第八幕 魔法が聞こえる風に向かって歩く

「魔法がきこえる ~南風の足音~」の《粗筋》


 耳が聞こえない、話せない、子供を産めないという三重苦のルルは、十六歳の少女です。今まで育ててくれた祖父と死別したルルは、両親を復活させようとして魔術学校に入学します。


 乃白瑠 「両親を復活させるんですよね」


 楓   「そうです」


 編集長 「この小説には創造太守は出てくるね?」


楓 「はい。全ての存在の親として登場させました」


乃白瑠 「それは仏教では、釈迦如来と孔雀明王のペアです。仏の母と言われてい

る孔雀明王は蘇悉地院に位置しています。その意味は地下から悉く蘇る

という意味です。それは全てを産む存在という事」


 編集長 「孔雀明王は全てを産む存在。理論的にはわかるかい?」


乃白瑠 「やってみましょう。釈迦如来は浄飯王とマーヤーの息子。マーヤー様

の右脇腹に聖霊であるガネーシャが入って産まれたのが釈迦如来で

す。そのガネーシャとは創造と破壊の神シヴァの神妃パールバティー

が自分の垢、塵を集めて作った被造物、子供です」

 

小桜 「まるで、アダムね」


 乃白瑠 「そうか! ガネーシャがアダム! いや、というよりアダムがルシフ

ェルを生んだと思う。そして垢とは赤で、荒魂の事かな」

 

 編集長  「どうかなぁ。塵とは窒素の事じゃないか?」


 楓 「窒素?」


乃白瑠  「アミノ基はNH。皮膚から採取された細胞を万能化させるiPS細胞に

      とって遺伝子を初期化させる為に性染色体を除去するんですが、親から

      受け継ぐ性染色体を除去する事でなんにでも変化出来る万能細胞になる

      事。日本では否定されたSTAP細胞理論は、アメリカのハーバード

      大学医学研究所とドイツのハイゼルベルグ大学の医学研究所が世界各国

      でSTAP細胞の特許を申請中である事実を日本では報道していませ

      ん」


 小桜   「ふ~ん……」


 楓    「28~29日周期で生まれ変わる細胞が皮膚で垢となっている時、そ

       の古くなった皮膚細胞は自己細胞だけど非自己細胞として存在する細

       胞だと思うんです。だからまだ自己細胞の内に採取してからの性染色

       体除去をしなくても、そもそも古くなった皮膚細胞、垢を使って万能

       化させる方法ならば、パールヴァテイーの垢からガネーシャを創造し

       たインド神話も理解出来ますね?」


 乃白瑠  「最近では赤外線、近赤外線を使っての癌治療が治験されていますね。

       その赤外線を使って紫外線で癌化した癌細胞の遺伝子を初期化する為

       に、紫外線と反対に長い波長のベクトルを持つ赤外線を使う理論は当

       然とも言えますよ。夕焼けの赤い波長。夕刻の太陽光が空気中を長く

       通過する為に光の波長が長く、赤く偏移するから赤い夕陽となるとさ

       れています」


楓     「私の名前の楓の字ですが、メープルとしての楓の樹が秋口に紅葉するのも、葉緑素のクロロフィルaが赤い波長を吸収して光合成する時、葉緑素の緑色が赤色波長で、緑+赤=黄色へ波長が近くなる事と関係がありますか? 乃白瑠さん」


