うん、まあ。顔のまわりを飛ばれるとうるさいし」
「ふむ。では馬のうんこを顔面に塗ってはどうだろうか」
「なんて!?」
木の棒に馬のうんこを突き刺し、ヴィカは立ち上がる。ゾーニャの眼前に糞団子がせまる。乾いた排泄物。大便。その割れた内は瑞々しい。臭いも強く、あまり持ち歩きたくない類だがヤクートは馬の排泄物に懐古を感じるものだろうか。
いや殆どは、そんなことはないだろう。
内が瑞々しいうんこをゾーニャの顔面に突きつける。
なにしてんだこのチビ娘。人様にうんこを向けるんじゃない! 道徳を学びなおせ!
唇を引きつらせながらゾーニャは一歩下がる。ヴィカはさらに二歩踏み込みうんこを接近させる。
「だいじょうぶじゃ。なにも全部塗れとは言わん。おぬしは初心者じゃから、なんならまぐそを水で薄めたものでもよいぞ」
「濃度の問題じゃないよ!?」
「下痢便漏らしてうんこまみれになったおぬしならば、平気かと思ったのじゃが」
「自分のでも嫌だし動物のはもっと遠慮したいんですけど」
「遠慮するでない。まぐその成分は良い虫除けになるのじゃよ。騎馬民族であるコサックの知恵じゃ、ほれほれ」
「だったら蚊に刺されたほうがいいよ! うんこ塗るなんてむりむりむり! たすけてたすけて、このうんこの使い道評論家からたすけて!」
昼間の無慈悲な狙撃手とは一変し、ゾーニャはうんこの脅威に恐れをなす。ドン引きし目尻に涙を溜める。見えない神性を持った何かにすがって助けを求める。
そこには何者もいなかった。
ユズすらいつの間にか離れて、天幕の陰に隠れていた。両手で帆布の裾を掴み、顔だけ覗かせはにかむ。
「……うんこは無理です」
この薄情者ぉ! とゾーニャが言おうと口を開きかけ。
おでこから顎先にかけて、うんこがなぞっていった。
ソビエト連邦最強の狙撃手は、年甲斐もなく絶叫する。
末期の叫びが森に木霊したのだった。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
知ってる天井だ。
呆けた口から魂をはみ出しながらゾーニャは思った。空の天元は見えず、天幕のくすんだ色だけが視界を覆っている。
いつもの夜と変わらぬ光景。
満州でふたりで幾度も過ごしてきた。
だが、今日はお客さんがひとり。三人は川の字になり天幕に収まっている。寝返りもまともにうてないほど狭いが、囲いもなしに地面に寝るよりはましだ。
夏とはいえ、天幕なしの野宿は自然そのものに体温を奪われる。冷えれば命の危機に直結する。
だから、寄る辺のない子供がヴィカたちに出会えたのは幸運だったろう。
「おとうさん。おかあ……さん」
まぐそをぬられたショックではみ出していた魂をずぞぞと吸い込み口内に戻す。
ゾーニャは正気に戻った。
件のお客さん、隣のユズが寝言を漏らしていた。小さく苦しく儚げな寝息が続く。よほど疲れていたのだろう。ヴィカに夕飯をご馳走され、お腹がいっぱいになるとユズはすぐに眠ってしまった。
でも、安眠とは言えないようだ。
引揚列車から振り落とされ、八路軍に襲われ、出会った日本人たちは皆殺しにされた。今日一日で、幼い子供の身には抱えきれないほどの経験をしたのだ。
無理もない。
夢のなかで、両親にすがるのは当然だ。
ゾーニャはユズを起こさないようにゆっくりと体を右に回転。間にいるヴィカは小さいので、反対側のユズの顔が直接見える。天幕を通した薄暗がりのなか、閉じた眦に光の雫を溜めていた。
ちいさなころに姉がしてくれたように、ゾーニャはユズを慰めようと手を伸ばし。
ふとやめる。
暖かな手のひらが触れる直前。ユズはもぞもぞと体を動かした。甘えようとしたのだろう、顔をヴィカの胸にうずめていく。
空いている手で、ヴィカはユズの頭を抱いた。姿勢を変えたので、華奢な背中がゾーニャの胸と触れる。
とくとくとくとく、とくとくとくとく。風も動物の鳴き声すらしない、無音の夜に鼓動が聞こえる。まるで三人の心音が混ざり合い、ひとつになったような錯覚がする。
ずっとずっと昔に。
闇夜に吹きすさぶ風雪の音に怯えるゾーニャは、姉の体温と鼓動を間近に感じるとずいぶんと安心したものだ。燃える命を燃料に勇気を分け与えられたようで、恐怖が消えていく感覚があったのだ。
いまのユズも、夢の世界でそう思っているのだろうか。
ゾーニャの心はそうした過去のように、震えることはなくなったけれど。
別に殺人を後悔したり気に病んだことはない。遠くまで弾丸を飛ばせれば面白い。ただそれだけのために、糧を稼ぐようにスコアを稼いできた。後付けできる理由なんてない。
ただ必然だったからそうしただけだ。
「おお、狙撃手ヴァシリー・ザイツェフ。君は国家的英雄だ!」
純粋ロシア人のザイツェフは、いっぱい人を殺して褒めて讃えられて狙撃学校の校長になり暖かな人生と名声と愛を勝ち得た。彼は伝記になり小説になり映画になり、そしてきっと歴史そのものになる。
ボロヴィツキー門をくぐることを許された
では、シベリアに暮らす少数民族の。四〇〇人以上の人間を狙撃した人間はどうなる?
