第3話

 沈黙があった。

 数秒か、数十秒か、はたまた数時間か。

 この時、この国に生きる誰もが無限に感じるような時の中で、ただ静かに「終わったな」と瞳を閉じて小さな溜息をついた男がいた。

 男は指令室の椅子に座り、軍帽を脱いで、サーベルを銃と共に卓上に置いた。

 どかどかとする足音に終わりの近づきを静かに感じていた。他の将校はもう投降したのだろうか。非常にどうでも良いが、そんなことを思う程度の余裕はある。

 抵抗する意思がないと分かると、立てとぞんざいに命令され、後ろ手に縄をかけられた。

「連れていけ」

 去り際、ちらと卓に視線を向ける。すぐに書類は見つかるだろう。

 “生きろ”と心の中で呟いて、アレクセイは二度と戻ることはない部屋を後にした。

 時は少しだけ流れて、空軍、レフのいる駐屯地も投降した。

 武器を取り上げられ、舎へ押し込まれるように戻されたが、その出入口と門は見張られている。敗戦が決まり、この国の全てのものは勝国へ下る。それは人とて例外ではない。

 隔離、見張られた軍人たちからは逃げたと思われる将校達への罵り言葉や、自身の不運を呪う声が聞こえる。

 同じように連行、隔離されているレフはひたすらにアレクセイの無事を願っていた。投降した将校は間違えなく処刑される未来が待っている。

 絶対にあり得ないことだと知りながら、レフは「逃げていてくれ」と願わずにいられない。叶うなら、今すぐにアレクセイのいる陸軍本部へ飛んで行きたい。噛みしめるようにして願いながら、部屋の窓から空を見上げた。

 空軍が投獄地へ移されることになるのはそれから二日後だった。その頃には、既にレフの耳にも存命するすべての将校が投降し、投獄されたことは入ってきている。

 軍人たちが連行されて列車に乗せられるのを街の人たちは、ある者は悲しみ目で、またある者は蔑みの目で見ていた。自国が負けたことに対する悲しみ、負けた軍人たちへの怒り。

 時折飛んでくる小石や罵倒を引率する勝国の軍人が威嚇する声が聞こえる。引率者に銃を向けられたまま歩き続ける中で、レフはアレクセイのことを考えていた。「生きてくれ」「逃げてくれ」そんな言葉がアレクセイに対していかに無意味か、レフは良く知っている。彼は家の、貴族に列なる者であり、軍人、将校である義務を果たすことを選ぶだろう。

 アレクセイに一つだけ、言わないで来た事がある。

 アレクセイと出会ったあの日、あの針葉樹の森に、本当は、自分は生きるために逃げて来たのではないのだ。死のうと思って、彷徨っていただけだ。

 なかなか死に踏み切れず、馬小屋に身を寄せた日。

 あの日、夜も明けきらぬうちから集めていた屑鉄を軍需工場に持って行こうとした。その時、孤児のグループに襲われたのだ。この見た目から疑われる生まれ故に、どのグループにも入ることが出来なかった自分は、度々そういう目に遭った。丸一日かけて集めた、木桶に三分の一も満たない鉄屑は、パンを二つ程度は買えるだろうかと考えていた時だった。五、六人はいただろうか、明らかに自分より年上もいたように思う。到底勝てるわけなどない。桶の鉄屑をすべて奪われ、すぐに立てなくなるほどに殴られ、蹴られた。口の中に、滲むように錆びた鉄の味がしたのを覚えている。そんなことを繰り返して、終わらない迫害を終える方法として考え付いたのが、自身の死だった。

 いつか身を寄せた教会で見た葬儀の光景を思い出し、神父が言っていた「神の御許での永遠の安息」を得ようと考えた結果だった。

 しかし、思ったように死を招くことが出来ず、彷徨って空腹のあまり口にした、今では、硬くて酸味の強すぎるエグ味と渋みのある、口にすることを躊躇う果実がこの上なく美味しく感じられ、自分を追いかける人間もないあの森が、永遠の安息の地に思えて、死ねずにいた。

 …そして…

『…出てこい、三つ数える』

 人間に出会ってしまった恐怖。

『手の中のものは捨ててしまえ』

 自分の命を繋ぐ果実を捨てろと言われた悲しさ。

『ゆっくりこっちに来い。…一緒に食事をしよう』

 今まで誰にもかけられたことのない、優しい言葉。


 いつだったろうか、彼の少しだけ笑った顔を見たのは。


 いつからだろうか、彼の少しだけ笑った顔が好きだと思ったのは。


 いつの頃だろうか、彼の役に立ちたいと思ったのは。


 いつのことだっただろうか、アレクセイが軍人であることを似合わないと思ったのは。


「…アレクセイ…ッ」

 噛みしめた歯の間から、零れた名。




「……」

 アレクセイは投獄された牢で、何をするでもなく、ただ粗末な椅子に腰掛けていた。目を瞑って、考えるのはレフのことだった。自分に対する尋問の中で、あの書類の話が出た。これでほぼ間違えなく、レフは勝国へ行ける。敵国に従軍していたことを、とやかく言う輩は出るだろうが、この国よりは生きやすいだろう。

