告知 まだ終わらない。いや、終われない。

 「ちょっと待ったぁぁああぁあ!!!」

 「「「っ?!」」」


 「なに終ろうとしてるの?! まだ俺卒業してないよね?! なんで物語が終わろうとしてるの?!」

 「お、落ち着いてよ、カズ君」

 「そうよ、少し落ち着きなさい。元々、そういう話だったじゃない」

 「それに兄さんと私はまだ高校二年生。卒業するまで一年はあります。何を取り乱しているんですか」


 「そっちの卒業じゃねーよ!! 初体験の話だよ!! この作品読んでたら満場一致の一択で、“卒業”=“初体験”しかないだろッ!」

 「ま、満場一致でも一択でも無いと思う......」

 「てか、そういう和馬こそ、最終話でキザなこと言ってたじゃない」

 「言ってましたね。『最ッ高に! 楽しいぞぉぉぉおお!!』って畑の上で大声出して。恥ずかしくないんですか?」


 「恥ずかしいからやめてッ」

 「でもさ、このまま物語を続けていくとして、何を記していくっていうの?」

 「それ。あんた次は三年生よね? 受験生になるんでしょ? バイトばっか勤しんでたら不自然よ」

 「ですね。今更ですが、一定のリアリティーは必要なんですよ」


 「ざけんな! 俺が三年間どれだけ苦しんだと思ってんだ!」

 「ちょ、それ連載してた年月の話だから。実際は二年しか時間軸進んでいないから」

 「なに被害者ヅラしてんのよ。私たちは常にウェルカムだったのに、あんたが意気地なしだったから、今があるんじゃない」

 「はぁ。私は死ぬまで一生、膜を張ったままなのでしょうか。兄さんのせいで」


 「ぐぬぬ」

 「ここはほら、我慢して潔くさ。ね?」

 「運命ってやつかしら?」

 「嫌な運命ですね」


 「俺は認めない! 認めないぞッ!! こんな終わり方認めないぞッ!!」

 「カズ君......」

 「この馬鹿は......」

 「呆れて何も言えませんよ」


 「受験生なのにバイトばっかしてたら不自然? ならバイトしなきゃいいだろッ!」

 「ちょっと! この作品の趣旨を蔑ろにしないで!!」

 「どれだけ往生際が悪いのよ......」

 「最終話を自分で飾っといて、この様とは」


 「うっせ! いっそ物語のタイトルを変えちまえ! “女を貪り、そこに種子をばらまく”に変えちまえ!」

 「な、なんて卑猥な......」

 「もう無茶苦茶ね」

 「最低です」


 「と・に・か・く!! まだ終わらないからなぁぁあぁあああ!!」



―――――――――――――――



ども! おてんと です。


お久しぶりです。


ということで、グダグダになりましたが、今後の方針が決まりました。


合法セクハラブコメディ、続行のお知らせです。


ただ不定期更新で続けていくと思います。SSってやつでしょうか。ええ、はい。


スピンオフも多めです。


『あッ。バイト君、そんなところ舐めちゃダメだ、よ』

『あはッ。お兄さんのここ、カッチカチ〜』

『ハァハァ......せん、ぱい.....わたし、もう......我慢、できません......』


美咲や桃花、悠莉ちゃんと付き合う世界線も????


またこの作品が面白かったら応援ハート評価スターをお付けください。


作者の励みに直結します。


ちなみに執筆を継続していく経緯としては、本作最終章を書いているときに、ふと思ってしまったからです。


あれ、合法的にセクハラできたから小説書いてたのに、やめられるのかな?、と。


いきなり辞めちゃったら、禁断症状出ないかな?、と。


翌日、わいせつ行為で逮捕された自分がニュースに出ちゃうんじゃないかな?、と。


お酒やタバコと同様。セクハラもいきなり禁止したら、却って身体によくありません。


それでは長くなってしまいましたが、続編のお知らせは以上です。


そしてその拙作のタイトルは――


―――畑を耕し、そこにSSをばらまく―――

https://kakuyomu.jp/works/16817330660465701257


です!


ではでは、今後ともよろしくお願いいたします。


ハブ ア ナイス デー!

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畑を耕し、そこに青春をばらまく おてんと @kudariza

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