「おいおい、お前さんのことが新聞のすみっこに載っておるぞ!」
たぶんきっとヤクート人の狙撃手は、人生の終わりに近所のじじいにそう言われるくらいだ。
ヤクート人のゾーニャはなにも持ってない。
国家的英雄よりももっともっともっと殺したし、なんだったら過去には史上最強の狙撃手であり大勢のソ連兵を射殺したあの白い死神だって打ち負かし雪原に沈めてやった。
でも、ソ連共産党のお偉方たちからもらったものはなにもない。ずっと変わらぬ貧乏暮らしだ。素寒貧な人生だ。
残った真実はただひとつ。
戦場で、数えるのが億劫なほど殺した。
心がさざ波ほども揺らいだことはない。
なくしたものはものはなにもない。得られたものもなにもない。
だから、ときどきふと思う。
「あたしの心臓は、あたたかいかな。たくさん人を殺しても、そこは変わらないのかな」
吐息のように呟く。
「起きておるのか」
ゾーニャは顔をしかめた。なぜ自分は今、感傷的ともとれる言葉を吐いたのだ。一番聞かれたくない相手に聞かれてしまったかもしれない。
かつて殺しあった相手に、弱いところは見せたくなかった。
ユズを抱いて向こう側を見るヴィカは、ゾーニャの呟きなぞまるで気にも留めないように続ける。
「本当のまぐその話をしようかの」
「どんだけうんこが好きなの!?」
つい大きな声でツッコむ。ユズが小さく鼻をすすり、ゾーニャは慌てて口をつぐむ。
安堵。ユズは起きなかった。まだ寝息をたてている。
ふたりはひそひそ話を再開する。
「あのまぐそ。表面は乾いておったが、中身はまだ瑞々しかった」
「よーく知ってるよ、塗りつけられたからね」
「ひねり出された後、そんなに時間が経っておらんかったということじゃ」
「それで?」
「満州に馬はごまんとおる。だが馬はこの地では農民にとって大切な労働力じゃ。財産として扱い、常に人がそばにおる。ということはの、わしらが離れている間に馬を連れた誰かが、野営地に近付いた可能性が高いのじゃ」
「告げ口されるってこと?」
「同じ大陸と言ってもの。華北とちがい、満州は県城――つまりは役所がある大きな街――を中心としたピラミッド型経済社会じゃ。農村、市場、人、ぜんぶが県城にぶら下がっておる」
「つまり?」
「ようは県城を押さえればすべてを掌握できるのじゃ。関東軍はそこをよくわかって支配しておった。だが県城を制圧し反乱を防ぐため馬賊から、農村から武器を取り上げたところで抗日の意思は消えとらんかった。共産党八路軍の影響下にある北満では農村の赤化は当然じゃ。いまや密告経路は隅々までおよび、すぐに情報は共有される。仲間が消えたのはもう八路軍も承知しておるじゃろう。不審な旅人であるわしらの居場所が知られることになれば、八路軍は誰を疑うじゃろうな」
そこまでわかっていて、なんですぐ野営地を引き払わなかった。夕食をとっている余裕も寝ている暇もない。早ければ早いほど遠くに逃げられたはずだ。国民党の勢力圏内まで辿り着ければ、さすがに八路軍も追ってはこれない。
その疑問は、すぐに消えた。
ユズだ。
ユズは疲れ切っていた。お腹を空かせ、不安に襲われ、体力の限界だった。だからすぐに捕まえることができた。
ヴィカはユズを気遣い、休ませることを優先したのだろう。
なぜこの娘を、そんなに気遣う。流れる血の半分が、ユズと同じ日本人だからか。それとも。
気配なくヴィカは寝床を離れていた。ユズは寝言すら漏らさなかった。
「奇襲されてはかなわんからの、見張りに立つ。交代制じゃ、おぬしは先に寝ておけ」
「……了解、そうするよ。聞きたいこともあるんだけどね」
「明日は早朝に出発するぞ」
「うん。それと」
天幕から出ていくヴィカに、ゾーニャは静かに尋ねた。
彼女がごはんを放り出してまで駆けだして以来、ずっと疑問に思っていたことを、だ。
「なんでユズを助けたの?」
