第2話
1回目は痛すぎて断念。
2回目も痛すぎて断念。
3回目、4回目と続けたが痛すぎて断念してばかりで、ハヤトがコンビニで買った6個入りのコンドームも挿れてもないのに無くなってしまった。今、あの頃の事を思い出すと間抜けすぎて笑ってしまう。どれだけセックスというものに憧れがあったのだろうと。
その後も続けたが入らず、私は申し訳なさから泣いてしまった。
ハヤトは優しく抱きしめてくれて、頭を撫でながら一緒に頑張ろうね。と言ってくれた。あの頃のハヤトはどこに行ってしまったのだろう。
その優しさに触れ、12回目でやっと入った。
痛かったがゆっくり動かしてくれたおかげですぐに痛みは慣れた…と思う。正直あまり覚えていない。
その日は2人で喜んで、深夜にも関わらずコンビニエンスストアで某メーカーのコンドームを2箱買った。
家に帰ってセックス。少し寝てセックス。お風呂あがりにセックス。1日で4回もしたのはこれが最初で最後だった。
フローズンマルガリータ コユキ @koyukidarumachan
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。フローズンマルガリータの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます