陳琳の書いた曹操打倒の檄文って曹操の出自についてだという概要は知っているのですけれど、より具体的な内容に言及している日本語作品って見たことないのですよね。
作家なり出版社が自主規制したのか、話の本筋に関係ないことにページをとるのは無駄だと判断したのか、本当に人に読ませることのできないものなのか。
まあその全部ですよね(笑)
作者からの返信
「曹操は贅閹の遺醜」だそうです。要は祖父は薄汚い宦官で、父は金で三公の位を贖ったとか手酷く非難しているようです。
文字面からも相当貶しているのだろうと想像はできますが、これがその当時、本当にどういった重さを持っているのかは判然としませんけど。
まあ、物語としては全文を載せるまでもないというのはあるんでしょう。特に現在なら人権問題とかもあるでしょうし。
でも、そんな陳琳を許して召し抱えた曹操の性格を表すなら、この檄文ももっと注目されていいと思いますけどね。
>人材を集めるのが趣味の曹操だが、それだけではなく、どうも陳琳の書いた文書を読み返しては悶え苦しむのが、彼の密かな趣味になっているようだった。
曹操の一面をよく表している一文だと思いました。
自分は皇帝にならなかったことなど、合理的な考え方を持った人物のように思います。
ところで、曹操の趣味は人材を集めることですが、もう一つ、女性の趣味としては、他人の奥さんを好んだようです。世間知らずの処女などめんどくさかったのか、それとも他の理由があったのか。男の人の女性対する曹操のような好みにすごく興味があります。
そのことを杉浦さんの軽妙な筆さばきで書かれたものを、読んでみたいです。
作者からの返信
女性の好みでいえば、秀吉は身分の高い女性を好み、家康は逆に身分の低い女性を好んだとか聞きますね。
その点、光源氏は深窓の令嬢(ブスを含む)、人妻、お婆ちゃん、はては少女をさらって自分好みに育てるとか、節操がない気もします。そこは物語として紫式部が色々なパターンを試したんでしょうか。
わたしも、書いている小説の中で女性の好みが出てるかも。(読み返してみると、変な女の子ばかりですけど…笑)
どうも!水ぎわです。
ふふふ…床をのたうち回っちゃうんですね。
いいな、いいヘンタイっぷりだな(笑)。
ところで、今回の水ぎわのちょっぴりヘンタイ恋物語に、
奈衣さんとともに皆勤記録更新中ですよ。
ありがとうございますっ!
しかしその…ちょいと恥ずかしい部分もおありでしょうねえ?
申し訳ないです。
しかしまあ、ヒナさんちの曹操も悶えちゃうんだから、いいか(笑)
作者からの返信
「恋しい人は貴女じゃないと、彼女は言う」の応援コメント欄に真田奈衣さんの名前を見つけた時は驚きました。奈衣さんとはカクヨムに投稿し始めた頃からのお付き合いなのですが、読む小説の趣味が似てきたのか、と。(笑)
内容的には、おおう、と思うとこもありますが、水ぎわさんの文章はキレイなので嫌味がないです。朝、会社で仕事前にも堂々と読んでます。……ま、それもどうなのだろう(笑)