第8話 羆三本槍との死闘

1 ジョブスキル魔法まほう『マタギナール』🔯


つからないね〜? 3とうもいるんだから、3ばいつかりやすいはずなのにね?」

「いや、そんな単純たんじゅんはなしじゃないだろうよ。それより、そろそろおひるにするか?」

「わーい♪ やったー♡」

陽当ひあたりの場所ばしょたらそこでべよう」

「うん♪」

 ヒグマ探索たんさくは、もりなかはいっておこなわれる。本来ほんらい素人しろうともりなか自在じざいうごまわるなど不可能ふかのうなのだろうけれど、わたしたちはジョブスキル魔法まほう『マタギナール』によって、熟練じゅくれんのまたぎと同等どうとう以上いじょう行動力こうどうりょくていた。

 普通ふつうひとではとてもあるけないようなみちなきみちなんなく走破そうはし、きゅう斜面しゃめんにも対応可能たいおうかのう。さらにヒグマをっているときには、はなされないスピードで追跡ついせき可能かのうという、あるしゅ万能ばんのう呪文じゅもんである。

 これによって、いえ近所きんじょ散歩さんぽするような気軽きがるさで、人類じんるい未踏みとう探索たんさく出来できるようになるわけである。この呪文じゅもんは、そのはんして、砂漠さばくやジャングル、高山こうざん地帯ちたいや、火山かざん地帯ちたい沼地ぬまち海岸かいがん豪雪ごうせつ地帯ちたいなど、陸上りくじょうのあらゆる地形ちけい対応たいおう出来できる。

 欠点けってんとしては、けた呪文じゅもん魔法力まほうりょくけてくると、効力こうりょく半減はんげんすること。完全かんぜんれてしまうと、膨大ぼうだい魔法力まほうりょく使用しようして、かけなおさなければならなくなることである。完全かんぜんれるまえだと、任意にんい魔法力まほうりょくめて、しが出来できる。

 わかりやすくたとえると、融通ゆうづうかないくるまのようなモノで、まんタン100リットルのガソリンをれるとはしれるようになり、ガスけつこすまでは1リッター単位たんい補充ほじゅう可能かのうだけれど、ガスけつしてしまうと再度さいどまんタンの100リットルをれないとうごさないという、そのようなかんじである。

 このタイプの呪文じゅもんは、わりおお存在そんざいするようだ。

 かわめんした陽当ひあたりの場所ばしょた。

し、ここでおひる休憩きゅうけいにしよう」


2 意外いがい万能ばんのう魔法まほう呪文じゅもん


 レジャーシートをひろげて、かぜばされないように四隅よすみいしく。くついでレジャーシートのうえがり、その中心ちゅうしんつと、マジカルステッキ『キラキラキューン』を、てんかってたかす。

世界せかいことわりけて、四大しだい精霊せいれいがひとつ精霊せいれいノームよ。しき者共ものどもよりわれらを保護ほごせよ。『シュウイミハール・ レベル1!』」

 キラキラキューンの先端せんたんが、玉響たまゆらまばゆかがやいた。

「はい、これでいまから1時間じかんは、半径はんけい100メートル以内いないちかづく脅威きょうい探知たんち出来できるよ☆」

 リュックのなかからそそくさと、角砂糖かくざとうサイズのちいさなビニールぶくろす。

「マジカル・ミラクル・『モトニモドーレ!』 シャラララーン☆」

 角砂糖かくざとうサイズだったふくろが、みるみるおおきくなって、もとのコンビニぶくろになった。

 さら地元じもとのローカルコンビニ『セイコママート』でってきたお弁当べんとうすと、

「マジカル・ミラクル・『レンジデチーン!』 シャランラーン☆」

 あたたかくなる。結構けっこう魔法力まほうりょく消費しょうひはげしいため、コスパがわるいえでは使つかえないが、野外やがいではかなり便利べんり呪文じゅもんである。

直接ちょくせつものてくる魔法まほうとかないの?」

「あるけど、わたしのレベルでは使つかえない★ それに、からゆうけい呪文じゅもんは、魔法力まほうりょく消費しょうひがるから、冒険ぼうけんには不向ふむきだよ?」

「それもそうか」

 一応いちおう周囲しゅうい警戒けいかいしながら、黙々もくもくとお弁当べんとうべる。

 ヒグマ探索たんさくは、基本的きほんてき肉体にくたい労働ろうどう重労働じゅうろうどうである。しかも、ヒグマをつけたら即座そくざ戦闘せんとうはいらなければならない。おも荷物にもつ背負せおっていては疲労ひろうおおきくなるわけだから、魔法まほうちいさくする。

 魔法力まほうりょく消費しょうひおおきいけれど、おもくて嵩張かさば荷物にもつ背負せおって探索たんさくし、疲労困憊ひろうこんぱいして、ヒグマとたたかうよりはマシだとの観点かんてんである。

