第5話伝えたいこと①


こんこん、どこかでドアを開ける音がする

「はいはい」

玄関のドアを開ける


そこには、ふわふわに白い何かだった

ーー彼女、ミンはそれを見たことがあった


「、、、魂かしら、あら、もういくのね」

こくりとうなずく、

「私に何か用」

こくりとうなずく

それは、金田の魂ではない

魂は、長い髪の女の姿になると


「、、、成人も大きくなりましたし、これでいいんです

ーー私は、この5年間「悪夢」を見てるようでした

繰り返し、繰り返し、見るんですーー成人を捨てた夢が、、、変ですよね

ーーーそれだけが、繰り返し繰り返しでも、もう終わったんです

梓さんのおかげです、

ありがとうございます」


ここで疑問がわく「どうして私に?」

「、、、それはいずれ、私の息子にかかわるからでございますよ

私の息子には私のようになってほしくありません」


ーーー女の方ですけど

「それでは」--そう言って消えていった



ーーー幽霊は「悪夢」を見てる、繰り返し、繰り返し、終わらない悪夢を

「、、、さようなら「冥界」で会いましょう」


ーーいずれ彼女はどこかに転生するだろう、今度こそ、今度こそ幽霊なんぞにならないように

幸福に、いき、幸福にしねるように

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やがて水になる 暇の三 @13222uygu

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