 小さく付いた溜息は、安堵からのものか、ただの疲労からか、それはわからない。ただ、先ほどから、隣の牢にいる者が家族を思って泣いている声が聞こえているが、同情心が湧く以前の問題として、自分にはそういった相手がいないなと思うだけだった。

 混血であるレフを空軍へ配備することを提案し、前線へ向かわせる。もし生き残るようならスパイの教育を受けさせて戦闘以外でも利用できると進言する書類だった。外見から、疑われる可能性も少なく、もし捕まっても奪還の必要性はないことも書き加えられている。完全に、「生まれ」から死んでも構わない捨て駒と取れるようにして、実際は定かではないが、混血であると断定する。彼の母は自分の父が使用人として雇っていたが病死したとし、残った子供を使っていたとした。姓はベネット。ありふれた言葉に僅かな願いを託した。

 レフはこの姓を聞いてどう思うだろうか。…いや、私がレフを捨て駒にしようとしていたと聞くだろうから、自分が付けた名前も姓も嫌がるかもしれない。…だが、それはそれでいい。新しい名前で新しい土地で、望むように生きてくれれば。

 ゆっくりと瞳を開いて、鉄格子の隙間から空を見上げた。狭い空だが、美しい青色をしていた。まるで、レフの瞳のようだと思って、アレクセイは少しだけ笑った。その顔はレフの大好きな顔だった。


「レフ・ベネット、お前に話がある」

 食事を終えた時に看守に呼ばれたが、たっぷり数秒、レフは反応しなかった。

「おい、レフって言ってんだから、お前だろ?」

 こそっと同房の男に言われて、え?っと間の抜けた声と共にようやく反応する。ベネットという姓を名乗っていたことはない。入隊の時にアレクセイが元使用人の姓を便宜上使ったと言っていたが、ベネットではない。

「中尉殿がお待ちだ、来い」

 何故自分だけが呼ばれるのかは分からなし、ベネットが本当は誰を指しているのか分からないが、虜の身であるから、黙って着いていく。

 そこで、彼は中尉と呼ばれた男にジロジロと見られ、「なるほど」と勝手に頷かれる。

「確かに、この国の人間ではなさそうだ。…だが、小隊を任されていたとも聞く。お前は当面保留だな」

 意味が分からないことを一方的に言われて房を変えられた。独居房なのだが、少しだけ待遇が変わっている。本来、雑居房から独居房へ移されると待遇は悪くなるのが普通なのだが、明らかに監視は減っているし、食事も房まで運ばれてくる。

 しかし、雑居房なら雑談などもしようがあるが、いかんせん、独居房だとすることがない。漫然と過ごすうちに、自分が独居房に入れられている理由を探り始める。看守たちの内緒話や自分が運動も食事も一人にされ、労働からも外されているのは、自分を隔離するためと言うよりは、他の人間と接触させないようにしているのではないかと思い始めた。

 そのうちに雑談に応じない看守がレフに話しかけてくるようにもなり、その内容は生い立ちに関することが多かった。何かを探られている。そう感じていた。

 そして、当たり障りなく、アレクセイの邸に居た頃の、薪割りや庭師の手伝いの話をする。相手は少し憐れむように言葉を返してくるのを観察して暫く、もしやと、少しだけ、自分の使用者であるととられているアレクセイを蔑む言葉を口にしてみた。酷く気分が悪かったが看守たちは何処か嬉し気に言葉を返してきた。それから、陸軍少佐であるアレクセイのことをひたすらに悪し様に言う言葉を聞くことになるのだが、「何も知らないくせに」という言葉を飲み込み続け、相槌を打った。

 そんな風に雑談を繰り返していると将校達の裁判が始まったと情報を得ることが出来た。

 動揺をひた隠しにしてレフは情報を探る。将校の裁判など、あって、ないようなものだ。大仰に罪を言い渡すのはその国の軍人と国民への見せしめの意味があるだけ。その場所として裁判という形が取られるだけの話だ。

