第4章-2
結夏を送り届けた後俺は社長室に入った。今日は特に大きな仕事も無いし皆それぞれの仕事に集中してもらおう。
俺も少し溜まってしまっていた資料の整理をする事に。
「失礼します。〇〇会社の✕✕様がいらっしゃっております。ご案内してもよろしいですか?」
「あぁ、お願い。」
「かしこまりました。」
そういえば今日、1件だけ打ち合わせで来るんだったな。完全に忘れていたよ。
会議室に行くと約束をしていた〇〇会社の方がいらっしゃった。
「長野社長、今日は忙しい中お時間を取っていただきありがとうございます。」
「いえ、こちらこそお忙しい中ありがとうございます。」
「では早速今回の取引に関しての内容なのですが…。」
挨拶をして今回の案件を話し合った。
〇〇会社は会社設立当初からの取引先で本当に良くしてもらっている。
だから絶対に取引を辞めにするとかはしたくない。だから1回1回の打ち合わせを大事にしている。
「今回はこんな感じでどうでしょうか?」
「その方向で行きましょう。」
「分かりました。これからもよろしくお願いします。」
「こちらこそよろしくお願いします。」
今回の打ち合わせも何も問題なく終わる事が出来た。
〇〇会社の方をお見送りしてまた社長室へ。
資料の整理の続きをしていたら気付いたらお昼の時間に。
さてとゆっくりお昼でも食べますかね。
「長野、そろそろお昼行かないか?」
「おう、有原。そうしようと思ってた所。」
「じゃあいつもの食堂でな。」
「あぁ。」
有原も丁度お昼を食べようと思ってたらしく俺を誘ってきた。
いつも俺は結夏と一緒でお弁当を持参。有原は食堂のご飯を食べてる。
俺は弁当を持って食堂に行くと有原がいつもの席を取ってくれていた。
「お前はいつも偉いよな。結夏ちゃんの分もちゃんと手作りしてるんだろ?」
「まぁな。でも親が仕事でいない分ちゃんとしないとと思うとな。」
「結夏ちゃんがお前にしっかり懐いてる理由も分かるよ。」
「俺も好きで作ってるし結夏も喜んでくれてるから助かる。」
俺は料理を作ったりするのは嫌いでは無い。だから弁当を作るのも全然苦では無いのだ。
結夏も美味しいって言って食べてくれてるし作りがいもある。
2人で時間まで色々話して社長室に戻った。
さてと結夏を迎えに行くまでの間になるべく仕事を終わらせておくぞ。
有名な会社の社長の妹はまだ3歳 葵 @amnos51
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