第120話 「初めての栄誉」
壇上に立った男性は、ピシッとした身のこなしで一同に礼をし、「エトワルド候チェスターでございます」と短く名乗られた。やっぱり侯爵閣下だったようだ。
「本日はご多忙のところ、当式典へお越しいただき、誠にありがとうございます」と侯爵閣下は厳かな口調で話された。きっと、この場のほとんど誰よりも位が高いお方なんだろうけど、ご自身の地位を鼻にかけてふんぞり返るような感じはまったくなく、腰が低いんじゃないかと思ったくらいだ。
静かに始まった式典は、まず戦没者への慰霊から始まった。壇上に上がった進行役らしき男性が、侯爵閣下に代わって今回の戦いについて話し出す。
現時点で亡くなった方は28名だ。ただ、重傷のために明日をも知れない身となっている方もおられる。それに、戦いの後遺症で日常生活にも支障が出そうな方も。そういった戦いの犠牲になった方々は、大半が港湾の仕事――荷役から警備含め――に従事していた方々だ。
進行役の号令で目を閉じ黙祷をする。黙祷の間、港での戦いのことを思った。あの場にお嬢様が向かわれたことは知っている。一番陰惨な戦いに加わり、なんとか終結させたそうだけど……彼女が抱えているものの大きさ、その心痛のほどは、察するに余りある。
1分ほど続いた黙祷の後、進行役の方が式次を進めた。授与式だ。
後から詳しく教えてもらったことだけど、こうした場で授与される勲章は、勲一等から三等まであるそうだ。
勲一等は、1回の戦役や事変において、全体に多大な貢献をもたらした者に授与される。つまり、戦場が複数あれば、そのいずれにも影響を与えるか、あるいは主戦場が明らかであれば、そこで決定的な活躍をした者が対象になる。今回の戦いであれば、3つの戦場全てにおいて活躍したか、主たる戦場の王都で殊勲を立てた者が対象というところだ。
勲二等は、1つの戦場の全体に対して目覚ましい功績を上げた者に贈られる。戦場全体を見渡して統括したり、あるいは敵の将を討ち取って潰走させたり、そういう活躍をした者が対象だ。
勲三等は、二等よりももう少し規模が小さい活躍が対象で、戦場の局地で他者より抜きん出た活躍をする、あるいは勲二等を挙げた者に対して個人的な才覚で以って、欠かすべからざる貢献をした者に与えられる。いわば、勲二等の片腕的な役回りへの報奨だ。
今回の戦闘では、勲一等受勲者はいなかった。ただ、評定に参加した方々は、勲一等受勲者が必要にならないくらい、各戦場が局地的な戦闘で終わったからという見方をしているようだ。
進行役の方が勲一等がいない理由を述べた後、すぐに誰かが手を上げた。みなの注目を浴びる中、進行役の方に促されて彼が発言したのは、敵の将を敗走にまで追い込んだ一撃についてだった。心臓がドクンとした。
狼狽を必死で隠す俺だったけど、進行役の方にとっては想定済みの疑問だったようで、落ち着き払って返答した。曰く、攻撃においていくつか超法規的措置を取ったこともあり、それを公の場で褒賞するには難しい……とのことだ。
変な態度を取れば露見する、そう思うと気が気じゃなかった。説明を受けて納得する方もいれば、新たに疑問が湧いてきた方も居るようで、ホールはにわかにざわめいている。
ただ、そんなざわつきも長くは続かなかった。進行役の方は再び静かになったのを確認し、勲二等受勲者の紹介に移った。
勲二等の一番手は、お嬢様だ。港の防衛において主戦力になり、戦闘を終結させたことを評価されての受勲だ。名を呼ばれ、登壇する彼女を俺は遠目で眺めた。たまに見る、少し冷たさのある凛々しいお顔をされている。こういう場だからって理由もあるんだろうけど、少なくとも嬉しくはなさそうだ。
