起きたら巨木が立っていた…

「なんだあれ………っ!」



(なんだあれ…全然木の頂点が見えてこないんですけど…あとなんか既視感があるんですけど…!??)


「母さん……あれなにかわかる?」

「わかるわけないでしょ!朝気づいたらあったんだし!」

(そうだ!こういうときは我らが莉乃に助言を…)


「圭くん、なんですかあれ!!?」

(ですよねぇ…わかるわけないですよねぇ。

っていうか呼び方昔のやつになっちゃってるし…)


ちょうどその時、電話がかかってきて半ば確信的なものを感じながら電話を取ると


「圭祐!なんかでっかいのあるぞ、見に行かないか!!」


(こいつなんで、こんなに楽しそうなんだ…?)

案の定、修からの電話だった。

となると次にかかってくるのは…

プルプ…ガチャ


「圭祐!でっかいのが…「わかってるからお前ら示し会わせたみたいに電話かけてくんな」

(幸いと言っていいのか騒がしい人たちのお陰で冷静にはなりはしたけど本当になんなのやら…?)


…災難のちハプニングな予感を清々しかったであろう朝に否が応でも感じさせられるのであった



こんな異常事態でも学校自体はあるらしく、そのまま圭右と莉乃は一緒に学校に向かっていたのだが、勿論なにも起こらないわけがなく…


……………………

時は少し遡り、場所は圭右の家から少しはなれ、影の所々から光が差す場所に「 」はいた。


「?」


「 」は目を覚ましてから感じる普段とは異なる空気に違和感を覚えて、ふと下を向いた。


「!??」


眼下には見たこともない灰色の集合帯が広がっていた。その集合帯のなかを奇妙な物体が往々に行き交っている。

その光景に、自身が今乗っている"枝"から落ちそうになってしまう。



「ここ………どこ…?」



____________________________________________

4話まで書いてみていますが、どういう話になっていくか見当がつかないですね💦

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つないで、つないで、つながって 暇な変人 @othimuthimu

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