第7話 決戦! 13頭の人食いヒグマ《デスサーティーン》🐻

1 ブーム到来とうらい


ついたな。最終決戦さいしゅうけっせんへ」

「まだ一回いっかいたたかってないけれどね」

「きっと地元じもと人々ひとびとはヒグマにおそおののきながら生活せいかつしているにちがいない」

「そうね……ってて!」

「ん? どうした。うわっ!」

 お土産屋みやげやさんのまえで、ゆるキャラぐるみと記念撮影きねんさつえいをする人々ひとびとがいたのだが。

「ひぐまモン……ってまさか、ゆるキャラになっていたとは」

死神しにがみかまって黒装束くろしょうぞくぐるみはシュールだね★」

被害者感情ひがいしゃかんじょうかんがえたら、そういうかたはやめたほういとおもうんだが?」

て! 『らえ! 死神13デスサーティーン饅頭まんじゅう』だって! 『ひとらう羆型饅頭ひぐまがたまんじゅうぎゃくらいく《つ》くせ』?」

「こっちはブロマイドだ。『なめねこ』ならぬ『なめひぐま』だってさ。『なめひぐま免許証めんきょしょう』までありやがる! 『なめねこブーム』ならぬ『なめひぐまブーム』がようとは」

666ビースト死神13デスサーティーン被害ひがいマップだって。死神13デスサーティーンスタンプラリー協賛店きょうさんてんマップき……」

「『羆台風くまたいふう――人類史上じんるいしじょう最悪さいあく獣害事件じゅうがいじけん記録きろく――』かあ。こんなほんまでてるのか」

 その『羆台風くまたいふう』のほんだけってみせた。


2 13頭の人食いヒグマ デ ス サ ー テ ィ ー ン 最弱さいじゃく未熟熊みじゅくぐま『クマっ


 旅館りょかんいた。部屋へや対策たいさくる。

明日あしたいきなり実戦じっせん不安ふあんだな〜★」

「まあ、そんなに心配しんぱいするな。『羆台風くまたいふう』の記述きじゅつによると、このあたりに出没しゅつぼつするのは、ほかの12とうくらべてあきらかに成長せいちょうおそい『クマっ』だ。体重たいじゅう推定すいてい100kgそこそこしかないらしい。

 わば13頭の人食いヒグマ デ ス サ ー テ ィ ー ン いち未熟児みじゅくじってわけさ。」

体重たいじゅう100kgって未熟児感みじゅくじかんゼロだけれどね」


3 変身へんしん呪文じゅもんわすれちゃった。てへ☆


 翌日よくじつ旅館りょかんて2ふん48秒後びょうご、クマっ遭遇そうぐう

「ちょっとはやっ! まだこころ準備じゅんび出来できてない!」

覚悟かくごめるんだ!」

「カップラーメンが出来できるよりはや人食ひとくいヒグマに遭遇そうぐうするなんてありないでしょ? テク○クマヤコン・テクマ○マヤコン・魔法少女まほうしょうじよにな〜れ☆ あれ、変身へんしんしないよ?」

「いや登録とうろくした呪文じゅもんはそれじゃないっ!」

 そうさけびつつ、おにいちゃんがわたしとヒグマのあいだつ。そのにはオーディンのヤリグングニール(通販番組つうはんばんぐみったレプリカ)とサラディッシュのたて(さら+ディッシュ)。

 突進とっしんしてくるヒグマ。右前足みぎまえあしろす。

 バキャン!

 たてふせぐもふっばされる。

「おにいちゃん!」

大丈夫だいじょうぶだ。それよりはやくっ!」

 うううっ。変身へんしん呪文じゅもんどれだったかな〜?

「マ○リクマハリタ・ヤンバラヤン○ンヤン」

 ちがう。

「ピピルマピ○ルマプリリンパ・パパレホパ○レホドリミンパ・アダルトタッチで魔法少女まほうしょうじよになれ〜!」

 これもちがう! はやくしないとおにいちゃんが★

「ぴぴる○るぴるぴぴるぴー♪」

 やっぱりダメだ! おにいちゃんちこたえて!

