この一場面だけを切り取ったら、とても爽やかな、微笑ましい時間。先輩と後輩が、それぞれに出来た恋人の報告をし合う時。それなのにどうしても、今までのことを見ていると私の中にも凛咲さんと同じように何とも表現しがたいしこりのようなものを感じます。凛咲さんはやっぱり鋭いですが、まさか自分に関わることだとまでは気づいていないんでしょうか。いつか気づく日はくるんでしょうか……どちらにせよどうにも切ないです。物語の結末がまだ想像出来なくて、続きがとても気になります。
作者からの返信
桜様、コメントありがとうございます!
いつも丁寧に読んで頂けていて、とても嬉しい限りです。
いちかの視点を1話だけ織り交ぜたことで、読者側のしこりはもっと大きくなるのかなと思います。凛咲の鋭さは自身の才能に直結するものなので、「描けない」という闇にいる現在の彼女には見えないものがあるのかもしれません。
まだまだ人間関係は動きます。続きをお待ちくださいませ。
P.S. 以前少しお話しましたが、本作の推しは発見できましたでしょうか……? よろしければ何処かで、お聞かせくださいませ。
編集済
白湊ユキ様、再び失礼致しますm(__)m
ペールトーンのピンクの『であい』から、着実に磨き抜かれた作者様の言語力が、秀逸に少女の『色彩』を導き出し、視点を変えて描き出される心情。カクヨムには印象的な創作をされる御方が沢山おられますね。このたびの白湊ユキ様の御作品も、私に強い印象を植え付けてくれます。
『一凛咲きのブーケ』……評価を置かせてください。疑いなくexcellentです。レビュー本文も折を見て書かせていただけたらいいのですが。ではまた、お伺いします。
作者からの返信
宵澤ひいな様、コメントありがとうございます。
また、星をくださいまして、重ねてありがとうございます。レビュー本文につきましては、未完結の物語でありますので、今無理に書かれなくても大丈夫です。数々の応援コメントに加えて星までいただけて、本当に嬉しいのです。
秀逸、印象深いと——お褒めいただく言葉の一つ一つが、作者冥利につきます。
ところで、リアルタイムに返信していたところで、突然滞ってしまってすみませんでした。半日ほど自作品から離れて、『透明』に浸らせていただいておりました。それだけの読後感をもらいました。ありがとうございます。