乃白瑠   「細胞内のミトコンドリアは植物性細胞として存在していて、後で動物

       性細胞内に入り込んだ寄生細胞と言われています。ミトコンドリアが

       34ATPを作り出す時、クレブス回路としての電子伝達系は、ドイ

       ツ語で癌と蟹を意味しますよ。英語のキャンサーも癌と蟹を意味する

       事実に照合すれば、甲殻海産物を茹でる時に甲殻が赤く呈色する事

       と、その赤い色素が良性腫瘍を癌化させない効果を持つ事は事実で

       す。蟹座の季節は丁度夏至から始まって、徐々に昼夜の時間のバラン

       スが夜にずれ始める時期です。昼間の光合成で二酸化炭素を吸収し、

       酸素を放出する植物が夜間に酸素呼吸で酸素を吸収、二酸化炭素を排

       出するバランス。皮膚細胞が皮膚呼吸をしないように、ガムテである

       部分を封じ、その皮膚呼吸が停止した時間を周期的にする事で、その

       細胞の初期化が出来ると仮定した時、ダメージを受けた細胞が初期化

       するSTAP細胞作製理論との整合性が出てきますね?」



 楓     「私、もみじ饅頭は好きではないのですが、秋の紅葉の葉っぱの変色

        が、楓の樹の樹液の糖度を上げるのも越冬する時の栄養素の貯えで

        すよね? 光合成で万能的な全てのアミノ酸を生合成する植物が、

        葉緑素を失い緑色から赤く変色した秋に、そのアミノ酸合成から炭

        水化物で実を付ける植物の栄養素サイクルの変化は、アミノ酸と炭

        水化物摂取で細胞が癌化する医学的な事実を、癌治療の理論へと置

        換出来ますね?」


 乃白瑠    「酸素を必要とする細胞を動物細胞としての智慧の実とすると、生

         命の樹の実とは、植物の光合成としての太陽の実。智慧の実を盗

         んだ存在は、楽園に夜間に侵入し実を採取した事で収穫を夜に盗

         人が行う事と、昼間収穫する事と関係しますよ」


 小桜     「二酸化炭素を吸収し酸素へと変える生きた細胞と、酸素を吸収

         し、二酸化炭素を排出する死んだ細胞か……。二酸化炭素を排出

         する動物としては、二酸化炭素を栄養源とする癌細胞が嫌気性細

         胞としてある事と、酸素を必要としない癌細胞増殖を抑制する為

         に必要なのは、生きた生命の樹の実であって、智慧の実を食べた

         アダムとイブが死を知るようになったという聖書の創世記の記述

         を科学的に説明可能なのね……」


 乃白瑠     「ガネーシャはパールバティーの水浴びしている際の警護をして

          いた時、父であるシヴァが帰って来て、押し問答になった。シ

          ヴァはビシュヌの力を得て、ガネーシャの首を斬り落とした」


 楓      「水浴びで垢を落としたのですね」



 乃白瑠     「真実を知ったシヴァは、哀れに思って、ガネーシャに首を付け

         る事にした。それが象の首。それが歓喜天なんです。モンゴル語

         では『ゾウ』とはユダヤ人の事を意味します」


 楓      「う~ん」


 小桜      「……わかったわよ! その象はエレファント。つまりエレとフ

         ァン」


 乃白瑠     「あ! 小桜さん頭いい! エレは神のエルで、ファン、ファ

      ン……」


 編集長   「ポルトガル語だ! ポルトガル語ではファンはヨハネ!」



 乃白瑠     「首を斬られたガネーシャに付けられたエレファントの頭。そし

         て、ユダヤで同様に首を斬られた神がいる」


 編集長     「ま、まさか!」


 乃白瑠     「洗礼のヨハネ」


 小桜      「洗礼のヨハネの祝祭日は6月24日。6月21日から23日と

         太陽暦で夏至とされる日の前後に洗礼のヨハネは生まれているの

         ね……」


 魔術学校の入学試験は、神様に契約して貰えるかどうかです。ルル以外の受験者は色々な神様と契約して次々合格しています。ルルは創造太守が産んだ中で一番美しい姿と評判を持ちながら、天の邪鬼で有名な光神ヴァロアと契約しようとします。


