81 祝3ケタ記念イチャラブる

「おい、桜子」


「え、何よ?」


「随分と長い間、俺のことを放って置いてくれたな」


「は? いや、だからずっと一緒に居て……」


「俺に放置プレイを仕掛けるなんて良い度胸じゃないか」


「いや、だから、それは私じゃなくて作者がああああああああああああああぁん!」


 グリグリッ、と。


 桜子の胸の中心に鉛筆の平たい部分を押し込んだ。


「あッ……はッ……!」


「ふっ、久しぶりなのに、随分と良い声を出すじゃないか」


「こ、この鬼畜カレシめ……」


「とか言って、興奮しているんだろ?」


「……く、悔しい」


「あ、そうだ」


 俺は懐からメジャーを取り出す。


 シャシャシャッ、と。


「あ、100cmになってる。おめでとう、夢の3ケタに到達だ」


「随分とあっさりしているわね!?」


「よし、二人でお祝いをしよう」


「お祝いって……」


「じゃあ、とりあえず今から100回エッチするから」


「はっ?」


「よーい、スタート」


「ちょっ、待っ……はああああああああああああああぁん!」




      ◇




 さすがに100回とまでは行かないけど。


 それなりにエッチをした。


「はぁー……はぁー……」


 裸で汗だく状態の桜子がベッドに横たわっている。


「いやー、さすがは100cmのおっぱい。エッチしている間、しこたま揺れていたなぁ」


 一方、俺は裸で椅子にふんぞり返って言う。


「す、すごく痛いんだけど……胸が」


「ちぎれそうだった?」


「うん……バカ」


「どれどれ」


 俺は椅子から降りて桜子の下に歩み寄り、桜子の胸に触れた。


「あっ、あっ……」


「うん、ちゃんと付いている。根元から元気だよ」


「こ、この変態……」


「ねえ、桜子。お疲れの所悪いんだけどさ、ちょっと俺のお願いを聞いてくれるか?」


「すごく嫌な予感がするけど、とりあえず言ってみて」


「今からお前のおっぱいをいじめても良いか?」


「お、おっぱいだけいじめるって……いつも割とそんな感じじゃない。鉛筆でグリグリしたりとか」


「でも、気持ち良いだろ?」


「うん、気持ち良い……じゃなくて。やめてちょうだい」


「じゃあ、ちょっとおっぱい踏んで良いか?」


「ねえ、人の話を聞いて……」


 むぎゅううううぅ……


「うくあああああああああぁん!?」


 俺は桜子の乳を踏む。


 もちろん、全体重はかけたりしない。


 あくまでも、足の裏でおっぱいを潰すだけだ。


「あ~、コレ気持ち良いな~。桜子の100cmおっぱい、メチャ踏みごたえがあるぞ」


「そ、そんなの褒められても嬉しくないわよ……ひぐっ!」


「ほらほら、あまり大声を出さない」


 グリグリ。


「うぅ~、またそうやって私の胸をグリグリして~……」


「気持ち良いか?」


「……べ、別に、気持ち良くなんてないし。最低の気分よ」


「そっか……じゃあ、もっと開発しないとだな」


「へっ?」


「こうやって、何度も足の裏でおっぱいをグリグリしていれば……」


 グリグリ……と。


「くああああああああああああぁん!」


「あ、そうだ。ちょっと足の指の間で……フフフ」


「ちょ、ちょっと、それだけはやめて」


「桜子、分かったよ」


「よ、良かった、さすがにそれはやめてくれるのね……」


「えいっ」


 ぎゅむっ。


「ふぁっ……だからそれダメエエエエエエエエエエエエエェ!」


 桜子はブリッジしそうな勢いで仰け反った。


 その後、ビクン、ビクンと体が震える。


「あっ、かっ……はッ……!」


「おい、大丈夫か?」


「……だ、大丈夫じゃない。お願いだから、もうこれ以上はいじめないで」


 桜子は軽くべそをかいて言う。


「分かったよ」


「とか言って、またいじめるんでしょ?」


「もう本当にしないよ」


 俺は桜子の胸から足を離す。


 ベッドから降りて、そこに横たわる桜子と目線を合わせた。


「ごめんな。苦しかったか?」


「……良いわよ、いつものことだから」


「けど、本当にすごいね。横から見ると、大迫力だよ。桜子の3ケタおっぱい」


「光一が……育てたんだよ


「そう言われると、可愛く思えて来るな」


 俺は散々いじめた桜子のおっぱいをナデナデする。


「良い子、良い子だ。桜子のおっぱいは良い子だ」


「お、おっぱいだけ? 私は?」


「桜子も良い子だよ。俺の最高の彼女だ」


「ズキュン……ねえ、光一。キスして……」


「良いよ」


 ちゅっ……ちゅくちゅく、と。


「……あっ……甘い……光一のキスが……甘いの」


「じゃあ、もっと甘くしてやるから。もっと可愛い桜子の声を聞かせて?」


「恥ずかしい……」


「今さらだろ」


 俺は桜子に覆いかぶさると、またキスをする。


 お互いに生まれたままの姿で密着すると、意外にも少しひんやりとして気持ちが良い。夏の季節に、これは良い方法かもしれない」


「ちょっと、クーラーを消してみるか」


「でも、そうしたら……余計に汗をかいちゃう」


「俺、好きだよ。桜子の汗だくな姿。だから、今も興奮しているし」


「バカ……臭いでしょ?」


「桜の香りがするよ」


「何それ。嬉しいけど」


 ちゅっ。


「あー、ていうか、この3ケタおっぱいマジでやばいな~……もう食べても良い?」


「……良いよ」


「でも、顎が外れそうだな……まあ、良いか」


 パクッ、と。


「あッ……す、すごい……」


「本当にでっけーなぁ、桜子の乳」


「い、言わないで……」


「でもこのデカさ、ちょっと日常生活に差支えが出るんじゃないか?」


「そうかもね。でも、光一が喜んでくれるなら……良いの」


「桜子……やべ、ますますお前のことを手放せなくなった」


「やったぁ。じゃあ、一生、桜子をあなたの……」


「ああ、エロ奴隷にしてやるよ」


「ぶっころ」


「冗談。お前は俺だけの嫁な」


「嬉しい♡」


 それから、しばらく二人でちゅっちゅモミモミしていた。







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