第5話無双

 あぁぁぁよく寝たぁぁぁあ 

「俺サッカー部に入りたいからこれからも応援よろしく、あとこの入部届にサインして」

 俺は親にサッカー部に入ることを話した。

「分かったわ。でもあなたやるからには最後まで頑張りなさいよ」

 節子は当たり前のように賛成してくれた。

「ありがとう。かあさん」

 俺は入部届をバックに入れて家を飛び出した。


 「キーンコーンカーンコーン…」

 「よっしゃーーーーー部活だーーーーー」

 一日の授業が終わったというチャイムが鳴ったと同時に、俺は嬉しかった!

「真雪部活いこうぜ」

 俺はテンションが上がっていたので何も考えずに真雪を誘ってしまった。

「ひゅーひゅー」

 優に煽られたが、俺はそんなことはどうでもいいくらい部活楽しみだったので、気づかなかった。

「和田も行くぞー」

「漸区でいいぞ」

「おけ」

「じゃあ行ってくるわ。優また明日な」

 俺はとにかく早く行きたかった。

「空、集合場所どこだっけ?」

「漸区おまえサッカー部の部室以外にどこに集合すんだよww」

「確かに天才だな。空は」

「お前があほなんだよ。」

「ふふふ」

 真雪は可愛い笑顔を見せてくれた!

「私は着替えてからだから、またあとでね。」

 真雪とは更衣室前でお別れをした。


 部室に着いた。

「こんにちは、春山空です。もう入部届出したので、これからよろしくお願いします」

 俺は緊張よりも楽しみが勝っておっきい声で恥ずかしがらずに挨拶ができた。普段ならこんなにあっさりはいかないのになあ、と思った。

「和田漸区です!よろしくお願いします!」

「おうよろしくな!」

 部長の美雲叶みくもかなえが快く受け入れてくれた!いい人だなと思った。


 部長からメンバー紹介がありました。

 部長の名前は美雲叶、副部長は片桐伯かたぎりはく、会計は多岐吉良たききらと言う役職。

「よし練習する前にチーム分けします!経験者と未経験者で分かれてください!今日は経験者はゲーム練習します!未経験者はミニゲームしますよ」

 自分はゲーム練習に参加することにできた!嬉しいかった。


 今日の練習はゲーム練習が三試合あった。俺は一試合目ハットトリックを決めて、部活のみんなからの支持を得たため沢山二試合目はパスが沢山回ってきた。そして4点決めました。三試合目は久しぶりだったので体力が切れて一点しか決めれなかったものののかなりの活躍を見せた。


 その後

「空君お疲れ様!すごい上手いんだね!ボールが足にくっ付いてたよ!私も空君たちをサポートできるように頑張るね!」

 真雪が俺には天使に見えた。

「ありがとう真雪!」

「おいおいもうラブラブなのかよー」

 部長がからかいにきた。

「やめてくださいよー部長ーー付き合ってすらないですよ」

「そうか、期待してるよ次期エース」

 俺はお辞儀した。


「これからは空と漸区をAメンバーに加えて練習していきたいと思います。他の人もAメンバー上がりたい人は練習内容をみて入れ替えます。仮入部で来てくれた方もみんなありがとうございます。明日もありますので良かったらまた来てください」

 終わりのミーティングで部長から発表があった。


「真雪一緒に帰ろー」

「いいよ」

「あのさ、真雪、俺さ今日めっちゃカッコよかったろ?」

「うん、すごいかっこよかった!!!あんなに上手い人初めて見たよ。レギュラー入れるかな?」

「入りたいなぁ、折角やるならガチでやりたいし!」

「私応援してるよ。じゃあ私こっちだから」

「あのさ」

 俺は言うのをやめるか迷った。

「どうしたの?」

「俺さ真雪のこと好きだから俺と付き合って欲しい」

 言ってしまった。今日はあまりにも調子良かったからつい言ってしまった。

「いいよ!空、私で良ければ」

「ありがとう!大好き」









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ハーレム高校の真実 鈴王 @SUZUO

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