今日のごはん 異世界変 『ぶり大根』

作者 石束

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★★★ Excellent!!!

なんという使命もなく異世界に飛ばされた人々がいて、生活も安定してきたある日、ふと「ブリ大根を食いてえなあ」と呟いてしまう。

分かります!日本人なら無性に食べたくなる食べ物が誰しもある。しかし、異世界にはブリも大根も醤油も無い。限りなくそれらに近い何かを求めて戦いに赴く彼らを誰が止められようか。

えー、ちなみにこれ書いてる今、朝の5時半です。凄いお腹すいた感じがします。帰りにスーパーでブリ買ってこようと思いました。あとマスクとかも売ってたらいいなぁ。

★★★ Excellent!!!

「食」
それに対する執念を激しく感じた。
そして禿同!
手に汗握る展開!!
その全てが良い!!!

物語の背景や状況が理解し易くそれが更なる没入感を生む、緻密かつ丁寧な文章!


生きる上で身近である「食」。
これを巡り人々の思いが重なり一つとなった。

これを読んでいる間、自分は彼らの仲間になれた気が、いや、もう仲間でした。

そしてオチが……(笑)

★★★ Excellent!!!

理不尽に異世界へ送られ、帰ることも叶わぬ人たちが安定を得た時に求めたものは、遠い故郷の味だった――。

そう、ぶり大根!
みんなでぶり大根作ろうぜ!!
ぶり大根のためなら死んでもいい!!!!(よくない)

四年に一度の大チャンス、命がけでぶり大根を求める人々のアツいドラマです。
読了後はぶり大根が食べたくなるので、そちらのご用意も併せてお勧めします。