花姫さまは死に至る病

作者 乙島紅

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★★★ Excellent!!!

この4000文字にこれだけの展開と幸せを盛り込むとは! 作者の筆力に嫉妬してしまいます。

入りは流行りの異世界転生。主人公は植物学者。
物語はマンドラゴラを安全に抜くために愛の言葉を囁かんとしているところから始まります。
そこに、隣国の姫が病気であるとの一報が。

主人公とヒロインのすれ違いと、そのラスト、必見です。
幸せな詰め合わせをありがとうございます。

★★★ Excellent!!!

現代日本で植物学に通じていた学生が、自己犠牲の交通事故で亡くなり、異世界に転生します。その地で「先生」と呼ばれる学者に成りました。

四季折々の花が一斉に咲き誇る王国の花姫さまが病に臥せるとき、
植物学者の「先生」が彼女に施せる治療は、あるのでしょうか?

引き抜けば厄介なことになるというマンドラゴラの根のエピソードを伏線に、示される意外なものの拡散に心ほころびます。

ハートに届く物語でした。