「おい辰子たつこ

「ちょっとあとにしてよ! いま呪文じゅもんおもすので精一杯せいいっぱいなんだから」

「もういい。仕留しとめた」

「ほえっ?」

 ると死神13デスサーティーン、1の刺客しかく『クマっ』は退治たいじされていた。

「あれ? ひょっとしてよわい?」

莫迦ばかうな。クマっ攻撃こうげき単調たんちょうでかつ威力いりょくよわかったからギリギリかわせたんだ。つぎ刺客しかく『クマる』はヒグマとはおもえないほどのテクニシャンだとく。おそらくおれ技量ぎりょうではかわしきれない」


4 変身呪文へんしんじゅもん変更へんこうみとめられません


 変身へんしん呪文じゅもんはおにいちゃんがメモしていた。けれど……★


変身呪文へんしんじゅもん変更へんこうみとめられません。最低さいていヶ月かげつ使つかっていただかないと」

「そんな〜💦」

「いるんですよね〜。毎回まいかい毎回まいかい呪文じゅもんえようとする魔法まほう少女しょうじょかたが。なかにはあまりにも呪文じゅもんぎて、変身へんしん呪文じゅもんがわからなくなり、変身へんしん出来できずに大怪我おおけがって、魔法まほう少女しょうじょ引退いんたい余儀よぎなくされたかたもいらっしゃいます」

 うぐっ、みみいたい。おにいちゃんいなかったら、わたしもどうなっていたか?


「どうしてくれるのよ、おにいちゃん!」

「そんなことって。『ねむくなったから適当てきとうめといて』ってったのはおまえだぞ」

「でもだからって〜★」

「3ヶ月かげつ我慢がまんしろ」


5 魔法まほう呪文じゅもんはドラ○ンクエストふう


 翌日よくじつ四時間よじかんあるまわってようやくだい2の刺客しかく『クマる』と出遭であえた。

 クマるは評判ひょうばんどおりのテクニシャンだった。

 右前足みぎまえあしげたクマるに反応はんのうしてたて頭上ずじょうかかげたおにいちゃんだったけれど、クマるの攻撃こうげきはサイドスローふうよこからせまってきて、おにいちゃんの生身なまみ身体からだにヒット。

 あらかじめバイ○ルトとス○ルトの呪文じゅもんけておいたけれど、おにいちゃんはぴくりともうごかない。

 あっ、これ。普通ふつうぬヤツだ★ しょうがない。

「テクニク・テ○ニカ・シャランラ〜☆ ロリータタッチでマジカル♡またぎ🐻魔女まじょ☆ゆきちゃんにメタモルフォーゼ(滝汗たきあせ)」

 呪文じゅもんながいは文言もんごんずいはで最悪さいあくだ!

 ぴよっ🐤 わたし全身ぜんしんつつむようにまぶしいひかりがっ! って、あーっ! ふく消滅しょうめつしてまれたままの姿すがたに💦 ギャー!

 とおもったのもつかしろ桜色さくらいろ基調きちょうとした魔女まじょ衣装いしょう装着そうちゃくされ、わたし身体からだ勝手かってにマジカルステッキをりかざしながら、なにやらそれっぽいまいっていた🌸

 アニメかよ! 視聴者しちょうしゃいねーんだから、過剰かじょう演出えんしゅつ不要ふようだよ。なんかナルシストみたいでいやじゃん!

てつくブリザードよ! 罪深き人食いヒグマ マ ン イ ー タ ー しかるべきむくいを! 『ヒャダ○ン』」

 おそるべき冷気れいきあらしがクマるをこおりつかせ粉砕ふんさいする。ヒグマに冷気れいきつうじないかとおもったけれどマイナス100℃以下いか攻撃こうげき有効ゆうこうだった。それよりおにいちゃん。

なないでっ。ベ○イミ」

 玉響たまゆらベ○マとまよったけれどMP節約せつやくしました。

「ううっ」

 かったきてた☆


6 一緒いっしょにお風呂ふろはいろっ?


