秋祭り。主人公はお祭りの日に少女と出会います。少女を疎ましく思う主人公ですが……主人公と少女の交流にホッコリしました。疎ましそうにしているけど、少女に気をかけている所に主人公の優しさを感じるお話です!
シリーズ番外編なのですけれど、主役級の人たちが脇役として登場します。今回の主役は、誰これ?きっとシリーズに出てきたことがないモブです。材木商人のおじさんが祭で商品を売ろうと市場に荷馬車で向かっている、そんな小説。うまいですな。モブを主人公に、主役級のキャラのエピソードを描く。メンドクサイ拾いものをしてしまったオジサンもラストはニッコリです。
感謝の祭りです。作者様の代表作を知ってると更に、にんまりできます。妖精さんは、男性にとって重要ですね。良い話でした!
秋。豊穣祭。その国のお祭りの市場に、商品を売りに行こうとする男性が主役のお話です。ぶつくさ言いながら市場へと向かう男性の前に現れた小さな女の子。彼女は男性に「市場に連れて行ってほしい」とお願いをしますが……。 このお話の中身もほっこりする素晴らしい作品ですが、特筆すべきは物語の構成。短編としても素晴らしく、また「この続き」を思わせる見事な仕上がり。物語を書くときの参考にしたい作品です。 是非、ご自身の目で確かめてみて下さい!