 その日から、レフは違うことを考え始めた。裁判が進めば、当然、アレクセイの処刑も迫ってくる。誰もアレクセイを救わないし、アレクセイに逃げる意思もないだろう。

ならば方法は決まっている。

 脱獄して、自分がアレクセイを救う。

『…少しぐらい、お前と同じ夢を見て見ようと思っただけだ…』

 あの言葉を信じたい。

 同じ時間の中で、同じ夢を見て、叶えたい。

 ベッドの上でごろりと寝返りをうち、強く握った拳を見つめた。

 頭の中で、脱獄の方法を考える。チャンスは食事が運ばれてきた時。経路は運動場へ連れていかれる順路まで走って塀を超えるか…いや、駄目だ。登っている間に撃たれてしまう。見つからないで、外に出る方法を考える。時間がないと焦れば焦るほど考えが浮かばない。握った拳にはだんだんと力が入ってきていることにも、額に汗が滲んでいることにも気づかず、レフはグルグルと思考を巡らせる。

 考えろ、考えろ、考えろ。…しかし、策は思いつかず、巡らない。時間は刻々と迫っている。

 時間だけが過ぎる。イライラともどかしく、しかし、確実な方法などいまだに浮かんでこない。イチかバチか、何も行動しないより、やってみた方がマシだと可能性に賭けることを選び、レフは思い切り自分の手首を噛んだ。鏡がないのが不便だが、致し方がない。そのままゴホゴホと咳き込んで看守が気が付くの待った。

 明け方に予想通りに房の扉を開いた看守を気絶させ、武器を奪う。銃以外に、ナイフと手榴弾があることに思わず笑んだ。これで混乱を引き起こせる。周囲を伺って、窓の外に手榴弾を投げる。すぐに駆けつけて来た看守も気絶させ、鍵束を奪って仲間たちの房を開けた。

 こうなれば、最早乱闘以外に道はない。怯えた相手が銃を乱打すればするほど思うつぼだ。銃創は必ず空になり、当然のように再度弾丸を装填する時間など与えてもらえるわけがない。後に残されるのは肉弾戦のみ。

「帝国空軍に臆病者はない!!」!

 レフが発破をかける。もとより大半が志願をして、戻れば英雄、死なば英霊と言われる空軍に来た者だ。血の気の多さと勇猛さは随一だと言っていい。

「オォ!!」

 レフの言葉に、誰がこのまま形だけの裁判など受けるものかと躍起になった。誰もが愛しい者の所へ帰りたいのだ。それが土地を移ることになろうとも、同じ時の中で、共に在れる場所で生きたいと思っているのだ。




 目覚めると、レフの声が聞こえたような気がした。

 …そんなわけはない。随分と自分はレフに救われていたのだなと少しだけ笑う。 まさか、こんな気分で処刑の日を迎えるとは思わなかった。悪くないものだ。

 今日の正午、自分はこの世から去る。

 ここに収監されてから、アレクセイは鉄格子から空を眺めていた。狭い、切り取ったかのような空の、抜けるような青は、何処か幸せな気分にさせてくれる。レフの瞳の色を幾度となく連想しては、彼のこの先の人生に祝福あれと思わずにはいられない。神を信じなくなって久しく、祈りの言葉など知りもしない。だがもし、神がいるのなら、今だけは祈ろう。彼の為に。そして、これがもし神の恩寵ならば礼を言う。まさか自分が少しでも幸せな気分を抱いて、死ねるとは思わなかったからだ。誇れるようなものもなく、惜しむような人生ではない。だが、心のどこかで、レフと過ごした日々に幸せを見出していたのかと今更ながらに思った。