 なんとか、つぎまちまでやってきた。しかし、旅館りょかんやホテルなどがどこも満室まんしつ仕方しかたないので、いわゆるラブホテルとかいう、いかがわしい宿泊しゅくはく施設しせつまることと相成あいなった。

 部屋へやはいり、今日きょう羆情報ひぐまじょうほうでもようかとテレビをけると、いきなり大画面だいがめんにエッチをする男女だんじょ姿すがたが!

 あはははは💧(あせ) すみやかにテレビをし、ソファーにすわったおにいちゃんのよこ腰掛こしかける。

「おにいちゃん、大丈夫だいじょうぶ?」 

「ああ、なんとかな。だが、この調子ちょうしじゃいのちがいくつってもりないぞ?」

 それはそうだよね? ヒグマの一撃いちげき一撃いちげき必殺ひっさつ威力いりょくがあるんだから。

「おにいちゃんは、もういいよ。明日あしたになったらいえかえって?」

「だが……」

わたしは、魔女まじょ☆になったら、すこしはヒグマの攻撃こうげきえられるんだって。でもおにいちゃんは、○クルトの呪文じゅもん守備力しゅびりょくげておいたのに、一撃いちげきでやられちゃったし……」

「いや、あれは“つうこんのいちげき”だったんだ。無防備むぼうびなところにまともにはいったから。そうでなければ、2・3ぱつえられるはずだ。いや、えてみせる。それに、おまえひとりでやられたら、もうそれっきりなんだろ? もう、『うるうどしんさま』も、『ミレニアムしん』さまもたすけてくれないだろうし」

「おにいちゃんは、危険きけんおかしてでもついてきてくれるの?」

「おいおい、今更いまさらだぜ。おまえ一緒いっしょについてくるとまったときから、おれとおまえ一心いっしん同体どうたいなんだぜ。ぬときは一緒いっしょだ」

「おにいちゃん……♡ ねえ、一緒いっしょにお風呂ふろはいろっ? お背中せなかながしてあげる♡ それに……」


7 あのね? ホントはおにいちゃんのこときだったんだよ?


「わあ〜っ♪ お風呂ふろひろ〜い♡ かったね?」

「そ、そうだな……💧」

 おにいちゃんが緊張きんちょうしているのがわかる。

「おにいちゃん。らしくなーい! むかし一緒いっしょはいってたじゃない?」

「それって、おれ小学しょうがくねんで、辰子たつこ小学しょうがくねんころだろ? おれいま31歳さんじゅういっさいだから、もう20ねんちかむかしはなしじゃないか?」

「おにいちゃん、としったね〜♡ わたしなんて、まだ13さい。しかも、この身体からだは13さいのままでずうっと成長せいちょうしないんだよ? あっ! おにいちゃん、ひょっとして、大人おとな身体からだほうい? わたし魔女まじょ☆だから、二十歳はたちでも三十路みそじでも盤寿ばんじゅ(81歳はちじゅういっさい)でも、おのぞみの身体からだになれるよ?」

「いえ、13さいのままでおねがいします。って、なんか、犯罪臭はんざいしゅうがするなあ★」

大丈夫だいじょうぶ! わかいのは身体からだだけ! 中身なかみはしっかり二十歳はたちえてるから。これがホントの合法ごうほうロリだね☆ じゃあ、シャンプーからするよ? シャンプーハットないから、けないようにね?」

