4部屋目への応援コメント
次のドアを開ける力=覚悟かな?
選択する覚悟とか・・・・。嫌な事、たとえば思い出す覚悟とか、ね?
間違った運命の選択肢をしたのかな?
そうだなあ・・・。あれだよ、未来において決定されていた運命の情報を無理やりに書き換えようとしてるとか。
だとすると、すでに何周か、いや、何周もしてることになるね?
繰り返しているのを、途中から記憶してるのかある地点で記憶がリセットされたのか。
蒸発の説明がつかないな。なぜだろ。
でもさ、夜間のようにって言ってるけど、水は『状態変化』しただけでH2Oとしては存在してるよね?
言い換えれば、形を変えて存在しているみたいな。
、まあ、だからなんですかね。
今日もじらすか。
3部屋目への応援コメント
『今までは』てことは、これは今までで一番軽いことを示唆してる?
ドアまでは直線。寄り道したらそれがまた別の選択肢・・・?
それとも。
カーペットが敷かれているのか。淵が金色・・・あれか。赤色の王族が使ってそうなイメージの。そーゆー所はやっぱり物足りないなあ。
ソンな事より。気になる文章発見。
『私には明るすぎる』。この表現が良き。さっきまでの暗い所から反転したからまぶしいという風に書いてある気がするけど実際には比喩か。
今まで無視してたけど、『音が響き渡る』?
んん?んんんん?
物が少なくないのい?物はいっぱいある。なのに反響?
シャンデリアもあるのに…なぜだ・・・。
壁は何もしゃべらない=自問自答でもしてるの?
1部屋目への応援コメント
ドアノブが冷たい=金属だと思った。
本気で考えていきます。
はじめよりも、軽いドアてことは侵入を拒んでないという風に感じた。
要するに、勧誘しているような。
暖かい、食品があるなどから、ウェルカムシャンパンみたいな感じかな?
招いた、招いていないにかかわらず礼儀として歓待するみたいな。
なんとなく、永劫にも感じた時間が重要な気がした。
ここからは考察(笑)?
いや、ただの感想か。
とりあえず、人生においての選択を行ったような感じがした。
部屋の中での進む速度が『時間』、この部屋自体が『選択肢』。
最後の文章で消滅したというのは、『運命』は基本的に一つしか選べない。つまりそれ以外の選択肢は消滅する。
選ばれなかった世界線みたいな感じ。
一つ一つが世界線として独立しているみたいな。
さて、次の部屋に行きますか。
作者からの返信
さすがHollow先生やで。
まさか、部屋ごとに考えてくれるとは思ってなかった!まじで嬉しい。
もう、部屋ごとに考察するか否かという点において、私と違ってきてるわけよ。
だから意味深な小説は面白い。
考察について。
時間の経過はあんまり意識しなかった。けど、確かに選択肢があって、それを見てるという風には考えてた。
消滅についてもそう。「選ばれた」ということは、「選ばれなかった運命」の裏返しだからね。「選ばれなかった運命」も本当は存在してる。そんな気がします。
最後の部屋への応援コメント
私はこの作品を読んで、1番目の部屋が主人公の思い出の根幹であったが2番目の部屋がそれら壊されてしまったことを指しているのでは無いかと思った。そして3番目では交わりたかったけど一歩踏み出せなかった事。4番目では最も信頼の置く人(恋人)は自分よりも他人と過ごす事の方が良かった。という風に主人公の人生の縮図と私は感じました。
作者からの返信
考察、ありがとうございます。
やっぱり、人によって解釈が違ってくるものなんですね。
3部屋目と4部屋目についての考えが私とずれていました。
こういう考えの違いを知りたいがために、この小説を書きました。
具体的な考察を書いてくださったのは、のり玉さんが初めてです。ありがとうございます。
私の考えは、今後、本編補完で書いてゆくつもりです。よかったら読んでください。
最後の部屋への応援コメント
それぞれ何を例えてあるのだろうと、ものすごく考えながら読みました。
と同時に、先がすごく気になる感じで、私もいっしょに次のドアへ進んでるような。
エンタメと哲学(?)が融合したみたいな……絶対自分には書けないし、
今まで自分からは触れる機会もあまりなかったような世界で、
楽しかったですし勉強になりました!
こういう作品に出会えるので、自主企画はいいですね!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
それぞれのモノにはちゃんと元となっている現実の物がありますが、それぞれの読み手様が好きに解釈してほしいと思ってました。
こういう作品を書いたのは本当に少ないのですがね…
勉強になると言ってもらえて、光栄です。
編集済
最後の部屋への応援コメント
さて、書きますかね。・・・つかれた・・。
まずは『5部屋目だけ』での考察をば。
ドアがない=終着点なのはわかりやすいね。ただ、今まで書かれていたドアの材質や重さ軽さが分からなくなったのはちょっと不気味かな?
光源がないてことは、まったくの無明?まっくらか。
ふつう歩けないと思うが、それが『覚えていた』で補完されているのか。
さて、カーペットすらも無い・・・か。部屋の材質とかはどうだったんだろう・・・。
前まで、物があったのに反響音が響いてたのに対して、今は真反対か。
てことは、今までの物全て・・・【1部屋目の『歓待』も2部屋の『恐怖』も3部屋目の『豪華絢爛』も4部屋目の『奇物』も含める全て】に対して相反するのかな?
