最近、私にとって春は花粉がきつくて眠れない季節になってしまった。。。そんなことじゃなくて!この小説は、ある春の公園のひらひらと落ちる桜の花びらをとるのが難しいように、本当なら彼を掴めるはずもないだろうに、だけど、覚えている、忘れちゃいない彼女はやってのける。彼と一緒に過ごした日々がそれを可能にする。人って、どこに生きているんでしょうね。誰と生きていたんでしょうね。自分がいる場所、その存在をㇵッとした感動をもって改めて教えてくれるそんな小説でした。あと少しで春が訪れますね。最近全然散歩してないな。
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