「ガキじゃねえよっ!」

 一旦いったん、シャワーヘッドをき、両手りょうてでしっかりと泡立あわだてる。

かゆいところは、ございませんかぁ〜?」

などとたずねつつ、おにいちゃんの股間こかんのぞむと、見事みごとにしっかりと、勃起ぼっきしていた。昔見むかしみたときよりもずいぶんおおきいがする。

 シャワーであわあらながしつつ、ここでイカせてあげたほういんだろうな、とかんがえる。シャンプーがわると、今度こんど身体からだ

 ボディソープをしっかり泡立あわだてて、おにいちゃんのくびからかたむねわき背中せなかへと、素手すで全身ぜんしんひろげていく。

 ピコーン💡 ふとおもいついて、ボディソープを自分じぶんむね泡立あわだて、おにいちゃんの背中せなかける。

「お、おいっ!」

 動揺どうようする様子ようす可愛かわいい♡ わたしむね背中せなかをひとしきりあらうと、今度こんどはおにいちゃんのむねわたしむね密着みっちゃくさせてこすあらう。

「これはヤバいんじゃないのか?」

うおにいちゃんに、

身体からだあらってあげてるだけだよ? なにがヤバいの?」

 とたずねて、くびかしげてみせる。

「あ〜、なんてうかだな〜、その〜、我慢がまん出来できなくなる……」

 なんだよ、童貞どうていかよっ! おにいちゃん、可愛かわいすぎぃ〜っ♡

 えて、股間こかんかるあらうにとどめて、あしあらってシャワーで全身ぜんしんあわあらながす。

「おにいちゃん、って♡」

 がらせると、そのまえ両膝りょうひざをついて膝立ひざだちになり、おにいちゃんのおおきくなったそれに両手りょうてえる。

「な、なにをする……」

 おくちおおきくひらいておにいちゃんのモノをふくむ。おとこひとくちでしてあげるのは、人生じんせいはつだ。……って、この身体からだ一度いちどんでよみがえったんだから、人生じんせいはつって表現ひょうげんただしいのかな? まあ、生前せいぜんふくめてはじめてだから、間違まちがってはいないでしょう♪

「あうっ、や、やめ……」

 こしけてごしになるおにいちゃん。

わたし、おくちでご奉仕ほうしするのはじめてなんだよ? しっかり堪能たんのうしてくれなきゃこまる!」

 そううと、まあ仕方しかたないとでもおもったのか、ごしだったこしぐになり、いやむしろ、こしかる前後ぜんごってきだした。

 『ちょ、ちょっと!』とおもったけれど、しっかり堪能たんのうしないともうわけないというおにいちゃんのおもいと、すこしでもはやわらせようという思惑おもわくとがかさなった結果けっかなのだろう。

 わたしも、よくわからないながらもした先端せんたんほうまわし、おもいっきりったりしてみて、反応はんのうていると、

「あっ、るっ!」

とおにいちゃんがソレを、くちからこうとしたので、おにいちゃんのおしりきつくようにしてのがさず!

 いきおしたたる感触かんしょく一定いっていのリズムで、ビュッ、ビュッ、っとぶつかってくる。やがておさまってくると、おにいちゃんのモノをおもいっきりって、してあげた。

 うえぇ〜っ! くちなか生臭なまぐさい。なにかのものにたとえようとおもっても、たようなモノがおもいつかない。

 んであげると、おとこひとよろこぶという情報じょうほうっていたけれど、とてもめたものではなく、ひだりてのひらした。

 くちなかのこっていたうちのほんのちょっぴりを、けっしてんでみたけれど。

 おええぇぇ〜っ! まずいうえのどにねばねばがからみついて、上手うまめない。出来できることなら、のどおくんできたいくらいだけれど、そんなことしたら、おにいちゃんショックだろうから、涙目なみだめのまま笑顔えがおつくした。

 とはいえ、自分じぶんでもそれとわかるくらい微妙びみょうった笑顔えがおであったろう。

辰子たつこ……。どうしてこんなことを……」

とおにいちゃんが、たずねてくるけれど。

 どうして、ってそんなのまっているじゃない? おにいちゃんがきだからだよ? ずっとずっときだったんだよ? おにいちゃんがきだから、気持きもくなってもらいたい。ご奉仕ほうししたいっておもってたんだよ?