 処刑の場に立っても自分はレフと過ごした日々を考えるのだろうか。そう思ったところで、アレクセイは思考を打ち切った。

 処刑まであと十五分と迫り、アレクセイは後手に縄をかけられた。目隠しのまま連行されて、背中にひやりとした感触をうける。身体を固定する支柱だろう。

 冷静にそう思う片隅で、やはり、レフのことを考える。

 生きてくれと願う。出来るなら、幸せな未来を生きて欲しいと思う。

 目隠しの下で瞼を閉じると、浮かんでくるのは昔の光景。暖炉の前で本を読み聞かせてやった時の光景が懐かしく、鮮やかだった。

 この時から、わかっていた。将校として立つ自分は、きっとこの子の生きる未来にはいない。

 夢をみせるだとか、希望を託すだとかそんなことではなく、何度考えても「気まぐれ」以外に答えの出なかった自分の行動がもたらした、短くも幸せだった時間。

 そこまで思ってはっとする。我ながら、気が付くのが遅いと死の直前に苦笑した。

 そう、幸せだったのだ。あの子供と過ごした日々が。

 軍籍に身を置いた時から、いや士官学校に入った時から死を受け入れ、諦めたように生きて来た自分がこんな希望を持つとは思わなかった。

…死を受け入れる今だからこそ、自分の感情を認めよう。

 誰にも知られることもなく、そういう願いを抱いたということ、ただそれだけを、頭の中で言葉に組み替える。自分の為に。

『…叶うなら、お前の行く未来を、一緒に生きたい』

 生きたかった。

 自分でもわからなかった。だが、そう頭の中で認めると、枯れたと思っていた涙が零れた。それは目隠しの下の出来事。誰に見られることもなかった。

 鳴らされた空砲。号令の音が聞こえる。

 それと同時に響く爆音、暴動かと処刑そっちのけで周囲が騒めきだす。アレクセイは冷静にそれを聞きながら、自らの終焉を待った。

 しかし、聞こえて来たのは自身の終焉を告げる銃声ではなく…

「間に合ったっ」

「レフ!?何故!?」

「話はあとだ!」

 はらりと解かれた目隠し。瞬間的な眩しさに目がくらんだが、すぐに映し出された目の前の光景に唖然とした。空軍の若衆が処刑場の兵と乱闘しているのだから無理もない。処刑場の長銃は、どう考えても至近距離の戦闘に向かない。

「レフ!!」

 仲間が呼びかける声にレフが振り向く。

「みんな、ありがとう!!」

 その声を合図かのように、レフと共に乱闘に来た者達が思い思いに散っていく。

 捕まるなよ!お前もな!生きて会おうぜ!そんな言葉が端々に聞こえた。

 アレクセイを抱えて、レフは走る。男一人抱えてここまでのことが出来るのかと場違いな感心を覚えた。

「レフ、何故来た!?」

いくら仲間の助けがあったとはいえ、危険極まりないを通り越している。無謀だ。

「会いたかった!一緒に食事をしたかった!一緒に生きていきたいんだ!!」

そういう相手を助けたいって言ったら、皆も家族や恋人と生きたいと、形だけの裁判で終わりたくないと手を貸してくれたと言った。

誰もが皆、敗戦により大きなものを失う。財産、命、家族、恋人。失わずに済むのなら、それに越したことなどないのだ。その為に、若いレフ達は抗った。

「……領地も、何もかも取り上げられてしまった。…私は…何も持たない…。この身一つだ…。それでもいいのか?」

 アレクセイのその問いかけを含んだ返答が嬉しい。

死にたいだとか、処刑までが務めだと言わないその言葉とその問いかけは、一緒に生きる意思を含んでいる。

「勿論!!場所はかわってしまうけど、夢を叶えることは諦めない!絶対にあきらめない!!」

「…子供達を助ける、か?」

「手を貸して欲しい」

「あぁ」

 短い返答の後、アレクセイは笑った。レフの好きな、あの顔だった。

 処刑を悲観してはいなかった、ただ、いつの頃からか、朝に太陽が昇り、夕に沈むのと同じように、いずれ遠くない未来に戦争に負け、処刑されると受け入れていただけだった。

 敗北が決定的な色を見せ、「そろそろか」と自分の命に残された時間が僅かになってきて始めて、未来への希望を手に掬い上げてみたいと思ってしまった。

 そして死の直前で、頭の中で「生きたい」と言葉を配し、「生きたかった」と死を受け入れた時、自分は間違えなく涙したのだ。

 悲しいことに、切望したのだ。

「レフ、お前と共に生きたい」

 そう素直に口にするのは存外に恥ずかしさを伴うものなのだと知ったが、助けられ、生きることを放棄したくないと思う今、これは言うべき言葉だ。

 何故か顔を赤らめたレフが笑う。

「うん、一緒に生きて行こう」






 それから、何処かの国の何処かの土地で。


 土地を開拓して大きく開いたその場所は、小さな小屋がある。そこで子供たちに読み書きを教えるアレクセイがいる。

 最近は教会の孤児達にパンや食事を配るのに忙しく動き回りながら、もう少し畑を広くしたいと考えるレフがいる。

 肥料や野菜の種類はアレクセイと相談しようと畑を前に腕を組んで悩んでいると、すぐさま子供たちが飛びかかってくる。

「せんせー!!」

「にいちゃん!!」

 目まぐるしく過ぎる日々、子供達は容赦なく、二人に飛びついて離れない。学問を、食事を喜ぶ子供達。

 今日は小麦と砂糖の寄付を貰ったから、菓子も焼いた。

 甘い菓子に飛びつく子供達の笑顔に、昔、蜂蜜を垂らした紅茶を飲んだ時のレフの笑顔を思い出して、アレクセイは笑った。

 アレクセイは最近、本当に良く笑うようになったとレフは思っている。

「スキありーーっ!!」

 アレクセイの笑顔に見とれていたレフに男の子達が数人がかりで飛びかかる。さすがに不意をつかれたのと人数も相まって、レフはその場に尻もちをついた。

 見ていた子供達の声につられるようにアレクセイも笑う。


 あの時、レフがアレクセイに聞かせた未来の姿が、今、二人の前にある。あの時、夢に描いた未来の姿が、ここにはあった。



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若き獅子は夢を見る koya @koya_koya

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