公爵閣下が勲章のメダルを彼女に手渡すと、ホール内は拍手の音で満ちた。拍手の音で、侯爵閣下が彼女に話しかけている内容はわからなかった。けど、少し彼女の顔が柔らかなものになったところを見ると、悪い話じゃなかったんだろうと思う。
続いての受勲者は、エリーさんだった。魔法庁からの受勲者が出ることに驚く方もいたようで、またホール内がわずかにざわついた。
彼女の受勲理由は、長官の指示を受けて迅速に行動し、魔法庁職員を叱咤激励して”余計なことを考える暇もないくらい”忙殺させたことだ。彼女がいなかった場合、大多数の職員が浮足立ち、手を遊ばせる形になりかねなかった。
また、魔法庁への不信感がうずまく中、むしろ庁外からの信望が厚い彼女が折衝にあたって、なんとか協力体制を構築できたのも大きい。王都防衛戦で特筆すべき点は民間人の死傷者が出なかったことだけど、そのことには彼女の働きが多大な影響を与えたようだ。
登壇した彼女は、やはりというべきか職員の制服を着ていた。その姿にもホールがざわついた。ただ、彼女への反感から来るざわめきではなく、むしろ感嘆の気持ちから来るものだったんだろう。彼女が勲章を受け取ると、そのときの拍手はお嬢様の時に負けないくらいのものだった。
拍手の音に包まれながら、侯爵閣下は何かエリーさんに話しかけた。何を話されたのかはわからないけど、彼女は目を白黒させていて、侯爵閣下は苦笑いをしていた。内容が気になる。
次の受勲者は……セレナだ。先の2人に比べれば無名の存在だけに、進行役の方が彼女の名を挙げた時、「誰?」みたいなざわめきが起こった。
彼女の受勲理由はシンプルで、王都の防衛戦で一番敵を倒したからというものだ。
魔獣を倒した際、その場に硬貨が落ちる。今回の戦闘では、参戦者の同意を得た上で硬貨を各種復旧に当てることになったけど、せめて誰の寄付分かははっきりさせようと、現場検証も兼ねて誰の戦果か割り出す作業が行われた。その結果、撃墜王に浮上したのがセレナだった。
彼女は西区の大通り沿いの宿から狙撃していたけど、西区には他に射手がいなかったので、西から飛んできた矢で死んだ敵は、すべて彼女の手柄になる。そういうわけで、他の射手と戦果がごっちゃにならずにカウントできたそうだけど、そもそもの撃墜量が圧倒的で比べるまでもなかったらしい。
王都の防衛戦は、際限なく湧き出すように見える魔獣の進行を食い止めるという、肉体的にも精神的にもハードなものだった。そんな状況で淡々と敵を倒しまくったセレナの活躍は、最前線の兵にとって無視できない心理効果を与えた。特に、大物の魔獣をあっという間に無力化したときなんかは。今回の受勲も、前線を支えていた衛兵の方々の声を受け、隊長も大いに同意して具申したものだとか。
もちろん、無名の若手をこういった場できっちり称賛することに色々な思惑はあるだろうけど、だからといって彼女の働きが水増しされているわけじゃない。誰にも負けない堂々たる戦果だ。
しかし、名を呼ばれて登壇した彼女は、堂々というには程遠かった。黒基調のナイトドレスを着たセレナは、カチコチに固まって右手と右足が同時に出る始末だ。ただ、笑い声は全く上がらず、むしろ温かな空気がホールに満ちた。
勲章を受け取り、やっぱり大きな拍手に包まれる中、侯爵閣下からのお言葉にギクシャクとした礼をして、彼女はそそくさと壇から降りて人混みに紛れた。人に握手を求められるたびに、彼女はかなり遠慮気味に対応していたけど、お嬢様と顔を合わせ何か話すとセレナは頬を赤く染め、やがて2人で抱き合っていた。仲良くなれたんだな、そう思うとなんだか胸が暖かくなった。
続いて名を呼ばれたのは、俺達4人だ。これにはかなり驚いた。エルウィンは、やっぱりなという顔で平然としているけど、他の2人は少し目を大きくしている。