 また、過去かこたたかいでの経験けいけんかし、おにいちゃんのヤリ『グングニール』には、『おにいちゃんがかまえて呪文じゅもんとなえると少年しょうねん戦士せんしになる魔法まほう』をけてある。この戦士せんしはいわゆるロール・プレイング・ゲームの職業しょくぎょう戦士せんしで、これによっておにいちゃんの戦闘力せんとうりょく格段かくだんがるはずである。なお、そのときのおにいちゃんは16さい少年しょうねんになる。

 昨日きのう分厚ぶあつ取扱とりあつかい説明書せつめいしょ徹底的てっていてきんで勉強べんきょうしたのだ。ただし、かんいなめないので、あまり過信かしんはしないようにしている。

 べたらねむくなってきたので、おにいちゃんに見張みはりをたのんでお昼寝ひるねする。30分さんじゅっぷんねむれば、魔法力まほうりょくもそれなりには回復かいふくする。

 おにいちゃんの右腕みぎうでまくらよこになると、はやくも睡魔すいまおそってきて、うとうとしだす。

 おにいちゃんがいたほうで、わたしむねまさぐってきたみたいだけれど、はらけるのも面倒めんどうだし、されるがまま……。


3 ヒグマさんと、「あら、こんにちは」


「おーい、辰子たつこさーん。見張みは魔法まほうれそうだぞー。そろそろ、きろー!」

「んー、あと5ふんだけー、むにゃむにゃ……」

「だめだめ。こんないつヒグマがおそってくるかわからないところでるなんて危険きけんぎるだろ。きないとー、こうだーっ!」

 おにいちゃんが、わたしのおなかをくすぐりはじめた。結構けっこう本気ほんきかんじで。

「わひゃひゃひゃひゃっ、わかった、きる、きるからっ! やっ、やめっ!」

 おにいちゃんから、たたこされ……いや、くすぐりこされる。わたしは、このくすぐり攻撃こうげきには、どうにもよわいのだ。

「あー、目覚めざ最悪さいあく。まあ、いいや。おにいちゃん、片付かたづけしといて。わたし、おしっこってくる」

 トイレットペーパーと2まいがさねのコンビニぶくろってしげみのほうかう。おにいちゃんのいるあたりからえないのを確認かくにんして、ズボンと下着したぎ一緒いっしょひざまでろしてしゃがみむ。嫁入よめいまえむすめがなんて大胆だいたんな、とおもいつつも、ふうぅ〜っ。しあわせ〜っ♪

「それにしても、死神13デスサーティーンたちはどこにいるんだろう? 3とうもいるんだったら、1頭いっとうくらいはさっさとてきてしいものだよ」

 トイレットペーパーを適量てきりょうってき。かみはコンビニのふくろれてかえる。

 ねんのためにもう一度いちどきしていると、まえしげみがけられて、のっそりかおしたがばっちりった。


4 ひぐま三本槍さんぼんやり勢揃せいぞろ


 途端とたん背中せなかからあせたらり。かみをコンビニぶくろれてふくろくちしばるとがって後退あとずさり。

 緊急事態きんきゅうじたいではあるけれども、くまでも悪魔あくまでも、『あ、クマ!』でも、行動こうどう冷静れいせいに。こんなときでもわたしあわてないのである。

 ヒグマさんたちは、けるとおそかってくるからね💧

「って、うわっ!」

 背中せなかからうしろにすっころんだ。ズボンとパンツ、ひざまでろしてたんだった。冷静れいせいなつもりでおおボケをかましてた。

 ヒグマさんにおしりとか大切たいせつなところをられたかもしれない。のっそりと近付ちかづいてくるヒグマさん。わたし地面じめん背中せなかけたまま、ズボンと下着したぎこしまでげると。

「おにいちゃん、たーっ!」

 きぬくような悲鳴ひめいげた。

 直後ちょくご

なにっ! わかった、いまくぞ! 【①グングニール装着そうちゃく!】。【②少年しょうねん戦士せんし龍騎りゅうきただいま推参すいさん! ズギャギャギャーン💥】」

というこえこえてくる。かなりはなれたところから。ずかしいのはわかるけれど、かげでこそこそ変身へんしんするのはどうかとおもいます。

 がって後退あとずさりしつつ手短てみじか説明せつめいすると、①は指乗ゆびのりサイズのグングニールをもとおおきさにもど呪文じゅもん。②はおにいちゃんが少年しょうねん戦士せんしになるための呪文じゅもん少年しょうねん戦士せんしになると、16さい身体からだになり、戦闘せんとう能力のうりょくなど大幅おおはばにアップする。龍騎りゅうきは、本名ほんみょう優輝ゆうきいやがったので、そう名乗なのることにした……って、ヒグマがわたし至近しきん距離きょりにっ!