ヴィカの動きが止まる。入口のフラップを持ち上げたまま静止している。昼間の暑さが嘘のように、冷えた微風が天幕内にそよいできた。
風の流れとともに、あらゆる音が復活した。風が運んできたのだ。木々と茂った緑の香りが、ゾーニャの鼻孔をくすぐった。どこからか聞こえる虫の音が、耳に心地良い。
ヴィカの声音は、風や匂いや虫のようにか細かった。
「わしもわからん」
「わからないのに助けたの?」
「わからん。わからんが」
答えに逡巡するヴィカ。ゾーニャはユズの頭を抱えたまま、視線だけを動かした。
銀色の月光に照らされた少女が、音もなくたたずんでいる。にこげが柔らかな光を帯び、人種が複雑に入り混じった神秘的な美しさを際立たせていた。
まるで、イコンのなかのみに顕現する聖人のような輝き。
だが少女は唇を結び、顔には苦悩をのぞかせている。ゾーニャの問いに窮している。たき火の手法すら苦心し、人目を引くのを避けていたはずのヴィカにしては、今日の行動が軽率だったのは事実だ。
八路軍に目を付けられるなんて、愚かとしか言いようがない。
吐息のように、ヴィカも囁いた。
「わしらはなにもこの世に残せなんだ。ハイラルにあったコサックの開拓村は、ソ連の機械化部隊に葦のように焼き払われた。満州建国大学に進んだ兄の行方は、戦後ようとして知れん。ひょっとしたらわしは、ほんのひとすじ、すべてが幻想の彼方に消え去ったこの地に爪痕を掻き残したかったのかもしれん」
半身を起こす。ゾーニャの急な動きに、ユズがむにゃと声を漏らす。
日本人が作った人造国家に見果てぬ夢を見たコサックたち。極東に流れ着いた彼らのささやかな暮らしを消し去ったのは、祖国帝政ロシアすら滅ぼしたソビエト共産党だ。
ゾーニャは、そんなソビエトの一員だった。
脳裏を記憶が流れる。
一年前。寒村じみたコサックの開拓村。無数の小銃とたったふたつの旧式チェコ製軽機関銃が、高度に機械化されたソ連兵を迎え撃つ。抵抗ともいえない抵抗だ。児戯にすら等しい。抗う者を撃ち、戦車の無限軌道が男たちを轢き潰していく。
日本人の特務機関員が銃弾に斃れると、巨漢の老人が教会から飛び出してきた。
右手に血濡れのキンジャールを握った老人は、悪鬼のような形相でソ連兵たちを切り伏せていく。
斬殺される若者たち。短機関銃弾を全身に浴びても、老人の進撃は止まらない。鮮血が流れ落ち、広大な満州の大地に広がっていく。血の轍を後に引きずりながら、老人は突き進む。殺して、さらに殺す。哀れな兵士の首を斬り落とす。
フェオドーラは座り、左膝を立てる。左腕を膝に置き、ぐるりと右腕に回しモシン・ナガンの台座にする。ジャーマン・ポスト・レティクルの中心に、自分の血だか殺した相手の血だかわからぬ血塗れの老人が映る。右人差し指を絞るように押し込み、やがて発射された弾丸が五〇〇メートルの距離を置いて老人の心臓に到達し――。
「あたしは、あやまらないよ。ヴィカのおじいちゃんを殺したこと。罪悪感なんて、いだけないんだ。あたしは、そういうふうにできてるんだ」
「知っておるよ」
一言だけ残し、ヴィカは出ていった。
ヴィカが過去を責めているわけではないことを、ゾーニャは理解している。シベリア生まれの貧しい狩猟者に、狙撃手という役割を与えたのはソ連軍なのだから。そこには現実が重く圧し掛かるだけで、慰めや道義は一切存在しえない。
ヴィカは、それでも約束を律義に守っている。
「ヤブ蚊がうるさい」
寝返りをうつ。寝ろと言われたが。ひょっとしたら、もう眠れないかも。
でもそれは、ヤブ蚊のせいだ。まぐその力でもういなくなっていても。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
――大きな蚊を殺すと、雨になる(
また、雨が振ろうとしていた。
真っ赤な雨が。
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