受勲理由は、闘技場の戦いにおいてその場の人員を鼓舞し、一致協力することで敵戦力へ効果的な打撃を与え勝利に導いたから、というものだ。
敵主戦力はあのゴーレムだと思っていた。だから、あれを倒した閣下が受勲対象になるかと思っていただけに、俺達のほうが評価されるというのは意外だった。何か思惑でもあるんだろうけど。
ただ、きっと背後でなにかあるにせよ、こうした場でお褒めの言葉をいただき評価されるのは、嬉しかった。それも、禁呪の悪用みたいやり方じゃなくって、仲間とまっとうに協力して挙げた成果を認められるのは。
体は緊張していたけど、心は晴れ晴れとした感じだ。今まであまり目立たないように、とは思っていたけど、禁呪と魔法庁絡みの件が原因なわけで、これからは少し事情が違う。それに、こうして自分の功績として受勲したなら、伯爵家とかかわり合いになっているところを見られても、もう変に思われないだろう。相変わらず異界人という極秘事項はあるけど、それ以外の表沙汰にできないしがらみが少し解けて自由になっていく感じがあった。
4人の名を呼ばれ、揃って登壇する。リーダーだけに任せようかというわけにもいかないようで、視線と拍手に包まれながら歩くのは緊張してフワフワする感じもあったけど、いざ壇上に上がってホールに集う方々を見ると、なんだか感慨深いものがあった。こういう視線をお嬢様と共有できた、そう思うとなんとも言えない気持ちになる。
リーダーを先頭に、それぞれ勲章とお褒めの言葉を頂いていく。リーダーは緊張しつつも晴れがましく、エルウィンは少し固いながらも恭しく、ルクソーラは悠然として得意げな感じだった。
いよいよ俺の番だ。先の3人を見て、それにならって付け焼き刃な作法で勲章を受け取る。勲章は白く輝く金属製で、中央には花とそれを取り巻く葉の精巧な紋様が刻まれていた。手にすると実際以上の重みを感じる。
受け取った時の、俺の作法がちょっとぎこちなかったからか、その場の全員が少し微笑んだ。それから、侯爵閣下が少し申し訳無さそうな表情になって仰った。
「これからも苦労の種は尽きないだろうが……何か困ったときは遠慮なく声をかけなさい」
「は、はいっ!?」
思わぬ言葉に、つい肯定とも疑問とも取れるような妙な返答をしてしまい、今度は全員に小さく声を上げて笑われてしまった。なんだか、勲章よりも大きなものを受け取ってしまったんじゃないかという気がする。
壇を降りた俺は、侯爵閣下のお言葉、手にした勲章の重量感、周囲から注ぐ称賛の視線に、まるで夢見心地みたいになった。
俺がちょっとぼんやりした感じになった一方、式は滞り無く進んでいく。勲二等は俺達で最後のようだ。続いて勲三等の授与に移る。
勲三等になると授与する人数は勲二等よりも多くなる。勲二等は全員知っている方というか親しい仲だったけど、勲三等はさすがに人数が多く、知らない方ばかりだった。
その中で知っている方には、シルヴィアさんがいた。彼女の貢献は、ギルドマスターの指示に従い王都全体を回っては関係各所との連絡網を構築し、協力体制の確立に尽力したというものだ。加えて、戦闘中の働きもそうだけど、むしろ戦闘後の事後処理で目覚ましい働きをしたらしい。
当事者に言わせれば「厚かましい」とまで称される態度で、魔法庁の人員を手足のように扱き扱ったのも評価に値する働きで、いわば2人目のエリーさんみたいな動きだったようだ。
彼女は場馴れしているのか、登壇しても特に慌てる様子はなく、いただいた勲章を皆に見えるように掲げて一礼する余裕まで見せた。