 編集長      「二十世紀末葉に書かれた孔雀王という漫画のモデルは、単な

          るフィクションではなくて、実際の西アジアのクルディスタン

          地方に住んでいるイエジード教徒の神だよ」


小桜       「堕天使孔雀王でしょ? 読者は好きね? 堕天使の話とか

          さ」


楓        「知らない読者の為に孔雀王について改めて話しておいた方

           がいいんじゃないですか?」


乃白瑠       「そうですね。楓さん、お願いします」




 楓 「はい。……創造主であるターグは、白いエッセンスから白い真珠を作り

    ます。創造の第一日目にその真珠は一番美しい孔雀大天使となって現れまし

    た。その美しい孔雀大天使は、自らの容姿に自惚れて堕天します。そして

    冥府で反省して七つの瓶に自分の涙を貯めると神の恩赦が臨み、許されて天

    界に復帰して、ターグと合体します。そして孔雀王になったと言います…」


 乃白瑠 「その孔雀王が、キリスト教の堕天使、ルシフェルとしている……」


 編集長 「これについて甲乙龍之介はこう解釈している。つまり創造主ターグと

     は、タッグの事でTACGと表記出来る。そしてTとはチミン、Aとは

     アデニン、Cとはチミン、Gとはグアニンの事。つまり創造主ターグ、タ

     ッグとは、デオキシリボ核酸の事だとね。つまり真珠とは受精卵の事

     だ」


 小桜 「シノプシスの続きは?」


  楓 「はい!」


 手話を使って一生懸命に自分に訴えかけるルルに心動かされたヴァロアは、自分の魂を分け与えて、テレパシーで話せるようにする。ルルは晴れて試験に合格したのです。

 魔術学校に入学を許されたルルは、ヴァロアと一緒に愛を深めて行くのです。

 ルルは勉学に励みます。一生懸命。しかしそれを邪魔する存在が現れます。神々の

一人で一方的にヴァロアを慕う女神、ロゼ=ファミーレです。

 彼女は自分と契約した学院性、シルコ=マルセイを使って、あらゆる妨害をします。


 編集長 「神と人間との恋愛か……。まるでアポロンと人間の奥さんのコロニスの

ようだな」


 楓   「女の子にはシンデレラ願望がありますからね」


 小桜  「話を盛り上げるのは、恋敵の存在が必要だものね」


 乃白瑠 「そうですね。だけど、それが小説のいけない所です。面白いから、恋敵

     を登場させるんですか? たとえ小説の中と言えども、人生を操ってはい

     けないですよ。我々は、神様ではないんですから!」


 小桜 「だけど恋愛経験の乏しい乃白瑠君には無理ね。こういう恋愛小説は」


 乃白瑠 「でも、小説家が女遊びで人生を狂わせるといった例は枚挙に暇はあり

ませんよ」


 小桜  「純文学はそれでいいのよ。人間の迷える姿を書いて、人間の真実の姿

を浮き彫りにするスタンスで書かれているからね?」


 編集長  「でも、子供の教育書とでも言うべきファンタジー小説では駄目だ。教

育者として倫理観を求められるし、夢と希望を扱う商売故に、聖職者と

でも言われそうだ」


 小桜 「乃白瑠君! アダルトばっかり見ちゃ駄目よ!」


 乃白瑠   「はひっ! わかりました!」


小桜   「私が出てるかもしれないからさ!」


 乃白瑠  「えー!」


 小桜   「昔猫チーさんに年間パスポート貰ったのよね……。若かりし頃の若気

       の至り!」

 

 妨害工作にもめげずに頑張り屋さんのルル。そんな姿を見ていたヴァロアの父神様は、十徳の試験を受けて合格したら二人の仲を認めようと言います。素直になれと。他人にも自分にも……。

 そしてルルとヴァロアは仁、義、礼、智、孝、忠、信、悌、忍、九つの徳までは合格するのですが、最後の「愛」の試験で失格になります。


 乃白瑠 「問題は此処ですね」


 編集長 「此処で試験に合格にすれば、ハッピーエンドになる」


 楓   「姉の書いたシナリオでは、此処で試験は合格だったんです」


小桜 「そう……」


楓 「はい。ヴァロアには多くの信者の生き霊が憑依しています。そのヴァロ

     アと結ばれるという事は、その生き霊全部と寝る、処女にして娼婦のソ

      フィアになるという事です」


 小桜  「マグダラのマリア?」


 乃白瑠 「マグダラのマリアがイエスの妻だったとする小説は書かれているけど、

     それはそういう理由かもしれない」


 楓 「私なりに考えた事もあるんです。マグダラには七人の悪霊が憑依していた

    とされているけど、それは、トビト外典で、アスモデウスに狙われて、新婚

    初夜の晩に七回旦那さんが殺されている女性サラ。その7人の夫がアスモデ

    ウスに憑依されていたとした。その性欲の悪魔を撃退したラファエル」


 編集長 「孔雀王の一人である光神ヴァルアは何処か違う恒星系の太陽。彼は、そ

     の合体した生き霊を追い出して純愛を守り通そうとした」


 乃白瑠 「どういう事です?」


 編集長 「アダムの肉体は、神々皆を心の中に住まわせた契約のアークだった。

     そのアダムと関係を持つという事は、神々全部と寝たと同じ事なんだ

    よ」


小桜 「だからアダムは神々全部を追い出して人間になり、つまり魂の核にな

     てからイヴと結ばれた」


 乃白瑠 「そうか。アダムの親が自分の中で生きている時に、親の意識と共に妻と

     結ばれるのではなく、イサクがアブラハムの死後リベカと結ばれ、エサウ

     とヤコブを生んだように、父が孫に生まれ変わった可能性か」


 乃白瑠 「究極の試験ですよ。イエス=キリストもその父ヨセフもその試験を受け

た!」


 小桜  「そう……ね。あの楊貴妃は最初、玄宗肯皇帝の息子の嫁だったのよ

     ね……」

 