らえっ! ヒンニューショット!」

 ヒグマの右肩みぎかたにぎ拳大こぶしだいいしがヒットし、った。ヒグマがひるむ。

 くと右手みぎてにブラジャーのはしっこをったおにいちゃんの姿すがたが!

魔力まりょくめられたこのブラジャーは、石投げ器ス リ ン グとして、強力きょうりょく威力パワー制球力コントロールつ。辰子たつこ、もう大丈夫だいじょうぶだぞ!」

「おにいちゃ――ん!」

 わたしはおにいちゃんにって……。

「どおりゃあああ!」

「ぐおっ!」

 りをかましてやった!

なに? その武器ぶき名前なまえ? 『ヒンニューショット』ですって!」

「ま、て! これはとっさに名前なまえおもいつかず……」

だまらっしゃい! かえったらじっくりはないましょうね、オニイチャン♪(殺意さつい)」

 ヒグマは二本足にほんあしがると、

「グオオオオッ」

えた。ヒグマのみぎ前足まえあしくうつかみ、そこから左右さゆうへとひかりびたとおもったら……。

 一瞬いっしゅん、カッ! っとまばゆかがやき、視力しりょくもどしたときには、ヤリにぎられていた。

「ハルバード。斧槍ふそうばれる長柄武器ポールアーム一種いっしゅだ。白兵戦はくへいせんでは最強さいきょうクラスの武器ぶきとなる」

 斧槍ふそう……。たしかにやり穂先ほさきすこした斧状おのじょうになっており、その逆側ぎゃくがわには鉤爪かぎつめいている。でも、なんかごちゃごちゃして、それほどつよそうにはえないんだけれど?

「だが、このヒンニュ……、グラマラスショットのまえにはてきじゃない。飛び道具ミサイルウェポン威力いりょくおもるがい!」

 『グラマラスショット』とか、ぎゃくにムカつくんですけどぉー💢

 ……って!

「おにいちゃん、うしろっ!」

「うおおっ!」

 うまったヒグマが馬上槍ランスかまえてんでくる。

 それをけるようにわき退くも。

「しまった! ヒン……キョニューショットがかれてしまった」

 だーかーらーっ! いちいちなおすところがムカつくってーの! 緊急事態きんきゅうじたいだから、わないけれどね💢

いまうまった騎馬風きばふうヒグマが、死神13デスサーティーン第三の刺客ナンバースリー、クーマランス。そして、ハルバードをかまえたアイツが第四の刺客ナンバーフォー、スピアジャベリンだ。そして……」

 あに視線しせん辿たどると第三だいさんのヒグマがいた。

「アレがひぐま三本槍さんぼんやり最強さいきょううたわれる第五の刺客ナンバーファイブ伊達蛇亡威だてじゃないか!」

 あーあ、結局けっきょく南極なんきょくひぐま三本槍さんぼんやり勢揃せいぞろいしちゃった。


5 VSヴァーサスクーマランス


「おにいちゃん、わたし変身へんしんするまでめてて」

 そうって、かわほういそぐ。

 おしっこして、あらってなかったからね。おしっこがいたわけではないけれど、なんかあらわないといやじゃん!

 ハンカチできながらおにいちゃんのほうる。相手あいてうまった騎馬風きばふうヒグマのクーマランスのみ。あとの2とう静観せいかんかまえだ。わたしたちをあなどっているのであればありがたい。

「テクニク・テクニカ・シャランラ〜☆ ロリータタッチでマジカル♡またぎ🐻魔女まじょ☆ゆきちゃんにメタモルフォーゼ(赤面せきめんあせだく)」

 サクッと変身へんしん完了かんりょう。さーてと、ササッとやっつけちゃいましょうかね。

 とおもいつつ、静観せいかんしてる2とうのヒグマをるも、チラッと一瞥いちべつされただけで、すぐにその視線しせんたたかっているほうへともどされた。

 それならばわたしも、おにいちゃんとクーマランスのたたかいを見守みまもるとしよう。


 どうやら、たたかいはクーマランスが優勢ゆうせいすすめている模様もよううまによる機動力きどうりょく突進とっしんしては、おにいちゃんがかわして、そこにまたんでくるという具合ぐあい

 馬上槍の突進ラ ン ス チ ャ ー ジ強力パワフル鋼鉄製の鎧フルプレートアーマー貫通かんつうするとすらいわれる。片手用武器ワンハンドウェポンとしては最強さいきょうといっても過言かごんではないだろう。

 ただ、ランスという武器ぶきうま突進力とっしんりょくがあってはじめてその性能せいのう最大限さいだいげん発揮はっきする。うまからろしさえすれば、おもくてながくてあつかいづらい、欠陥けっかん武器ぶきがるわけである。