だとすると、今までの部屋は、4部屋で1つという考えになるな。ご部屋目が独立する・・してる、と。
さて、本題だ。
まず、これで繰り返していたのはわかった。
ここで二つの疑問、だ。
総合的に言うと、なぜ繰り返しているのか。
これを2つのアプローチで考えたいと思う。
一つは主人公(暫定)は『なぜ同じ選択肢を繰り返し選んでいるのか』。
もう一つは、部屋の主(カタカナの謎の声)は『なぜ主人公の記憶をリセットしてまで繰り返させるのか』。
簡単に考えてしまうと『手放したくない&手放させたい、共通の【何か】がある』と言う事に尽きる。
さて、深堀をしよう。
まず、上記で述べた【何か】が「奇物」であることは確実だ。
その次に今まで出てきた「固有の奇物」ではなく、「奇物という概念」を求めていると推察できる。
だが、なぜ「歪んだ笑み」を浮かべていたのか、また何故主人公は「少し」だけでも逡巡したのか。この二つの謎が残る。
だが、後者はなんとなくわかる。記憶がないからだ。正確には消されたから、である。
そしてここで面白いことが起こる。
記憶喪失をすると人格が変化するというのは、言わずと知れたものだろう。
・・・・ということは、だ。繰り返した分だけ「人格が変わる」ということだ。
「人格の変わった人間は果たして、同じ人間なのか」その言葉に集結する。
先ほど打った、主人公(暫定)は同一の人物とは言えないために書いたのである。
しかし、だ。
人格が変わっても求めるほどの【何か】ではあったと言う事だ。
反対に「マタカ」といった部屋の主はその記憶が保持されていることになる。
それなのに、変化・・・要するにその【何か】以外を選ぶことを望んでいることになる。
つまり、この二つの生命(暫定)のそれぞれの存在に直接影響するような【何か】になったことになる。
記憶喪失のなかに、『解離性健忘』と、『解離性障害』というものがある。
まあ、あまりに衝撃的な情報を脳が現実逃避するため発生する精神障害の一種だ。
内容は、まあggればわかるが、ある情報Aの影響で『自分が自分であることを忘れてしまう』状態の事を指す。
結論から言うとその二つは、『同じ存在』なんだと思います。
ただ、一つは、その【何か】を忘れたくない、失いたくないという感情であり。
もう一つは、その【何か】を忘れさせたい、新しく進み始めたいと考えるものなんだと思います。
カタカナ声は、その記憶を消してでも新しく始めたい。だから「自分ではない自分」と戦う。反対に主人公(暫定)はそれを、その【何か】を取り戻したいと試みるのか。
本来思い出せない【何か】=【失ったモノ】。
それを無理やり思い出そうとしているから、運命が崩れる。
そしてそれを修正するべく5部屋目でカタカナ声が出てくる。
【失ったモノ】が何にせよ、それは記憶の形だ。
つまり、この二つの生命(暫定)は同一人物で【生物】もっと言うと「人間」であると考えられる。
さて、終盤だ。
1~5の部屋は全て記憶の中からそれらしいものを引っ張り出して作られた【意識の世界】。
上記の反響音も常識の通じない現象も、意識の中・・・もっというと「彼」の中なのだろう。
さして、二つの意識がぶつかり続ける。
ぱっと思いつく限りだと。
【何か】=【失ったモノ】=【愛していた女性】。
二つの意識=解離性障害を発症した「彼」のなかで発生した二つの存在。
部屋=混濁した意識のなかで生成された記憶の集合体。
だろう。
ストーリーを作るなら、『彼』は『彼女』を失った悲しみに耐えられなかった。
その結果、意識を落として精神障害を引き起こした。
落ちた意識の中で、人格は二つに分離。それぞれの目的の為に対立。
どちらかが勝った場合、その人格で目を覚ますのだろう。
奇物はその二つに彼を引き裂いた、彼女の記憶そのものだから脳みそが拒絶反応を起こして思い出せないようにロックされているのだろう。
最後にこの考察の締めくくりとして。
主人公とは誰でもない。
この『物語』なのだろう。
Q.E.D.です。1時間かかった。
絶対返信してね。
追記。
ドアについての考察。
ドアは、試練と考えた。
本来、カタカナ声である部屋の立場からしたら、ドアなど必要ない。
なぜなら、主人公が部屋の中にあるなにかに興味を示した時点で、消滅するから。
ドアなど作る必要性はないのである。
持論の先に述べたが、これは意識の乗っとりあいをしているのだ。相手が自分の存在理由(「彼女」を思い出すこと)以外に興味をもったらそれで勝ち。ドアを作る方がおかしいのだ。
つまりこのドアというのは、[彼]総体としての弱さであると考える。
彼は思い出すのと出さないのに分裂してなお、全体として「彼女」の存在を忘れたくなかった。
だから、必要のない甘さである[ドア]を作ったのだ。
つまり、この話は主人公は[ドア(試練)を進めれば勝ち]で、部屋は[ドア(試練)]を進ませなければ勝ちであるということだ。
つまりこの物語のタイトルである、[ただ進めるだけのドア]とは。
「彼女」の事を思い出したいと言う総体としての弱さと、それでもなお対立するこの状況に対する皮肉であると言える。