楓 「私が書き換えを要求されて書いたシナリオでは、ルル=ティーが絶望し

火山の火口に身を投げる、という所で終わるんです」


 小桜 「楓さん。あなたのお姉さんの流花さんは、どういう風に書いたの?」


 楓   「はい。ヴァルアが天の邪鬼の振りをして、誰とも契約を交わさなかった

     のは、わざと嫌われて生き霊に憑依されずにいる。愛する人を守る為だっ

     たという設定にして、晴れて一人と結ばれてハッピーエンド、という事で

     す」


編集長 「じゃぁ結果は出てるな」


 乃白瑠 「そうですね」


 小桜 「でも、本当にそれで合格なの?」


 乃白瑠 「どういう事です?」


 小桜 「わざと嫌われて、合格なのかって事よ」


 楓 「嫌われたら、呪われて、余計敵を作りますよ」


 小桜 「寝たくない異性には態と嫌われるわよ。誰だって意図的に」


 編集長 「難問だな」


 楓 「でも、その方向でいって下さい」


「有り難う。皆……」


「姉さん!」

 楓さんが叫ぶ。突然、愛王流花さんの声が聞こえて来たんだ。


「私、これで漸く成仏出来る……」


「姉さん! 龍之介さんと仲良く暮らして!」


「うん。でも、いい。小説の結末は変えないで」


「どうしてよ!」


「それは……」

 その先は流花さんは言わなかった……。

 

 僕達はひとまず木馬に乗って閻魔王庁に帰って来た。

 『魔法がきこえる ~南風の足音~』は地獄業魔界に組み込まれようとしていた。

 想像主たる愛王流花さんの魂が甲乙龍之介さんと共にいなくなってしまったからだ。

 『言葉怨念ロゴスルサンチマン』の塊と化していた愛王流花さんの本体から離れた文字が空に舞い、桜の花びらのように、現実世界へと帰る、想象に乗った僕達に降り注ぐ。


 『楓』


 『れん』とも読むその漢字、その一文字を手のひらに乗せ、僕はやっと思い出した……。

 僕が大江戸モード学院の二年生の時の授業で、隣の人とお互いに筆名を付けようという事になり、僕は隣の少女に名付けたのだ。そう、愛王 楓、と……。

 その名前には意味はあるが、まだ言えない。


 空が泣いている。戻って来た僕達四人に、優しき風が吹く。

 声をあげて泣く楓さん。本名は……、いや、それは書くまい。

 小桜さんは暗い事務所の中で、甲乙龍之介さんの写真に涙を落としていた。

 編集長は、相変わらずだった。


 「あなたはもう忘れたかしら……」


 忘れはしない。この物語を。神田川の傍で猫チーらしき迷い猫を見つけたくなる自分に、ふと空を見上げる……。

 想い出の彼方にあるこの物語の中に埋もれた彼女達の名前で、読む人の心理を揺り動かした台詞一つ一つに刻まれた音符。

 その集合体につけた『神田川』という歌が流れるこの街で生きる全ての存在に幸あれ。


 僕達は神田に帰って来た。神田書店はここにはないのだが……。

 楓さんは僕達の事務所で最後に、一行パソコンでこう書き加えた。


「父神様は身を投げたルルを深く哀れみ、天に上げ名もない星座に変えました」と……」


 『虹色文庫』は科学文部省の圧力もありその通りにした。

 流花さんは知っていたのだろうか。天上界で結ばれる彦星と織姫星になる為に、悲劇の結末になったのだと。

 可哀想な人には天国の幸せが約束される。

 天上の星々の想いにたゆたう記憶の断片に加えられた、この小説を読んだ人の感想文が、新たなる想像国家を創造する。

 流花さんの名前の語源は、イエス=キリストの使徒ルカから来ている。

 僕は一人、僧服に着替え、悲しき双子、愛王姉妹が書いた小説、『魔法がきこえる ~南風の足音~』の原稿を精霊舟に乗せ、神田川に流した。

 焚書と言う火で焼く神あがりではない。

 水に流したのだ。

 聖書を焚書にするような暴君の火の洗礼。

 水の洗礼がどういう解釈で複合的に意味付けされるのか……。

 死海、ヨルダン川、海での海水浴での皮膚の洗浄。浄化、消毒。塩化ナトリウム溶液は電解質で、他人との嫌な同調を塩水でカットする。塩水で手を洗う事。手のシンクロはそれで溶けるのだ。

 自動書記? そんな悪魔の手口など否定しなければならない。シンクロなど存在してはいけないのだ。他人との意識の混濁は精神的な疾患でしかないからだ。

 精神魔術、精霊魔術、媚薬による異性獲得などの魔術書は火の洗礼を受けた。

 火で焼かれたのだ。

 焚書とされるその行為は、悪き書を焼く事。政府にとって、王にとって民衆を扇動するような悪書とされた良き書も、悪き書も、両方焼かれた時代……。


 南風の足音がきこえてくる季節へと向かう窓辺で、僕は街路樹を行き交う人々を見つめる。

 彼らが鞄の中に持つ本のタイトルを僕は知る事もないけど、同じ本を読み、また同じ本を図書館、図書室で借りて読んだ時、その同じ文字列を黙読する事でキボンヌ化する事もあるんだ。

 『鬼本ヌ』。

 キボンヌの意味をどこかの外国語で検索する為に、パソコンを開く……。


第8幕 了

 

                                


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