 けれども、その言葉ことばはぐっとみ、

「ふむふむ、これが『くちでイカせる』というヤツか。いい社会しゃかい勉強べんきょうになったよ☆」

とうそぶいた。


8 死神13デスサーティーンの3・4・5番目ばんめ羆三本槍ひぐまさんぼんやり


 お風呂ふろからるとルームサービスで夕食ゆうしょく注文ちゅうもんしてべた。

 なんで北○道ほっ〇〇どうてるのに、ラブホご飯食はんたべなきゃなんないの! とおもったけれど、まった期待きたいしていなかったためか、意外いがい美味おいしくいただけました♪

 そのれいの『羆台風くまたいふう――人類じんるい史上しじょう最悪さいあく獣害じゅうがい事件じけん記録きろく――』というほんで、つぎ死神13デスサーティーン情報じょうほうあつめた。

つぎかう場所ばしょには3とう棲息せいそくしている。人呼ひとよんで『羆三本槍ひぐまさんぼんやり』! そのとおり、この3とうはいずれもヤリあつかう。それも相当そうとう腕前うでまえらしい。しかしっ! おれ槍使ヤリつかいとして、このたたかいはけっしてけられない」

「3とうか〜。いっぺんに出遭であったら、えらいことになっちゃうね?」

「しかし、最悪さいあく状況じょうきょう想定そうていしてからねばなるまい。1頭いっとうずつを相手あいてにすれば、おれのグングニールがおくれをるはずはない。とはいえ、スタミナてきなこともかんがえて、今回こんかいはアウトレンジからの一掃いっそう目標もくひょうとして、辰子たつこちゃんにおまかせしよう」

「でもそんなに上手うまくいくかなあ? だって過去かこの2とうは、いたらすぐまえにいたじゃない? ヒグマは結構けっこうかしこくて人間にんげんだましてめてくるっていうよ?」

なにか、ヒグマが接近せっきんしてくるのを感知かんちする呪文じゅもんってないのか?」

「きっとあるんだろうとはおもうけれど、あの広辞苑こうじえん13冊分さつぶん分厚ぶあつ取扱とりあつかい説明書せつめいしょから、さがしておぼえるのが大変たいへんそう。今回こんかい基本的きほんてき攻撃こうげき呪文じゅもん回復呪文ホ○ミ系のじゅもんをメインにたたんできたからね。つぎはそういった呪文じゅもんおぼえてくるように心掛こころがけるよ」

距離的きょりてきかんがえて、明日あした移動日いどうびになるからたたかうのは明後日あさってだな」

「えっ? そうなの? だったら今日きょうはもう休憩きゅうけいしよっ♡ 休憩きゅうけいっていっても、おにいちゃんにはあさまで頑張がんばってもらうほう休憩きゅうけいだけれどね?」

「えっ? あ……。お手柔てやわらかにおねがいします💫」


 つづく


 次回予告じかいよこく

 は〜い♪ ひみつのタツコちゃんだよ〜☆ おにいちゃんとはあさまで……とはいかないまでも、3回戦かいせんまで頑張がんばってもらっちゃいました♡ 魔法まほうでしっかり元気げんきチャージ☆ おにいちゃんのあっちがタツコちゃんになってました〜っ! むふっ💕

 って、おたのしみモードはここまでで、わたしとおにいちゃんのいのちけたたたかいはつづきます。つぎ羆三本槍ひぐまさんぼんやりとの死闘しとう

 どうせ、主人公側しゅじんこうがわ順当じゅんとうつんでしょ? とおもわれているかもしれませんが、作者さくしゃからは、この小説しょうせつはマルチエンディングで、人気にんきがなくてりになる場合ばあいはらいせに、最期さいごにいちゃんとわたし仲良なかよわれてのバッドエンドにするんだって!

 ギャーッ! 読者様どくしゃさま反応はんのうわたしたちの運命うんめいかっている?

 おねがいします💦 今週こんしゅう面白おもしろかった作品欄さくひんらん、『マジカル♡ミラクル❄魔女まじょ☆ゆきちゃん』に○をつけてちょ?

 最低さいていでも、われてバッドエンドだけは回避かいひ死体したい……いや、回避かいひしたい。せめておにいちゃんだけでもびてしいっ!

 結構けっこう切実せつじつですっ! よろしくおねがいします。

 もし最終回さいしゅうかい、ヒグマにわれてさようなら、ということになったら……★

 ひゅ〜、どろどろどろ〜🌾

 けてるよ〜👻 バケラッタ〜💀

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