 とはいえ、ぬし人間にんげんとは腕力わんりょくがあるヒグマだからね。軽々かるがるあやつってみせるのだろうとはおもうけれど。


 機動力きどうりょく翻弄ほんろうされるおにいちゃん。攻撃こうげきかわしたとおもったら、すぐうしろからんでくる。おそろしいまでの馬捌うまさばき。

 っと、ここであしもつれてたおむおにいちゃん。

「あっ! あぶない!」

 容赦ようしゃないランスの突進とっしんは、しかし、左腕ひだりうで手首てくびからひじけてけられていたサラディッシュのたてながしていた。

 ふうーっ! ハラハラさせるんだからっ。

辰子たつこよ?」

「『辰子たつこ』じゃなくて、『ゆきちゃん』でしょ? で、なーに?」

「こいつら、想像そうぞう以上いじょうにやってくれるぜ。パンまつりのたてけた」

「えっ?」

 遠目とおめにはわかりづらかったけれど、どうやらいま一撃いちげきで、けてしまったようだ。

 グングニールですらつらぬけないとされるたてけるなんて……。想像そうぞう以上いじょう攻撃力こうげきりょくがあるにちがいない。

 ただ、クーマランスのほうも、いま一撃いちげきまるとおもっていたのがまらずに動揺どうようしたのか、かなりの距離きょりっておにいちゃんの様子ようすうかがっている。

助走じょそうをつけ最大さいだい威力いりょくたてをぶちこうというはらなのかもしれないな? つぎ最後さいごになるかもしれん」

「えっ? おにいちゃん、大丈夫だいじょうぶなの? なんならわたし魔法まほうで……」

「いや、こいつはおれ獲物えものだ。グングニールの威力いりょくおもらせてやるぜ!」

 おにいちゃんが両手りょうてでグングニールをかまえて、クーマランスのほうにらむ。

 すると、それが合図あいずであったかのように、クーマランスがんできた。うまひたいにもユニコーンのようにつのけられている。おにいちゃんは、つのとランスと両方りょうほう対処たいしょしなければならない。

 っと、クーマランスが馬上ばじょうがったかとおもうと空高そらたかねた!?

 地上ちじょうからうまつのが、上空じょうくうからクーマランスのランスがおそってくる。

 さきおそってきたうま攻撃こうげきたてながすと、つの十分じゅうぶん固定こてい出来できていなかったのか、衝撃しょうげきはずれてしまった。おそらくは、おとり。つまり本命ほんめいは……。

「うおおりゃあああっ!」

 おにいちゃんがグングニールを投擲とうてきした。グングニールがクーマランスの腹部ふくぶけてそらへ。

 しかし、クーマランスはかまわずにランスをかまえたまま降下こうかしてくる。

 ガギイイィ――ン!

 おにいちゃんは、ランスのさきをサラディッシュのたてめ、いやながした。ランスの穂先ほさき大地だいち深々ふかぶかさる。

 地面じめん激突げきとつしたクーマランスは、すぐさまがり、おにいちゃんに一歩いっぽ二歩にほ近付ちかづいてきたが、おにいちゃんの手元てもともどってきたグングニールが、そのひたいつらぬいた。

 おにいちゃんの勝利しょうりだ。

 クーマランスをせていたうまが、主人しゅじんいたむようにゆっくりとあゆってくる。ひたいつのはずれていて、戦意せんい喪失そうしつしているのだろう。

 一旦いったん、クーマランスの亡骸なきがらとおぎて、おにいちゃんをにらみつけたかとおもうとゆっくりとけて……。

 パッカーン!

 そのうしあしでおにいちゃんをばしてしまった!


 つづく


 次回予告じかいよこく

 グガゴゴゴ。グガガ。ガルルルル。

 グガ、グガ、グガ。

 (中略ちゅうりゃく)

 ガゴーッ。

(やく)ひとおれ伊達蛇亡威だてじゃないぶ。人間にんげん言葉ことばで『伊達だてじゃない』、つまり『ハンパないつよさ』という意味いみらしい。

 それにしても、クーマランスがやぶれるとは、なかなかの使つかのようだな。

 しかし、ったとおもった油断ゆだんおもわぬ命取いのちとりとなる。

 うまともたたかっていたのだ。そして、クーマランスはこのような想定そうていもして、訓練くんれんかさねてきていたのだろう。

 クーマランスよ、やすらかにねむるがい。


 次回じかいは『マジカル♡またぎ🐻の底力そこぢから』。

 その全貌ぜんぼうをとくと拝見はいけんさせてもらおう。

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マジカル♡ミラクル❄魔女っ子☆ゆきちゃん 魔女っ子★ゆきちゃん @majokkoyukichan

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