他に勲三等で目立ったのは、セレナの相方として動いた”観測手”の女の子だ。別に戦闘要員というわけじゃなくて、セレナと同じ宿に住んでいるただのバードウォッチ仲間らしい。ただ、名人は名人を知るというか。セレナに言わせると凄まじい空間認識能力の持ち主で、相方がひっきりなしに獲物を教えてくれたおかげで自分の功績につながったんだとか。
こうした場で、治安維持関連の組織の関係者ですら無い、ただの民間人が叙勲されるというのは本当に珍しいことらしく、なかなかざわめきは収まらなかった。当の本人も、自分が場違いなんじゃないかとずっと思い込んでいたみたいで、登壇しても当惑気味の様子だった。
しかし、彼女が勲章を受けとると、その日一番の拍手が彼女を祝福した。民間人の叙勲は、今の王都が沈みきっているからこそ、軍人や冒険者にはとりわけ励みになったのかも知れない。割れんばかりの拍手に涙ぐんだ彼女は、やっぱりセレナの元へ歩いていって抱き合っていた。
終始良い雰囲気で進行していた会だったけど、少し微妙な感じの空気が流れた一幕もあった。
勲三等で宮中警護役の貴族、ハルトルージュ伯が呼ばれたときのことだ。伯爵と言っても年格好は俺と同じぐらいか、年下ぐらいにも見えた。おそらく、若くして家を継いだんだろう。
彼の功績は、瓦解しかけた防衛線に加わり兵を鼓舞しつつ、自身も多大な戦果を挙げたことだ。宮中警護という役職だけに、なかなか出撃の命令が下りなかったようだが、それでも短期間に目覚ましい活躍をなされたと、現場の兵がしきりに称賛したらしい。
しかし、登壇し勲章を受け取った時の彼は、さすがに侯爵閣下に対しては礼を尽くしたものの、どことなく浮かない態度だった。壇を降りるときはわずかに開けた彼の口からため息が聞こえるような、そんな表情をしていた。
しかし、彼が醸し出した微妙な空気も、場の熱気にすぐ流されてしまった。それでも、彼のことはなんとなく気にかかる。お嬢様以外で初めて見る、同世代の貴族の方だからだ。
勲三等の授与も終わり、最後に侯爵閣下が音頭を取って、場にいる全員の武運長久と親類縁者の息災、国の繁栄を祈念して乾杯した。
その後は各自思い思いに過ごせば良いらしく、退出も自由のようだ。特に誰か偉い方が自分の方へ寄ってくるような感じはなかったので、3人に一言断ってから俺は別の友人達に挨拶しようと探し始めた。
やがて、ハリーとサニーの姿が見えた。向こうも気づいたようで、それとわかるように手を振っている。合流するや否や、真っ先に「おめでとうございます!」とサニーが祝福してくれた。頭を下げるサニーの後ろには、少し恥ずかしそうに身を隠すセレナと相方の女の子がいる。手をふると、俺には2人とも微笑んでくれた。
「ありがとう。でも、やっぱり恥ずかしいな」
「そうか? 立派なことだと思うが」
「いや、人前に出るのがさ。知らない大勢の前って緊張しないか?」
「わかります」
「はい……」
俺の言葉にはサニーの後ろから2人が同意した。男の友人2人はどうもピンとこないようで、サニーには「もっと堂々としたほうがいいですよ」なんて言われてしまった。
「ところで、ネリーは? 来てない?」
「いや、来てるぞ。シルヴィアさんと一緒に、伯爵ご令嬢へ挨拶に行っているところだ」
ハリーの指差す先では、確かに3人揃って何か談笑していた。笑ったり、急に真面目な顔になったりしていたのが印象的で、話している内容が気になる。
何を話しているんだろうか、思い巡らしていたところに「この後どうする」とハリーが聞いてきた。
「どうするって……何か予定とか?」と聞くと、一度後ろに振り向いて、少し困ったような笑顔になったサニーが答えてくれた。
「実は、緊張してあまり食べられなかったので、そろそろ退出して落ち着ける店へ行こうかなって」
