学生時代に習った文章の書き方だけを頼りに、見様見真似で小説を書き出した者というのは、いつも自分の書き方に不安を感じているかと思います。
なんとなくのキャラ作り、なんとなくのストーリー作り。でもなんだかのっぺりしていてメリハリがない……?でも何処が間違っているのかわからない。
そんな時に、チェックしておきたい項目がずらり。
憲法風の固めの条文になっているのですが、それが簡潔でとても覚えやすい。なおかつそれぞれにきちんと解説もついていて、それが小気味よくて面白いのです。
100%確実にこれさえ意識すれば、完璧で面白い小説が書けるというわけではありませんが、ここは気を付けておきたいと思うポイントが明確になり、自分が出来ていない部分にも気づけたりも。
文字数も少なく読みやすい構成なので、気軽にパラパラと眺める感じで読み切れます。自分のお話作りに不安がある独学の方、さあ今から書く方にチャレンジするぞ!という方にお勧めします。