一歩踏み出した先はそういう結末か。真実は常に予想を裏切る。
勇気の橋。人二人が通るのがやっとの幅で、そのドロドロとした物体は、島と島とをつないでいた。よくもこの物体を橋と呼んだものだ、とカルロスは蔑んだ。一度足を踏み入れればたちまち足は吸い込まれ、そのまま体ごと全部埋まってしまう。この橋を勇敢に走っていきます。ラストには、この橋のあっと驚く正体が!