食べられなかったのは、たぶん女の子2人のほうだろう。まぁ、ドレス姿では食も進まないだろうし。一緒に食べに行くのはいいけど、せっかくだから受勲仲間の3人も誘おうか。この場の友人に聞いてみると「あちらの都合が付けば」と快諾してくれた。
さっそく、予定を聞きに3人の方へ向かった。すると、エルウィン、ルクソーラはせっかくだからと同行の意を早々と示した。ラウレースは、会場に普段の仕事仲間が居るということで少し悩んでいたものの、ルクソーラに服を引っ張られ、しゃーねーなーと笑いながら同行する形に。
3人を引き連れて戻り、会場の端の方のテーブルに場を変えてから軽く自己紹介したところで、ネリーをどうしようかという話になった。
「さすがに、話の腰を折るのは失礼だろう」とお嬢様に対して遠慮を見せるラウレースだったけど、それに反論したのはルクソーラで、「ご一緒すりゃいいじゃん」と一蹴。彼女の意見に、サニーの後ろからセレナが賛同し、なんとなくその場の流れでハリーとエルウィンがお呼び立てに向かうことに。
背が高い男前の2人が、女の子3人に話しかけている様は、遠目にはナンパにしか見えなかった。ややあって、ネリーはお嬢様の手を引いて人混みをスイスイかき分けてやってきた。
「お待たせ!」というネリーに、「シルヴィアさんは?」と俺が聞くと、あの先輩的にはこっからがパーティーの本番だからと、残ることを選んだそうだ。
「こっちの組も面白そうだって、だいぶ悩んでたけどね」
「今度、何かで誘いましょうか」
「そうですね。今日の話の続きに、後日何か甘いものでもどうです?」
「そうしましょう」
お嬢様と自然体で話すネリーの有り様に、ラウレースは衝撃を受けている。前から思っていたけど、かなり貴族に対する尊敬の意が強いようで、ネリーをたしなめるところまではいかないものの、だいぶドギマギしている。
合流してちょっとした集団になったところで、ルクソーラが「そろそろ逃げたほうが良くない?」と言った。ハリーがすかさず問い返す。
「逃げる?」
「いやさ、勲章がこんなに密集してると、誰かの目に止まって捕まるんじゃないのって?」
言われてみればそのとおりで、他の誰かに絡まれる前にと、俺達はそそくさと会場を後にした。
夕方に始まった式だったけど、外に出るとすっかり暗くなっていた。灯りには
王都へ向かって歩いていると、いつの間にか女の子グループと男グループに別れていた。女の子グループの真ん中にはお嬢様がいて、他の子達と楽しそうに話している。今までも集団の中心にいたであろう彼女だけど、これまではきっとドーナツの中心みたいなもんだったんじゃないかと思う。それが今では、距離感なんて気にしなくていいくらい、みんなが親しげに接している。ちょっと前に、友達の増やし方で相談を受けたときのことを思い出した。もう、大丈夫かな。
あんまり女の子ばかり見てるとイカンと思い、男どもの方に注意を移すと、ハリーとラウレースが魔法と近接戦闘の組み合わせについて談義している傍ら、サニーとエルウィンがこれからの店の選択に頭を悩ませていた。
「店が空いてそうなのは東なんですけど、どうです? ちょっとうるさいと思いますけど」
「そうだな。酒を自粛している店は静かだろうが……」
「店自体が沈んでる奴ですよね、それ」
「なかなか言うな」
初対面の頃、かなり控えめな印象だったサニーも、今ではかなり積極性を見せてきている。こういう場では幹事みたいな役回りを買って出ることも多い。ラウレースが感情面でのリーダーとするなら、サニーは実務系のリーダー気質というか、そういう適性があるんじゃないかと思う。
この先どうなるかはわからない。けど、みんなきちんと先に進んでるんだな、そう感じた。
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