祭りの夜に取り残されてしまった二人の心。それでも時は積み重なっていく

あの祭りの夜の鮮烈な思い出に縫い留められたまま、何年も動けないでいる二人。お互いの心に傷を抱えたまま、それでも、静かに降り積もる時の流れがいつか二人を癒していくのでしょう。
短い作品ですが、読者の心に浮かぶ風景は鮮烈です。

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